離婚うつから立ち直りカウンセラーの原 つよしです。
前回の記事の続きになりますが、わたしのところにカウンセリングに来られる人は「離婚から立ち直れない」という悩みを抱えている人ですが、相談者さんの悩みの内容は、ひとりひとり違います。
その悩みを今回は「感情」「身体的」「生活」という視点の括りで分けてみました。
感情という視点でいうと「悲しい」「つらい」「さみしい」「悔しい」「怒りがある」「後悔」「罪悪感」「憎しみ」「不安」「イライラ感」など。
身体的という視点だと、「やる気が起きない」「体がだるい」「眠れない」「食欲がない」「集中力がない」「考えることができない」「記憶がない」「常にストレス状態」など。
生活面での現実的な問題の視点だと「お金のこと(教育費、生活費など」「住居のこと」「仕事のこと」「人間関係のこと」など。
このように分けて書き出すと、少しは頭の中が整理されるかと思います。
たとえば、漠然とした「不安」の原因は、「お金」や「仕事」のことだったり。これが原因で眠れなかったり、食欲がなかったりしたのか、などと整理されるかと思います。
もちろん、整理することで解決するわけではありませんが、原因がわからないと漠然としたままだとグルグルとするだけです。
原因がわかれば、解決策を考えるという方向に進めます。
とはいえ、そう簡単にいかないことのほうが多いかもしれません。(でも、まずは書き出して分けてみることは大事です)
たとえば「後悔」や「怒り」などの感情の原因がわかっていたとしても、その解決策が自分ではどうすることもできないケースもあります。
もう取り返すことができないこと、自分の力ではどうすることもできないこと、そういった悩みのほうが多いかもしれません。
そういったケースの場合は、カウンセリングが必要になります。「感情」の整理は、ひとりでは難しいと思います。
「感情」の整理は、自分自身と向き合うことにも繋がります。
焦らずに、ひとつひとつ絡まった糸をほどいていく作業に取り組むことが立ち直りには必要です。
カウンセリングで感情の整理をしてみませんか?
「離婚うつ」「喪失体験」「依存症」