すっかり初夏の気候となりましたね。


暦の上では立夏を過ぎたので夏、

気象学や天文学的には5月はまだ

春のようですが⋯


4月から開催していた紅茶教室

研究クラスが先週、無事に終了

しましたのでレッスンの様子を

ご紹介します。




今回のテーマは
「春のアフタヌーンティー
〜茶道具の変遷から英国紅茶文化を
識る〜」です。

先週は我が家の庭の薔薇が満開
でしたので薔薇だけでブーケを
作って飾りました。


茶道具の変遷については、
英国にお茶が伝わり国民的飲料と
なるまでの時代背景や価値観が
深く関わっています。

茶道具と言っても様々なものが
ありますので、今回はティーカップ、
ポット、ティーケトル等の大きさや
形の変化に注目して、その変遷に
ついて、写真と実物を見て頂き
ながらお話しました。


こちらは木製の鍵付き
ティーキャディー。

2つの蓋付きの入れ物にそれぞれ
お茶を入れておく為のものです。

18世紀後半〜19世紀前半に
このようなティーキャディーが
多く作られていました。

当時、大変高価で貴重だったお茶を
お屋敷の女主人が鍵をかけて
大切に保管していた
ということがよく分かりますね。

一つ一つの茶道具に意味があり、
物語があるのもアンティークの
面白いところだなと感じます。

茶道具の変遷についてお話した後は
皆様お楽しみのティータイムです。


アフタヌーンティーなので
セイボリーからスタートです。


今回は昨年の旅先で食べて
美味しかったものもメニューに
取り入れました。

写真の手前はソーセージロール。

オニオンチャツネも一緒に
ラフパフペイストリーで巻いて
焼き上げました。

タイム等のスパイスの効いた塩味の
ソーセージと甘酸っぱいチャツネの
組み合わせは、とっても美味しいと
生徒さん達にも大好評でした。


こちらはリークとベーコンの
キッシュ。英国でもリークはよく
使われているので、今回は
キッシュに入れてみました。

じっくりと焼いて甘みが出た
リークはとっても美味しくなります。


そして、燻製鯖のリエット風は
軽くトーストしたバケットに乗せて
召し上がって頂きました。

昨年、サフォークのオーバラの
海岸のスモーク小屋で見かけた
燻製鯖を思い出してリエット風に
作りました。


紅茶はニュービーティーズの
インディアンブレックファスト。

ダージリンとアッサムのブレンド
です。

ダージリンの爽やかな
マスカテルフレーバーと
アッサムの甘みとコクが
バランスよく感じられます。

私はキュウリやサーモンの
サンドイッチにはダージリンを
合わせることが多いですが、
今回はソーセージロールや
キッシュ等にも合うように
少ししっかりとした香味の紅茶も
合うかなと思いこちらの紅茶に
しました。



スコーンは塩味のチーズスコーンに
バターを添えて召し上がって頂き
ました。

昨年の旅でも朝食や昼食に
チーズスコーンを何度か頂き
とても美味しかったので⋯

チェダーチーズたっぷりの
チーズスコーンも好評でした。

紅茶はスリランカのディンブラを
合わせました。ミツティーさんで
購入したグレート・ウェスタン茶園
のものです。

切れのある渋みとディンブラ
ならではの芳醇な香りは
チーズスコーンには
ベストマッチングです!



お菓子は3種類🍓 🍊 ☕


紅茶は先ほどと同じ
ニュービーティーズの
マサラチャイです。

こちらはロンドンで購入しましたが
開封して初めて飲んだ時に
とっても美味しかったので
日本で追加購入しました。

アッサムベースの紅茶に
シナモン、クローブ、カルダモン、
ジンジャー、黒胡椒が入っています。

マサラ(スパイスミックス)の
バランスが抜群に良くて、
生徒の皆さんにも大人気でした。


お菓子は苺のシュークリーム。

苺のクリームと苺のアイシングで
苺尽くしです。

ロンドンのアフタヌーンティーの
メニューにも最近はルリジューズや
エクレア、シュークリームを良く
見かけていたのでこちらの
シュークリームを作りました。


そして橙のマーマレードを使った
パウンドケーキは小さく焼いて
カットしてお出ししました。

橙は今年の冬に生徒さんのご実家
に実ったものを頂いたので、
頑張ってマーマレードを作りました。

苦みもしっかり感じられる
橙マーマレードはケーキにしても
とっても美味しく出来上がりました。


そしてマサラチャイに合わせて
マサラチャイガナッシュの
ビスケットサンド。


自作のステンシルでお花の模様も
付けてみました。

スパイス香るマサラチャイ
ガナッシュも皆さんに気に入って
頂き嬉しいです!


マサラチャイと共に小さなお菓子を
ゆったりと味わって頂きました。

我が家の息子達ならどのお菓子も
一口でパクリかなと思いました!


マサラチャイは生徒さんのお好みで
ミルクティーにして召し上がって
頂きました。

ストレートでもミルクティーでも
そしてアイスティーにしても
美味しそうなので、暫くは
こちらのマサラチャイを楽しみたい
と思っています!


研究クラスの生徒の皆さんと
お茶談義をしながらの楽しく
充実した時間となりました。

遠くから、またお忙しい中、
参加して下さっ皆様、
ありがとうございました。

次回は夏の極上アイスティー
レッスンでお待ちしています。