離婚うつからの立ち直りカウンセラー原 つよしです。
19のブロックの3つめは「適応」というブロックです。
離婚という出来事がなければ、多少のストレスや不満があっても環境や社会に適応しながら生活をされています。
しかし、離婚というショッキングな出来事により、社会や人間関係に適応できなくなるケースもあります。
本の中では、そういったケースを「不健全」と表現されています。
たとえば、人間関係(特に愛情関係)においては相手に依存しあう関係性を持つようになったり、自分がしてもらいたいことを強制してしまったり、自分の欲望を相手によって満たそうとしたりしてしまいます。
というようなことが書かれています。
誰もが、離婚後は孤独感や寂しさで心を埋めたくなりますが、離婚後はどうしても健全な「適応」ができなくなっているように思います。
以下が「適応」に関しての6つのチェックリストです。
1.自分の行動の一面を意識できるようになっ
た。
2.自分を育成して、もっと柔軟にバランスが
とれるようにできる。
3.不健全な行動に責任をとれるような課題を
みつけてなんとかやりとげた。
4.行動の陰に隠れた感情を意識するようにな
った。
5.だいじにしたい健全なリストをつくった。
6.愛情関係が終わった理由をさらに理解でき
るようになった。
私なりにまとめると、「バランスのとれた健全な行動をし、その行動の陰に隠れた感情を意識できているか」ということです。
もっと簡単に言えば、「その行動は健全な行動であると意識できていますか?」ということが大事で、寂しさを埋めるために、お酒やギャンブルや不健全な遊びに向かわないように、気をつけましょう。
健全な社会や人間関係に「適応」しましょう。
ということです。
以上が本にかかれている内容です。
でもね・・・・
以下は私の考えというか、私の経験です。
寂しさを埋めないと、苦しくて、辛くてどうしようもなくて・・・健全かどうかなんて考えられないくらい頭も心も身体も崩れていました。
「適応」どころか、もう自分は「社会不適応」な人間だと思ってました。
ですから、相談者さんに「健全さ」や「適応」などを求めたりはできません。
とにかく、生きるためには、時には不健全なこともアリだと私は思いますね。
回り道するかもしれませんが、そういった道を歩みながらもいずれ「適応」できる日は、来ます。
それも含めて、学びだと私は思います。