離婚の危機:話し尽くすという要求の難しさについて(拒まれるよね。。)
こんにちは。松浦です。
表題の件ですが、修復したい側としては、話もままならない状況が続けば、
話し尽くしたい、話し尽くした結果として、今後の夫婦関係を考えたいって思いますよね。
でも、割と拒まれますよね。
拒まれる理由は色々なのも分かると思います。
-
顔をみればメンタルが苦しくなるから
-
もう無理だと思って家を出たのだから、今更話し合いは無理
-
話し合いに応じてしまったら期待されるから
-
もう自分の気持ちは話し尽くした(と思っている)
-
好きだと言うのであれば、離婚に応じてもらいたい
ただ、話し尽くせないもう一つの理由に、
そもそも、
(1)何を話したらよいかが分からない
(2)どこまで話したら“尽くしたこと“になるのかが分からない、つまり終わりが見えない
ために、話し合いの場を持てないということもあるわけです。
どちらかといえば、1~5に該当することが多く、プラスアルファの部分かもしれませんが。
実際、僕のところにも、話し合いの場を持ちたい、持てるようにするためにはどうすればよいかという相談は多くいただきます。
そして、なんとか話し合いの日程が決まったりすることもあります。
ですが、そこでご相談者から聞かれるのが、
何を話したらよいでしょう?・・です。
話したいことがあるから、話し合いの場を設定したいって言ったんじゃないの・・と考えてしまうわけですが、分からないことも無いわけで、
いずれにしましても、そこは端折りますが、
話す内容がお互いに分からず、納得、つまり尽くしたことになるにはどうなればよいか、
という点、これは話し合いを求める側が考えておく必要があるように思います。
ここは長くなるので、僕へ相談していただければと願いますが、
ただ、二人とも話をしなければ進まないということが分かっていても、
それでも、どうしていけばよいかが分からないような時は、
夫婦カウンセリングを考えてみてください(夫婦カウンセリングの教本)。
何を話していけばよいか、また、尽くす、という点については、
場合によっては具体的に回数で決めておくというのも、一つの考え方かとも思います。
第三者が話す内容を用意し、詰まっても橋渡しをし、そして回数も決まっていて、
そこで夫婦の答えを出していくという環境を利用するのも方法の一つかと思います。
進め方の一つとしてということで。
それでは本日はここまでで。それではまた!
離婚と修復のガイドブックでも、色々と解説していますよ。
//行政書士松浦総合法務オフィス 松浦智昌