冨士浅間宮
御祭神
木花開那姫命
由緒
平安時代前期の大同年間(806〜810年)坂上田村麻呂が賊征服の神恩に報いる為、富士の大神を当地に勧請したのが始まりと伝わります。
南北朝時代初期の建武2年(1335年)足利尊氏が当地を富士山本宮浅間神社に寄進。室町時代 応永7年(1400年)には今川泰範が当社に寄進しました。
元亀3年(1572年)頃、戦乱の兵火により焼失。桃山時代 天正18年(1590年)に社殿を再興しました。
江戸時代前期 寛永15年(1638年)に社殿を再建。慶安2年(1649年)16石4斗の朱印地を下賜されました。
江戸時代中期の安永4年(1775年)と、後期の文政12年(1831年)にも再建され、都合4枚の棟札が現存し、三間流造の本殿は現在国重要文化財に指定されています。
明治12年(1889年)郷社に列し、明治40年(1907年)には神饌幣帛料供進社に指定されました。
冨士浅間宮
鎮座地
静岡県袋井市国本字入斗964
TEL 0538-42-3774