森薫さんの『乙嫁語り』新刊が出てたのに気づいてなかったー![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
早く本屋さんに行きたい今日この頃です^ ^
森薫さんの作品は、前作の『エマ』でその絵の美しさに魅了されました![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
そこから最初期の『シャーリー』に遡りつつ、
新シリーズ『乙嫁語り』の新刊を待ち望む日々![目](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
![目](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
森さんの絵は、細密画とも言えるほどの細かい描き込みが特徴的です。
『エマ』の後半くらいから、一層緻密な絵になっていき、『乙嫁語り』では登場人物の衣装などが本当に細かいっ![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/093.png)
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/093.png)
一コマ一コマに注ぐエネルギーがとてつもない作品だと思います。
『シャーリー』と『エマ』は、近代イギリスのメイドのお話です![イギリス](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/359.png)
![イギリス](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/359.png)
『シャーリー』は、カフェの女主人と少女メイドの日常を描く連作短編集。
『エマ』は、お屋敷の坊ちゃんとメイドの身分違いラブストーリー。
『シャーリー』は2巻まで刊行。
『エマ』は全10巻で完です。
この2作品もすごくすごく素敵なお話なので、もっと詳しくご紹介したいところですが、今日は『乙嫁語り』の概略を![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
最新刊をゲットしたらまたレビューしたいと思います。
写真は1巻です。
『乙嫁語り』の舞台は、19世紀の中央アジア。
都市に暮らすエイホン家のカルルクのもとに、草原に暮らすアミルが嫁いできました。
カルルク12歳。アミル20歳。
日常生活を描きながら(時に事件も起きつつ)、歳の差を越えてふたりが絆を育んでいく成長物語。
ちなみに「乙嫁」とは、「若い(美しい)お嫁さん」の意味だそうです。
アミルさんが可愛いし、カルルクとの暮らしぶりも微笑ましい。
エイホン家の人びとやご近所さんにも素敵なキャラクターが揃っている。
中央アジアの大家族物語かぁーいいなぁ![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
…と思ってたのですが(^^;
3巻目にして急展開![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
登場人物の中に、スミスという人物がいます。
彼は、フィールドワークのためにエイホン家に滞在していたイギリス人です。
スミスのやっている調査は、今でいう文化人類学だと思います。
2巻の終わりで、彼はさらなる調査のため、エイホン家に別れを告げ、トルコを目指す旅に出ます。
3巻以降は、スミス視点で物語が進み、彼が滞在先で様々な「乙嫁」たちと出会いと別れを繰り返していくというスタイルになります![ハッ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/104.png)
![ハッ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/104.png)
完全にネタ枠だと思ってたスミスが、実は重要キャラクターでしかもイケメン風って…いい意味での想定外^ ^
とはいえ、物語の合間合間にアミルさんたちも登場し、そちらも同時進行で物語が進みます。
アミルさんパートに戻ってくると、何だか安心感がある(´∀`*)
森さんはもともと中央アジアに興味を持たれていたそうですが、それぞれの地域の人びとや習俗の描き分けが素晴らしいです。
家の形や服装から、あぁ違う土地にやって来たんだな〜ということがよく分かる。
そして、それぞれの地で生きる「乙嫁」たちのドラマにも注目です![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
既刊を読み返してたら、ますます新刊が読みたくなってきました〜![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
わたしも中央アジア大好きなので、参考文献?になるかどうかわかりませんが、過去にご紹介したこの記事を貼っておきます笑