恐ろしいほどの喪失感ー「悲嘆」 | 離婚からの立ち直り

離婚からの立ち直り

公認心理師/精神保健福祉士 離婚経験のカウンセラーが綴る「離婚から立ち直る方法」離婚後は、喪失感、孤独感、絶望感、後悔、憎しみ、恨み、怒りなど様々な感情に押しつぶされそうになります。でも、必ず新たな1歩を踏み出せる日は来ます。

離婚うつからの立ち直りカウンセラー原 つよしです。

 

今回は、7つ目のブロック「悲嘆」です。

本にはサブタイトルで「恐ろしいほどの喪失感がある」と書かれています。

 

確かに、私は恐ろしいほどの喪失感で立ち直れなかったです。

失ったものは、妻や子どもだけでなく、生きがい、希望、未来、存在価値や生きる意味など心情的なことなど・・・たくさん失いました。

 

本にも書かれています。

 

愛情関係だけでなく、夫、妻という役割やカップルだったからこそあった社会的な地位が失われたことによって、計り知れない変化が起こるだろう。

未来の喪失に長く辛い思いをする。

 

子どもたちのほうも、片方の親、家庭を失ったことに苦しまなくてはならない。

 

そして肉体的には、眠れなくなり、アルコールや睡眠薬に頼ろうとする、食欲もなくなる。

 

このようなことを否定しないで、自分が悲嘆に暮れていることを認めれば、解決の糸口がみえてくる。

泣いたり、わめいたり、身もだえするのがかえって建設的な行動になる。

悲嘆の感情に限らずですが、離婚後に抱えてしまう様々な感情は、そのままにしておくと、身体的にも精神的にもいい方向には向かいません。

ずっとストレスを抱えている状態と同じです。 

 

 

「離婚うつ」「喪失体験」「依存症」
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