毎夜通ってくる男 | 男性に深く愛されたい女性のためのLOVEセオリー・占い師コウスイのブログ

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こんにちは。


神のお取次ぎ、人生導き鑑定士 幸粋(こうすい)です。


こちらは夏にいったとき撮影した、奈良の大神神社(三輪神社)です。


鑑定士幸粋の開運ブログ


お気に入りでよく行く場所です。人生で初めてのお百度参りもここでしました。

三輪神社は、日本最古の神社といわれている由緒のある神社です。

この大神神社にまつわる日本神話を、私の言葉で書いてみたいと思います。
(本を元に書いていますが、表現は私の表現です)

三輪という名前がついた由来のお話です。

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活玉依媛(イクタマヨリヒメ)は容姿端麗な美人でした。

この活玉依媛(イクタマヨリヒメ)のところに夜中、鍵音もさせず忍び込む男がいました。

見ると容姿も雰囲気も最高に素敵な男性で、二人はひと目で相思相愛になり愛し合いました。

まもなく姫が妊娠するのです。当然のことながら娘の体の異変に気づいた両親は、

「おまえ妊娠しているようだが、夫もいないのにどうしてそんな体になったのだ?」と問い詰めました。

すると姫は「名前もわかりませんが、毎夜素敵な男性が現れて、私のところに通ってきて、
一緒に過ごしているうちに、いつの間にかできてしまったの」と答えました。

両親はその男の素性を知りたいと思い、娘にある細工をするよう指示しました。

赤土を床のあたりに撒き散らして、糸巻きに巻いた糸に針を通し、

その針を男の着物の裾に刺しておくようにと。

娘はそのとうりにして翌朝見てみると、針に通した麻糸は戸の鍵穴から通り抜け、

糸巻きにはたった三輪(三巻き)の麻糸だけが残っていました。

これで男が鍵穴から抜け出たことがわかったのです。

その糸をたどっていくと三輪の神社につながっていました。

この出来事によりその男は、神の御子(大物主神)であることがわかったのでした。

麻糸が糸巻きに三輪(三巻き)残っていたことから、その土地を三輪と名づけたといわれています。

参考資料・・・古事記(角川書店)古事記(河出文庫)
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いかかがでしたでしょうか?おおらかなお話でびっくりしましたか?

平たく言うと、神様が夜這いしていたという話ですもんね(笑)

このように、古事記は読めばかなりおもしろいストーリーなのですが、

周囲の人に話すと知らない人がとても多いのです。

ギリシャ神話は知っているのに日本神話を知らない人の数がかなりの数いらっしゃいます。

日本神話の中でも今日紹介したお話はそれほど有名ではなく、

とくに有名な話は、ヤマタノオロチや岩戸開きですが、

この話も知らない方が多いので話して聞かせて差し上げると、

皆さん目をキラキラさせて傾聴くださります。

そして聞き終えたら口々に

「へ~!日本神話っておもしろいんですね!」とおっしゃります。

日本神話は日本の神様の歴史ですから、本来知らないのはおかしいのですが、

学校でも教えないですし、親も知らないですから

そこからなんとかしていかないといけないのではないかと思っています。
(せめて大人になったら自分が勉強して、子どもに話して聞かせてあげてほしいです)

神話に登場する日本の神様は、大抵の場合とてもおおらかでいらっしゃって、

ちょっとエッチな描写も堂々と書いてあります。

それでいてどこか人生を示唆するような内容にも富み、

奥が深く何度読んでも細部までは記憶しきれないです。

長い長いストーリーだというのもあって、読んでもまた細かいところは忘れ、

また別のときに読んでと繰り返し読んでいても飽きないのです。

神社でお願いごとをするのもいいのですが、

どうせならその神社の由来や神話まで興味を持って読まれてみてください。

そうして神様のことを知ったうえでお参りされると、

またもっと違った感覚でお参りできると思いますよ。



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幸粋開運鑑定事務所

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