夫婦問題:なぜお互いの事実と話の内容にズレがおきるのか?そんなことは言っていない、していない!
こんにちは。松浦です。
夫婦問題を抱えている方。
夫・妻の言っていること、してきたことの主張と、自分の中での事実が違うという場面は
体験していることかと思います。
ありもしない事を言われた!
そんなことしてないでしょ!
暴力でも、暴言でも、喧嘩の時の状況でも、何もかもが「そんな事言ってないし、していないよ」という、なんでなの・・、なんでそれを真実として主張してくるの・・という、
そういう絶望感に陥っている方もいるかと思います。
僕は、その状況を見ているわけでもなければ、聞いてもいないので、
何が本当のところかは分かりません。
ただ、喧嘩などをしている録音された音声を聞く機会もあり、
そこで、たしかに違うな・・と思うわけですが、
だけど、確かに違ってはいても、
相手方には、相手方の言うように聞こえているんだろうなと思うことはあります。
それは、人というのは、特に喧嘩している時などは、
話の内容よりも、
話し方、伝え方、声の大きさ、声のトーン、身振り手振り等、
いずれにせよ、内容よりも、状況・環境・フレームなど、簡単にいえば態度全般の方の
情報を圧倒的に多く受け取るでしょうから、
内容と、態度全般の情報を組み合わせてみると、
確かに、言っていること等は違っていても、相手方の主張していることのように
受け取って、それがその方の事実にはなってしまうのだろうな・・と思うことがあります。
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結局は、受け手側がどう感じたか、どう聞いたと思ったかというのが、
ある意味では全てであって、その方の頭の中にあるイメージを変えることは
なかなかに困難です。
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修復を目指される場合に、相手方の頭の中のイメージと、
事実と違うことを、一生懸命に違うと伝えている方も多いものですが、
もちろん、それが望ましくないとは言いませんが、
ただ、変えることが困難である以上は、相手方にとっての事実になってしまっている以上は、
そう感じさせてしまったことに目を向けて、
次の行動へと移していく必要があるように思います。
そうでなければ、言った言わない、やったやっていないという、
空中線、水掛論になるだけで、より距離感が広がってしまうからです。
それは、修復をしたいか方が望まれることではないと思うからです。
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夫婦問題が起きてしまった根本も含めて、本質的な原因をまずは知ることが
必要かとも思います。
その夫婦問題の本質が分からない場合には、僕でも誰でもよいので、
ちょっと相談してみてください。
それではまた!
// 行政書士松浦総合法務オフィス 松浦智昌