新緑の季節がやって来ましたね。
お茶の国日本では新茶の季節の
到来でもあります🌿
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240425/15/rikotea/d4/4a/j/o0787108015430308619.jpg?caw=800)
先日、私の紅茶の恩師でもあり
掛川お茶大使でもある麻子先生
と一緒に掛川に行ってきました。
今回は麻子先生がダイレクターを
務めるティーアカデミージャパン
の研究会でしたので、顔馴染みの
ティーアカデミーのスタッフや
以前ティーアカデミーで
学んだ時のお仲間も
ご一緒でした。
普段見ることの出来ない
荒茶の製造工場や仕上茶の工場、
そして新芽が出始めた茶畑を
見学できるということで
行く前からワクワク♥
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先ずは掛川市役所訪問。
入口の屋根にはお茶の葉の形の
屋根があり…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240425/16/rikotea/e2/db/j/o0607108015430330950.jpg?caw=800)
市役所の中には茶園で
よく見かける防霜ファンも
ありました。室内の換気にも
貢献しているそうです。
市役所にはお茶振興課が
あるとのことで
今回もお茶振興課の方達が
車で案内をして下さいました。
お昼ご飯は茶蕎麦定食を頂き
その後、東山の茶畑へ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240425/16/rikotea/79/70/j/o1080060015430330953.jpg?caw=800)
こんな感じの新芽が出始めた
茶畑の風景が遠くまで広がって
います。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240425/16/rikotea/ea/83/j/o0803108015430330956.jpg?caw=800)
東山の山頂には茶文字。
この木はヒノキとのこと。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240425/16/rikotea/91/38/j/o0707108015430330965.jpg?caw=800)
新芽が眩しい茶畑✨
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240425/16/rikotea/27/6d/j/o0607108015430330968.jpg?caw=800)
インドやスリランカに比べると
お茶の木の高さが低いかなと
感じました。大きな茶摘機で
茶摘みが出来るように蒲鉾形に
新芽が出揃っていて本当に
美しかったです。
そして掛川の特徴でもある
茶草場農法ならでは干し草が
たっぷり敷かれたふわふわの
地面。
静岡の茶草場農法は
世界農業遺産にもなっています。
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こちらのすすきや笹等を刈って
干して茶畑に敷き詰めている
とのこと。
茶畑の写真を撮っていたら
急に雨が降ってきてギリギリ
セーフのタイミングでした。
このあとは荒茶の工場のある
東山茶業組合へ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240425/16/rikotea/aa/57/j/o1080060715430330975.jpg?caw=800)
こちらの工場は掛川でも一番
規模が大きいとのことで
一日10t(10000kg)程の荒茶が
製造出来るそうです。
上の写真の粗揉機も大きいですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240425/16/rikotea/94/6b/j/o0607108015430330980.jpg?caw=800)
揉捻機も巨大でした!
紅茶の製造工程でも揉捻機は
使いますが、使用する目的が
緑茶と紅茶では微妙に違う点も
興味深かったです。
この後は中揉機、精揉機、乾燥機
袋詰機など全ての機械を
見せて頂き仕上茶を作る茶商
中根製茶の工場へ移動し
火入れをする焙煎機、
数種類のお茶をブレンドする
合組機等を見学しました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240425/16/rikotea/3d/a5/j/o1080060715430330994.jpg?caw=800)
テイスティングルームでは
写真の右から荒茶、仕上茶
アメリカに送る有機栽培のお茶
スーパーで売られているお値段も
リーズナブルなお茶の試飲を
させて頂きそれぞれのお茶の
特徴を確認することが出来ました。
この後、JA掛川へ移動し、
品評会出品用のお茶を製造する
工場を見学しました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240425/16/rikotea/0e/d4/j/o0607108015430330999.jpg?caw=800)
こちらの写真は中揉機。
今まで中揉機の中が
どうなっているのか
見たことが無かったので
このドラム缶のような部分にある
蓋を開けて中も見せて頂き
これまでの疑問が解消されました。
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こちらは精揉機。
丁度この時は茶葉が入っていて
針のように茶葉の形が整えられ
ていく様子を見ることが
出来ました。
そしてお茶の何とも言えない
爽やかな香りを感じることが
出来ました。
幸せ〜♥
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そしてこちらの工場では写真の
右側から一番茶、二番茶、
秋冬番茶のテイスティングを
させて頂きました。
やはり一番茶は流石という感じで
香りも良く、色も鮮やかな緑色、
甘みや旨味も感じられ
とっても美味しかったです。
盛り沢山の一日でしたが
新芽が美しい茶畑と
お茶好きのお仲間とのお茶談義、
とっても楽しく充実した
研究会でした。
掛川の茶業に関わる皆様に
感謝です!