姫路城行き | アブエリータの備忘録

アブエリータの備忘録

Yesterday is history,
Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".

延び延びになっていた姫路城行きがやっと実現した。


一緒に行ったのは2年前に白内障の手術をした時のいわば“同期の桜”。同じ先生に同じ日に執刀をしてもらった。


9日間の入院中の検診ではいつも顔を合わせていた。だんだん話をするようになり、お互いに「ちょっとした異常」を語り合っては慰めあって、まさに「同病相憐れむ」の状態だった。


退院後も何回かの検診の度に会っていろいろ話をした。苦しいときを共に過ごした友は“戦友”にも似た連帯感がある。


当時、彼女は私より一歳若い57歳で、私の実家がある隣の町に生まれて今も住んでいる。年が近いので共通の知人がいることもわかった。


退院後も何回かランチを共にしながらいろいろ話していると、なんとお互いが親戚だということがわかった!?私の伯母(父の姉)と彼女の伯父(母の兄)が夫婦だったのだ叫び


私の父も彼女の母親も9人兄弟の8番目と9番目なので、私にも彼女にも多くの伯父や伯母がいたのだが、二人とも一番好きだったのがこの伯母だった。


伯母も我々を可愛がってくれて、3人の息子の誰かの嫁さんになってくれと私にも彼女にも言っていたのだ。私には次男を薦めていたのだが彼女には長男を薦めていたらしいあせる


二人で「伯母さんが引き合わせてくれはったんやなあラブラブ」とつくづくその縁に驚いたものだった。


もう一つ。昨年11月に美輪明宏さんの音楽会へダンナと行ったことをブログに書いたが、あの日、休憩で会場が明るくなった時、なんと隣に彼女達夫婦が座っていてびっくり叫びよっぽど縁があるのだろう。


彼女の住む町はかなりの「田舎」で、生まれてからずっとその地に暮らしているから完全に地元の人。地方の方言丸出しなので、まるで村のおばあさんと話しているような気分になるあせる多くの古い慣習がそのまま残る町でしっかりと根をはって生きている姿は見事合格


地域の神事や同年会、農協の同好会、それらの活動など、「よくやるなあ。私には無理やなあ」という気持ちで聞いていた。


話しているとほんとにおもしろいし感心させられる。地域の常識の中に納まりつつ、自分流をとおしているところがすごいビックリマーク私のちっぽけな(に思えてしまう汗)悩みなど一蹴してしまうような逞しさを持っている。


世間智にたけた人だクローバー私の悩みなどアホらしくて話す気にもならないような癒され方をする。



そんな彼女も私も自称「晴れ女」晴れ朝まで降っていた雨がぴたりとやんで、姫路城ではサングラスが必要なくらい晴れわたった桜



お昼は播州名物の穴子弁当とにゅうめん、夜は京都で和食のディナーバイキング。丸半日をしゃべり続けて過ごした。



4月半ば以後は「平成の大修理」で入れなくなる天守閣に登ったけど、姫路城はやっぱり外から見るのが一番ひらめき電球


しかし姫路は遠かったなあ電車「晴れ女」最強カップルで今度は尾瀬行きかな…新幹線