現状から脱出する考え方は? | 離婚からの立ち直り

離婚からの立ち直り

公認心理師/精神保健福祉士 離婚経験のカウンセラーが綴る「離婚から立ち直る方法」離婚後は、喪失感、孤独感、絶望感、後悔、憎しみ、恨み、怒りなど様々な感情に押しつぶされそうになります。でも、必ず新たな1歩を踏み出せる日は来ます。

離婚うつ立ち直りカウンセラーの原 つよしです。

 

離婚に限らずですが、身体的にも精神的にも疲弊し、おいこまれた状態の時は、思考力も集中力も正常ではなくなります。

 

思考が停止した状態かもしれません。

視野が狭くなります。

選択肢を考えられなくなります。

 

こういうときは、ひとりで考えていても、いい考えや方法が思いつきません。余計、辛くなってしまいます。

 

現状を変えるには、思考か行動を変える必要がありますが、身体も心も疲弊しているときは、行動もできないし、考えもどうしてもネガティブ的になってしまうことは、やむを得ないですが、多分、そういう時は、原因探しの思考になっている傾向があります。

 

「なんで、こんなことになってしまったんだろう」

「なにが悪かったんだろう」

「どうして、わたしだけがこんな目に…」などなど。

 

「なぜ?」「どうして?」「なにが?」の思考になりがちです。いわゆる「原因論」です。

 

考え方には、「原因論」の他に「目的論」があります。

「どういう状態になれば、不安が軽減できるかな?」

「これからなにをすれば、いい方向に向かうかな?」

「問題解決するには、どんな方法があるだろう?」

などなど。

要は「なにか悪かったのかな?」から「どうすればいいのか?」と考えるのが目的論です。

 

どっちの考え方がいいとか悪いじゃなくて、「原因論」で終わってしまうと、悩みは軽減も解消もしないので、「じゃあ、どうする?」と考えることが、前進するには必要ですね。

 

自問自答だと、いきづまってしまいそうな場合は、本を読んだり、ネットで調べたりでもいいと思います。

もちろん、カウンセリングでは一緒に考えたりします。

現状から、脱出のきっかけになると思います。

 

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