今から遡ること26年、私はプロボクサーになりました。
ちなみに当時はフェザー級57,15kg・・・でも今も63~65kg。
現在、体脂肪率8~10%をキープしています。
あ、ただのボクサーが減量経験を語るのとはワケが違いますから
皆さんご存知のとおり、ボクサーとは切っても切れないものが減量です。
この減量に、ボクサーは試合と同じくらいに全力で挑みます。
ボクサーの減量と聞いて、あなたはどんな事を想像しますか?
・過酷なトレーニングを短期間で。
・食べたいものはガマン
・食事はもちろん水さえもガマン
今どきこんなこと思ってませんよねまさか…
ボクは四半世紀以上も前の現役時代から既に、競技そのものよりも
減量に関する栄養学や生理学の化学式に興味を抱いてきました。
もちろん選手として精一杯頑張りましたよ。
ただ、引退後も減量に関する学術が頭から離れませんでした。
あらゆる書物を読み漁り、行き着いたのは何人かの学者の研究成果でした。
さらにその学説を基に自分のカラダを使って研究し続けてきました。
そしてまとめ上げたのが、指導してきた選手をも実験材料にした研究結果です。
今どき、かつての人気漫画「あしたのジョー」(古っ)のような減量を
しているボクサーなんてほとんどいません。
当然、トレーニングは激しいですが減量に関して言えば、必要な栄養は摂取して、
リングの上で闘えるエネルギーは確保します。
減量したあと、何故?あんなに激しく殴り合えるのか?
ここにリバウンド防止のカギが隠されているのです。