こんにちは。
神のお取次ぎ、人生導き鑑定士 幸粋（こうすい）です。
大阪市役所前。ミストが出ていました。
これだけでも、ちょっと涼しい～～。
現代の打ち水ってところでしょうか。☆ ☆ ☆
カメラを勉強してると、デジカメやカメラつき携帯の友人から、
そやったら、ちょっとコツ教えて！と言われます。
そう言いたくなる気持ち、めっちゃわかるんですが、
実はそのちょっと、が難しいのです。
教えてあげたい気持ちはやまやまなんですが、
カメラの構造や、基礎知識がない状態で教えるのが至難のわざなのです。
たかがカメラではあるんですが、まったく基礎を知らない場合、
基礎知識をまず伝えていかなきゃ、
何を話してもちんぷんかんぷんになる場合がほとんどなので、
いきなりコツだけ教えることができません。
私も最初、露出とか絞りを絞るとか、シャッター速度とか、
カメラの本で勉強しても、正直まるでちんぷんかんぷんでした。
露出って？え？脱ぐんですか？
とか、普通に答えてしまいそうな勢いで、素人丸出し状態でしたから(笑)
その段階の人には、まず露出とは、脱ぐことではないんですよ～。
光の明るさを言いますよ～。という説明を理屈だけでなく、
実際にやってみせないことには、おそらくわからないです。
相手がまったくの素人の場合、その基礎を伝えるだけで、
たぶん何時間もかかると思います。
自分が本で勉強しても何もわからなかったように、
理屈だけではわからない世界もあるので、ある程度の時間が必要なんですね。
そう考えると、私も今まで専門家の人に、
ちょっと教えて！と、結構やっていたので、
これは大変失礼なことをしていたんだなぁと、反省の気持ちになりました。
ちょっと教えて！という行為って、
よく考えたら、その道のプロに対して、大変失礼な行為だったんだと気づきます。
どんな人もその道のプロになるためには、
たくさんのお金や時間をかけて勉強してそこまでなれているわけで、
その一部だけを切り取って、ちょっと教えてもらうというのは、
よくよく考えれば、ものすごく自分勝手な申し出ですよね。
パソコンしかり（フォトショップ教えてとか）、カメラしかり（どうやったらうまくとれるかとか）、
料理しかり（どんな味付けですかとか）、美容室しかり（前髪だけ教えて！とか）、
今思えば、なんやかんやと、ちょっと教えて！をやっていたなぁと。
占いでも、時々素人さんがあれこれ技術を聞いてこられることもありますが、
それも正直答えようがないことの方が多いです。
なぜなら趣味で占いするのと、
プロとして占いをするのは、まったく別物だからです。
プロにはプロの技術やノウハウがあるわけで、そこに明らかな差があるから、
お客様はわざわざお金を支払って相談に来られるわけです。
素人とプロに対して違いがないなら、
安い値段の素人さんに見てもらえばお得なわけですしね。
人は真剣な悩みほど、
ちゃんと仕事としてやっている占い師を選んで相談されます。
素人さんが独学でプロになかなかなれない理由も、
たぶんその違いがわからないことによるのかなと思います。
資格や特別な知識のない世界のことは、プロと素人のラインが曖昧です。
だから、素人の自分でも、ちょっと教わればできると勘違いしがちなんですね。
これからは、その勘違いを慎んで、
知らず知らずの失礼をしないように、気を付けようと思います。
3人に2人は泣く魂を揺さぶる占い
幸粋開運鑑定事務所