占い師としてかけだしのころお世話になった、飯田ようこ さんの訃報を聞きました。
飯田さんとは2007年9月30日にに、飯田ようこサロンパーティにお招きいただき、
ミニセミナーでゲスト出演させていただいたことがご縁でした。
それ以来、私はずっと関西在住だったのもあり、
飯田さんのご活躍は時折耳にしておりましたが、お会いすることなく今日に至りました。
サロンにお招きいただいたとき私は、人前で話すのもかなり下手でしたし、
話した内容も、素人っぽさが多々あったであろう状態だったと思うのですが、
飯田さんのような有名な方が、そんな私を温かく招いてくださり、
お話しする機会を与えてくださったことは、私にとって大変ありがたく貴重な体験でした。
あの体験があったからこそ、今もなんとか人前でお話しする機会をもって、
お仕事ができていると感じています。私にとって飯田さんは、
いつも凛として明るく笑ってらっしゃって、美人で憧れの存在でした。
テレビ番組や雑誌などからも注目されておられ、
若くして成功された、セレブリティな女性という感じでもありましたが、
実際にお会いした飯田さんは、どこかほっとする家庭的な雰囲気をお持ちで、
セレブなのに気取ってなくまっすぐで、美人なのに男前な魅力的な方でした。
ゲストで招かれたときは、料理研究家という肩書きで活動されていたので、
明るく光の差し込む真っ白な壁のお部屋には、色とりどりの食器が綺麗に並べられていました。
ピカピカに磨かれたシャンパングラスに光が反射してそれがとても綺麗で・・・・
その横で飯田さんがテキパキと動かれてお仕事の準備をされている様子を、
こんな素敵な部屋に住んで、飯田さんのように活躍できたら素敵だなぁ・・・と、
ただうっとり見ていたのを、昨日のことのように思い出しました。
憧れの飯田さんにもうお会いでいないのかと思うと、本当に寂しい思いでいっぱいですが、
私も霊界やスピリチュアルなことを仕事にしている立場なので、
「人は死して死なず。魂は永遠に生き続ける」
ということを信じて、また、どこかできっとお会いできるだろうと思い、
悲しみすぎず参りたいと思います。
ちなみに著書の「ひき肉たっぷり元気になるラザニア」は心温まる良書で、
飯田さんの見た目の華やかさの裏にある、波乱万丈の人生の軌跡が記してある著書です。
読んだあとは心がポッと温かくなり、さわやかな気持ちがする本です。
今回は本当に残念ですが、飯田さんのことを知ったことがきっかけで、
改めて自分の人生を精一杯生きて、悔いのない人生にしたいと思いました。
生前の飯田さんから学ばせていただいたことや、
飯田さんが残してくださったメッセージを胸に、
今後も精一杯生きていきたいと思いました。
明るく前向で行動的な飯田さんですから、きっと霊界に行かれても、
次の計画を立てて、どんどん前に進んでおられることと思います。
飯田ようこさんのご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます。
幸粋