入院4日目

朝8時にラインをしました。

 

「おはよう、体調はどうかな?寝れたかな?」

 

「しゃっくり、止まらずで、あまり寝られない、今朝採決したよ、」

*採血のことです

 

しゃっくりが随分と長引いていて、心配ですし、辛いだろう…

主治医が決まるとの事でしたが、一向に医師が来ません。

 

この日の午後にも先生は来たか聞きましたが、結局この日は来ませんでした。

この時点で私はイライラしていました。採血の結果も知りたいし、

医師から何の説明もないのが父も不安だったはずです。

 

そんな中、母が父と電話していたらしく、ひげそりが欲しいとの事で

病院に行ったそうですが、ひげそりではなく、よく分からない(忘れてしまいました)ものを持っていき、父も少しいらだっていたのでしょう。

母に少しきつく言ってしまったようで、母が落ち込んでいました。

でも、母は本当にとんちんかんな事が多く、そのくせ自分の誤りに悪いと思うより

人のせいや、自分が責められる事だけを嫌う人です。

普通は間違えてごめんと思う所を、せっかく持って行ってあげたのに…とか、

何で私が悪いのよなんて、少し思ってしまう人です。

 

なので、私が実家に行きひげそりを探し、写真を撮って父に確認し、

明日また母に持って行ってもらえるように取り繕います。

 

日頃、そういった事が多いのでたまに父も私も「何でそうなんだろう」と

父は特に一緒に住んでいて我慢も多いので、たまに叱ってしまうのです。

そうすると、へそを曲げるのを分かっていながらもあまりにもひどい時は

父もいいかげんにしろと思うのです。そりゃそうです。

 

結局3連休でコロナ治療の点滴をしただけで、この日は採血をしただけで、

父は相変わらず体調が悪いまま、我慢していました。