離婚うつ立ち直りカウンセラーの原 つよしです。
離婚に限らずですが、身体的にも精神的にも疲弊し、おいこまれた状態の時は、思考力も集中力も正常ではなくなります。
思考が停止した状態かもしれません。
視野が狭くなります。
選択肢を考えられなくなります。
こういうときは、ひとりで考えていても、いい考えや方法が思いつきません。余計、辛くなってしまいます。
現状を変えるには、思考か行動を変える必要がありますが、身体も心も疲弊しているときは、行動もできないし、考えもどうしてもネガティブ的になってしまうことは、やむを得ないですが、多分、そういう時は、原因探しの思考になっている傾向があります。
「なんで、こんなことになってしまったんだろう」
「なにが悪かったんだろう」
「どうして、わたしだけがこんな目に…」などなど。
「なぜ?」「どうして?」「なにが?」の思考になりがちです。いわゆる「原因論」です。
考え方には、「原因論」の他に「目的論」があります。
「どういう状態になれば、不安が軽減できるかな?」
「これからなにをすれば、いい方向に向かうかな?」
「問題解決するには、どんな方法があるだろう?」
などなど。
要は「なにか悪かったのかな?」から「どうすればいいのか?」と考えるのが目的論です。
どっちの考え方がいいとか悪いじゃなくて、「原因論」で終わってしまうと、悩みは軽減も解消もしないので、「じゃあ、どうする?」と考えることが、前進するには必要ですね。
自問自答だと、いきづまってしまいそうな場合は、本を読んだり、ネットで調べたりでもいいと思います。
もちろん、カウンセリングでは一緒に考えたりします。
現状から、脱出のきっかけになると思います。
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