「罪悪感」を抱えながら生きる | 離婚からの立ち直り

離婚からの立ち直り

公認心理師/精神保健福祉士 離婚経験のカウンセラーが綴る「離婚から立ち直る方法」離婚後は、喪失感、孤独感、絶望感、後悔、憎しみ、恨み、怒りなど様々な感情に押しつぶされそうになります。でも、必ず新たな1歩を踏み出せる日は来ます。

離婚うつからの立ち直りカウンセラー原 つよしです。

 

前回の「罪悪感」という感情ですが、有責配偶者は、後悔という気持ちと同時に罪悪感という気持ちをいつまでも、抱えてしまうかもしれません。

 

元パートナーに対して、子どもに対して、申し訳ないと気持ちだと思いますが、無責配偶者の人も少なからずこの罪悪感という気持ちを抱えてしまう人もいます。

 

「自分にも至らなかったことがあったのではないか」「もっと、頑張れたのではないか」「やり直すことができたのではないか」などと、自分を責め、罪悪感も感じてしまう人もいます。

 

「あなたは悪くはないのだから、罪悪感を抱えなくていいんですよ」と言うカウンセラーもいますが・・・・

素直に聞き入れられないんじゃないかなと私は思います。

 

この「罪悪感」という感情は、理屈ではどうにもならない、漠然と残ってしまいます。

有責配偶者側は、一生背負って生きていかなければならないかもしれません。

治らない「傷」として、抱えていくのもひとつの生き方だと思います。

 

勿論、だからといって幸せになれないということではありません。

みんな、なんらかの「傷」を抱えながらも、新たな人生を歩んでいるように思います。

 

 

  「離婚うつ」「喪失体験」「依存症」

 

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