本日はAmazonプライムビデオで映画を見て私的には面白かったので、ちょっとした感想などを書いていこうと思います。

 

 

今回見た映画がこちら

 

 

帝一の國

 

 

監督:永井聡 

主演:菅田将暉, 野村周平, 竹内涼真 

助演俳優:間宮祥太朗, 志尊淳, 千葉雄大, 永野芽郁, 吉田鋼太郎

 

 

 

あらすじ

日本一の名門・海帝高校。

ここでトップ=生徒会長をつとめたものには、将来の内閣入りが確約されている。

4月、新学期。大きな野心を持つ男が首席入学を果たす。新1年生・赤場帝一。

彼の夢は「総理大臣になって、自分の国を作る」こと。2年後の生徒会長の座を狙って、誰よりも早く動き始める帝一。

生徒会長になるためには、1年生の時にどう動くかが鍵となる。

決してルートを見誤ってはならない。ライバルは、全国屈指の頭脳を持つ800人の超エリート高校生たち…ヤツらを蹴落として、勝ち残るためにはどうする!?

野望への第一歩を踏み出した帝一を待ち受けていたのは、想像を超える罠と試練!いま、命がけの「生徒会選挙」が幕を開ける!!

 

 

 

感想

❏主人公 赤場帝一の魅力

総理大臣になるのが夢の帝一くんは野心家で極度の負けず嫌いで、それも行き過ぎている所があるのもあり見ているこちらとしては面白いです。

PVとか見れば分かりますがテストの点数のリアクションなどオーバーすぎて何度も見たくなりました。

 

帝一くんは幼い頃は母がピアニストなのもありピアノが好きなど優しい母親似でしたが、今の様に自分が常にトップでなければとなったのも通商産業省(現在の経済産業省)事務次官の父親の影響がとてつもなく大きいです。

 

そんな父がなぜ帝一くんにトップになって欲しいのかというのも、帝一をライバルとして見ている東郷菊馬という存在があり、通商産業省事務大臣菊馬父帝一父は海帝高校生徒会選挙で争い帝一父東郷父に破れてしまったのもあり、自分の私欲ありますがなんとしても息子には勝ってほしい気持ちがありからでした。

 

父の熱という所もありますが、幼い時には優しい帝一くんがある出来事をきっかけにスイッチが入り今に至りますがそれが見ていて笑っちゃいました。

そんな出来事もあったので、帝一くんが国を作りたい理由もツッコミどころはありますが面白いです。

 

仲間であったり友情の文字が似合わない帝一くんですが、いろんな人との出会いであったり出来事を通して変わっていく姿も主人公らしさもあり、原作がジャンプSQなのもあり理にかなっているなぁ〜と思いました。

 

幼馴染で密かに付き合っている美美子ちゃんと糸電話は昭和臭たっぷりでなんかええなぁ〜と思えました。

 

 

 

こんな変わり者のキャラを菅田将暉さんがすごく合っており、この映画が面白かったのもこの菅田さんの影響はとてつもなく多いと思いますよニコニコ

相変わらずのレベルの高さアップアップアップ

この映画数学を解くシーンでは菅田さんがラップ調に歌ったりなど、本人の才能をちょいちょい使っている所があったので、菅田さんファンは嬉しいかもですね。

 

 

❏主人公のような大鷹弾

生徒会長にどうしてもなりたい帝一くんとは真逆の大鷹弾くんという人物がいるのですが、このキャラが私的には主人公よりも好きなキャラになってしまうぐらい、魅力あるキャラで主人公のように見えました。

 

海帝高校には満点近い得点を取らないと入れない外部入学で入ったということもあり、文武両道を絵に書いた様なキャラでした。

 

なぜ主人公の様に見えるのかも、裏表のない性格で正々堂々と向き合う所、仲間からも信頼されているなどまず人柄が帝一くにょりもよく見えてしまう所が多いからです。

海帝高校の腐った制度が嫌いなところであったり、常にみんなが楽しいのを望んでいるあたりも考えからも惹かれました。

 

そんな、くんですが父は亡くなり母が仕事が家計を支えているのもあり、家に変えると下の兄弟たちの面倒を見たり食事を作ったりとすごく苦労人なのもあり、ここからあの人望は来るのだなぁ〜と見れば見るほど魅力的なキャラに見えました。

