アメリカ側からみた意見 | 国際結婚の行く末: 在アメリカ 国際離婚とハーグ条約

国際結婚の行く末: 在アメリカ 国際離婚とハーグ条約

国際結婚をする前に、国際離婚についての知識があればよかったと思います。あったら、してなかった。


ハーグに日本が入ったら、虐待されていて逃げてきた日本人母子はどうしたらいいのか、という意見がありましたね。


それに対してアメリカ側は、そんな事実はない、と。

どうして、そのように言うのか、というのが下を読むとよくわかりますね。


Even if she left due to abuse or fears of abuse this is not considered an excuse. She would have been expected to use the U.S. courts to obtain restraining orders, full custody, no visitation orders, even termination of his parental rights. So her actions would almost certainly result in a criminal conviction if she returned.


『その日本人母親が、虐待や恐怖のために、子供をつれてアメリカを離れ日本に帰ったとしても、それはいいわけではない。

どうして、アメリカの裁判所を使わないんだ。

接近禁止命令を出すことができる。

単独親権をとることができす。

面会権を剥奪することもできる。

父親としての権利を剥奪することだってできる。

こういった裁判所のシステムを使わずに日本に帰ってしまったので、もし、再びアメリカの地を踏むことがあれば、犯罪者として父親が母親を訴えることができるので、母親は逮捕されることだろう。』



理論としてはそうでしょう。裁判所の許可を取って、合法的にアメリカを離れることができる。

でも、現実としてはどうですか?

接近禁止命令が取れますか?

単独親権が取れますか?

面会権を剥奪できますか?

父親の権利も剥奪できますか?

そして、日本に帰れますか?


無理な可能性のほうが高いです。





虐待は、裁判所を使って行われるのです。

精神的な虐待。

肉体的な虐待。

そして、法を使っての虐待。