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庭1つ。

ようこそ・・。
お越しいただきありがとうございます。
写真などありませんが、
イマジネーションの世界でお読みいただけたらと思います。

メダカ池に、トノサマガエルが住みついてる。

 

なついてなくて、

(カエルってなつかないのかな?)

見ると、あわてて、逃げる。

 

小さいメダカ池で、

ボチャン、バシャン、バシャッって、

やるけど、メダカは気にしてないみたい。

 

冬にはいなかった。

 

暖かくなった頃、

メダカ池に顔だけだして浮かんでた。

あ、帰ってきたんだ!

と思ったけど、

そうじゃなくて、ここらへんで、

冬眠してたんだわ・・。

 

3年めだもの・・。

 

裏の田んぼに家が建って、

田んぼが遠くなったから、

 

「もうずっとここに、いなよ。」

 

ここじゃ、結婚できないけどね。

いいよ・・私も、独身だし・・。

 

「ね!?」

 

 

バシャ、バシャ。

 

 

もぐった・・。

 

メダカがエサちょうだいって、

集まってくる。

これから、だんだん、涼しくなるね。

みんな、元気でね。

 

お昼休み、少しは涼しくなったんじゃない?

って、思って、外にでて、散歩。

 

そうでもない・・暑い、

クーラーで冷えた体が、

気持ちいいよ・・って言う。

 

少し歩くと川がある。

 

車が行きかう橋の上。

 

立ち止まって、下をのぞく。

 

背中に太陽の光。

川にも太陽の光が当たって、

光ってるのが、見えた。

 

橋の影が見えた。

 

その影の上に、丸い影。

 

私の頭の影。

 

視線を前に向けると、遠くに山と空。

 

もう1度、下をのぞく。

 

手を振ってみる。

 

丸い頭の影の横に手を振る影が見える。

 

 

 

「私は、在る。」

 

 

 

 

幸せ。

 

海の見える家へ、行ってきた。

 

今までとちょっと違う・・。

 

父が亡くなって、

海の見える家も、

きれいにする人が、

いなくなってしまった。

 

きれいにするぞ!って、

はりきって行ってきた。

 

雨がふったり、やんだり、だった。

雨が降ったら、家の中をやる。

雨がやんだら、家の外をやる。

 

大好きな庭仕事を、やる。

まずは、草抜き・・。

大好きなガーデニング・・

草抜き、大好き・・

 

のはすが、抜けない。

 

 

「雑草さん、木になろうとしてますか?」

 

男手が必要!

長男に頼む。

 

長男と私、長靴をはいて、軍手 をはめてやる。

 

暑いし、抜けないし、終わる気がしないし、

しばらくして、体中がムズムズかゆくもなってきた。

 

「うおーイライラするっ。」

 

「・・・。」

(頼むよ・・男手さん、機嫌よくやっておくれ。)

 

「カマかなんかないんかっ!?」

 

「あ・・あ、あるかな?物置にあるかもよ・・。」

 

 

しばらくして、長男、背丈ほどある長いカマをもって、登場。

 

「うおー。」

 

「わー危ないって、まってまって。」

 

「ちょっと、どいといてー。」

 

ぶーんぶん、カマを振り回す長男・・。

 

 

 

「うおー、たーのしーい!」

 

 

 

元野球部である。

 

それで、肝心の草は、刈れとるんかいな?

 

 

 

あースッキリした・・。

 

 

心がね。