離婚うつからの立ち直りカウンセラー原 つよしです。
今回は5つめのブロック「友情」についてです。
カウンセリングで、離婚に至るまで、あるいは離婚後に誰かに相談されたかを相談者さんに質問すると、親、きょうだい、友達が多いです。
勿論、離婚前も離婚後も誰にも相談できなかったと言う人もかなり多いです。(誰にも相談できないから、カウンセリングに来られたわけですから)
また、友達に相談しても「わかってもらえなかった」「励ましてくれるけど、余計辛くなった」と言う方も多いです。
本にはこのように書かれています。
「支えてくれる友人が必要になるだろう。ところが実際には、結婚していた時代の友人と関係を維持できる人は、そんなに多くはないだろう」
多くはないかどうかはわからないが、確かに友達関係にも微妙に影響はでてきます。
特に、落ち込んでいるときは、精神的にも肉体的にも正常な状態ではないから、友達の言葉も素直に受け取れなかったり、わかってもらえないと感じたり・・・
段々とどちらかともなく、距離をとるようになってしまうケースもあると思います。
本では、新しい友情関係をつくりあげようと書かれていますが、ただ人間関係を楽しもうとするより、新しい愛情関係をみつけようとしがちであるが、焦ることは禁物であると。
友情関係が、同性とか異性とか関係なく、まずは自分が自立した人間であること、そしてその関係性は、人間的成長に繋がっているかどうかが大事だと思います。
「離婚うつ」「喪失体験」「依存症」