 

最終的には政治や選挙戦には興味はなかった弾くんですが、天性のカリスマ性があるのは誰もが分かっていたのでやっぱりかという展開になり帝一くんとはライバルでもありその中にすごく友情がある感じ最後まで良いやつやなと思えました。

 

弾くんを演じている竹内涼真仮面ライダードライブの主人公だったぐらいしか私は知りませんでしたが、爽やかさであったり正義感が見えるシーンは印象的でした。

本人自体イケメンですし、この作品自体は女性キャラはほとんど登場しないのもるので、特に女性は多分弾くんには惹かれると思いますよ。

 

 

❏分かりやすいストーリーと笑える

ストーリーは帝一くんが総理大臣になるために海帝高校の生徒会長になるという野望を叶えるストーリーで、政治もこの作品には絡んで来ますが、すごくそこが強くお硬い話ではないので多くの人が見やすいかと思います。

 

お硬くないのも、笑える要素がすごく多く、ツボる人にとっては爆笑してもおかしくないくらいと思います。

なので、結構軽い気持ちでこの作品に入るのをオススメします。

 

腐った海帝高校の制度を変えるための戦いではあり、そういった若者が改革を起こすという所は私的には好きなのでそういった点も好きでした。

 

 

❏高校生と政治

海帝高校は政界にいろんなOBがいるのもあったり、生徒会に入るためにルーム長(学級委員長)にならないといけなく、ルーム長になりやすくするために賄賂を渡したりなど汚い部分もあったり、父親がお偉いさんやからそのために動くものであったりとなんだかんだで政治的な事であったり絡んでいる所は面白いです。

 

選挙戦の時に帝一くんの父親が東郷さんにハメられたりしましたが、そういったところでもバトルが起こっていたので、海帝高校=政治という印象がとても強いです。

 

 

❏氷室ローランドVS森園 億人

この作品での見どころはやはり、生徒会選挙です。

2年生が対象ではありますが、1年生は誰につくかで自分らの代に響いてくるので結構1年生にとってもこれは戦いなのです。

 

戦いに関しては勝つためには手段を選ばなく、運動部の大幅な予算増額で票を得ようとする氷室ローランドVS将棋が強く冷静で、派閥をなくしみんなにチャンスが来るようにということで票を得ようとする森園 億人の戦いです。

 

最初帝一くんは最も生徒会長に近いと言われる氷室さんの所に付きますが、のちのち氷室さん父帝一父とは犬猿の仲なのもあり、捨て犬になるのが分かっているので帝一くんは弾くんのいる森園側へ付きます。

 

こういった出来事や帝一くんが付いたことにより勢力図は少しずつ変わり、氷室さんは実弾(賄賂)を使い始めどうにかしてでも表を得ようとしたりと流血を伴わない戦争は更に熱くなります。

 

帝一くんが打ち出した案で面白かったのが後にマイム・マイム事変の作戦ですが、まぁ〜そんなんで人が集まるかいと思いますが、まさかの集まるんですね〜

流石にこんな展開になるとは思っていなく笑えたw

しかし、賄賂を貰った人たちの罪悪感だったりを表現するのにはなかなかおもしろいことやってくるなぁ〜と思いました。

 

選挙は投票までちゃんとドラマがあり結果は自分の目で見てください目

 

この選挙の他にもちゃんと帝一くんの代で誰が生徒会長になるかもサラッとですが描かれているので、最後まで見どころが多いです。

 

 

男性陣にいいたのはこの作品ではヒロインはいますがそれほど登場回数もなく、皆無と言っていいぐらい女性がいないのでそこはご了承くださいw

 

 

 

評価

予想以上に笑えて面白かった

漫画原作の実写の中でも私的には当たりの分類

キャラに役がどれも合っていた

 

 

漫画原作といえばいろんな作品がありますが、どれもハズレが多い中良い作品を見つけられたのは良かったです。

この作品自体光線とか出してのバトルとか行き過ぎた感じの作品でなかったのも大きいです。

 

最近は週間少年ジャンプで連載されていた二○コ○も実写化など聞きますが、興味のない実写に関しては毎回あってるんだぐらいであっさりスルーしているので、たぶん二○コ○はそんな対象になるでしょう。

 

 

 

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今回は帝一の國を観たという記事でした。