夫婦問題:孤独だから自分の話をさせろ!という叫び
こんにちは。松浦です。
- 相手が話を聞いてくれない
- 自分の話ばかりする
- こちらの話を問題解決型で切り上げようとする
- 上辺だけで私の話を聞いている
- スマホに夢中
ご相談をお受けする中で、こうしたニュアンスの話はよく出てくるわけです。
特に、人の話は聞かないくせに自分の話ばかり。
で、こちらが話を聞いていなさそうな感じを出すと無茶苦茶怒る
こちらからすれば、勝手だ!と思うわけです。
これは家庭内の話だけじゃなくて、
夫婦であってもなくても、コミュニケーションとろうよ・・と思うわけで、
で、なんでなの・・となるわけですが、
あくまで、一つのですよ、一つの結論としては、
孤独を感じているから
孤独で仕方がない、正確に言えば、みんなどこかで孤独なわけで、
でも、なんとか乗り越えようとはしていて、
とはいえ、それができない人はどうするかといえば、
そりゃ叫びますよね・・と、
「俺の、私の話を聞いて欲しい!孤独から開放させて欲しい!」
そんな感じだと思います。
おそらく世の中で、全く孤独感の無い方はいないと思います。
でも、どこかで開放される機会があったり、なんとなく心が通じてるな・・と感じる機会があれば、心は落ち着きます。
でも、なかなか難しい。
そうなると、どうすれば孤独から開放されるのかというところにばかり目がいきます。
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自分のしたい話ができれば開放されます。
自分が頼られたい部分で頼られれば開放されます。
承認されれば開放されます。
これが全てではありませんが、そういうことばかりに目がいってしまいます。
でも、これが夫婦の間だったら、相手方配偶者だって孤独を感じているわけですから、
一方だけが開放されるために相手方を使っていれば、
それは相手方は孤独に陥ります。
一時期的に自分がスッキリしても、パートナーはスッキリどころか、
孤独にさせられたという気持ちが強くなっていき、
さらにそれが継続すれば、一緒にはいられなくなります。
だって、一緒にいるほどに孤独にさせられるわけだから。
僕が言いたいのは、
孤独になっている時にこそ、配偶者、パートナーの事を考えてもらいたいという話し、
そして孤独になっている時ほど、自分のことばかり考えてしまうものという話です。
突然、配偶者がいなくなったら、パートナーがいなくなったら、
さらに孤独になりますよ。
いくらしがみついても、もう戻ってはこないことになりますよ・・と。
さらには、
自分の話ばかりで、話をさせてくれない・・という叫びを続ければ、相手方にはモラハラと思われてしまうこともある
わけです。
自分のこと、相手方のことを、同じように考えてもらいたいなと思う次第です。
こうした夫婦の話は、離婚おきがる相談室でも、書いているので、
読んでもらえるとありがたいです。
それでは。
//行政書士松浦総合法務オフィス 松浦智昌