スダチシロップ | アブエリータの備忘録

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Yesterday is history,
Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".

 

秋刀魚に添える時だけ買っていたスダチ、今年は大量に生った。

 

 

 

ネットでスダチの大量消費の方法を調べたら、シロップとかマーマレードのレシピがあった。マーマレードはかなり手間ひまがかかりそうなので、超簡単(でもなかったが…)なシロップを作ることにした。

 

 

以前に、梅シロップを作ったら美味しくて3ヶ月で飲みきってしまった。1キロの砂糖を使ったシロップを100日で飲んだということは、1日に10グラムの砂糖を摂取したことになる計算。それでぞっとして梅シロップを作るのを辞めたのだった。

 

 

お風呂上りにカルピスを炭酸水で薄めて飲むのもスダチシロップも変わらないかなぁ…と、懲りもせずスダチシロップにチャレンジすることに。

 

 

棘がいっぱいの木からダンナにもいでもらったスダチ2キロ。キレイに洗って一つ一つ丁寧に拭く。

 

 

 

2キロのスダチを1キロずつ別々に作ることにした。というのも、今年6月に作ったラッキョウ漬け2キロを雑菌が繁殖して捨てる羽目になったので、被害を最小限にするためだ。

 

 

砂糖はスダチの重さと同量の1キロ。昔はお葬式に参列するといただいたグラニュー糖が山ほど残っていたのでそれを使うことにした。

 

 

 

5gの小袋を200本!在庫の半分は消費したと思う。

 

 

 

スダチ一つを4枚に切ったがこれで1キロ分下差し容器はそれぞれ2リットル。らっきょう漬けの失敗もあるので、熱湯で消毒してから焼酎を回しかけておいた。

 

 

 

背高の瓶に上のスダチとグラニュー等を交互に入れて最後に80mlの酢(雑菌の繁殖を防ぐらしい)を入れた。

 

 

あと1キロも同じように4等分にして、これには料理には使わない上白糖を消費することにした。この量の砂糖を見るとひいてしまうが…。

 

 

 

背高の瓶にはテキトーにスダチと砂糖を交互に投げ入れていたら入りきらなくなりそうになったので、背の低い方はミルフィーユのように丁寧に順に重ねて入れた。

 

 

 

スダチ2キロを切った後に手を洗った時、手がすべすべになっていて驚いた!

 

 

毎日何回か瓶ごと振って砂糖を溶かせるのだが、いっぱいに詰まっているとやりにくいことこの上ない。大きい瓶を使った方がいいと学んだ。

 

 

1週間から10日経つともう飲めるとのこと。スダチの皮の色も変わってきた。

 

 

 

炭酸水で薄めて飲んでみるとちょっと苦味があってとーっても美味しい!スダチ自体は長く漬けておくと苦味が増すようなので10日くらいで引き上げた方がいいらしい。

 

 

沖縄のシークァーサーの苦味が認知症予防にいいというテレビ番組を観たが、スダチには同じ成分は入っていないようだ。しかしながら、苦味が体に良いと信じて甘さ控えめに飲んでいる。

 

 

シロップから出した大量のスダチを捨てるのは惜しかった。マーマレードにでも再利用できたかもしれないがそこまでの気力は無かった。簡単と言えど、かなりの手間がかかった。

 

 

スダチの木に残っている実を全部とってきてもらったらまだ2キロあった。半分の1キロをもう一度シロップに作った。先に作った2瓶のシロップは材料費がゼロ円だったが、今度は氷砂糖を買ってきた。スダチも半分に切った。

 

 

 

4リットルの容器で1キロ分を作るのが大正解。

 

 

 

氷砂糖は溶けにくいが、容器が大きいのでグルグルガチャガチャ振り回せる。しかし、10日以上経っても未だに全部溶けない。今後は氷砂糖を使わないことにする。

 

 

今回はスダチの魅力を見直した。さわやかな酸っぱさで何に使っても風味がアップする。おすそ分けしたお姉さま方も大喜びだった。

 

 

お風呂上りの冷たいスダチソーダも、柚子茶のようにホットで飲んでも美味しい。シロップを飲むのは私だけだが、合計3キロの砂糖をどれだけの期間で摂取してしまうのだろう。