の続きです。


今年のディプロマBの名古屋での試験は1月29日でした。
基本的に毎年2月に行われるそうなので今年は早かったです。
まぁ少し早くても関係ないんですけどね。
試験日は2〜3ヶ月前に公示されますから、それに向けていかに勉強するか、それだけです。

さて、1月29日(日)に試験本番を迎えました。

受験番号と時間は1週間前くらいに受験票として送られてきてわかるのですが、一緒に学んでいるメンバーに受験票が届きどんどんLINEで報告が来る中...
私には来ないショックなうさぎ
きちんと申し込みはしたし大丈夫なはず、と思いながらもイヤ〜な心配をさせられました。
結局みんなに届いた2日後に届いたのですが、メンバー達からは「どこの田舎に住んでるの〜?ニヤニヤ」などとからかわれ、「いや、変わらないし!ムキー」と思いながらの2日間。
届いた受験票を確認すると、仲の良いメンバーが他に3人いて、6人中5番目。時間もベスト。
欲を言うなら3番目辺りが良かったんだけれど、1番目と6番目は絶対に嫌だったのでホッと一安心。
ちなみに名古屋では30人ほどの受験生がいたと思います。6人1グループでの試験となりました。

当日は早めに向かい、会場で気持ちを落ち着かせました。
ピアノの演奏会や試験、コンクールなど、緊張する場面はこれまでもたくさん経験しているので、本番に対する気持ちの持って行き方はある程度自分で作っています。

・とにかく、リラックスした練習や緊張させた練習を繰り返す事。
・本番が近づいて来る数日前から、敢えてその事を考え緊張をMAXに持っていく事。
・本番当日まで緊張感を保ち、本番の時間が近付いてきたら、少しずつ気持ちを落ち着かせ、ある意味【無】の状態に持っていく事。
・本番直前には、「私は出来る。」と最大の自信を持って気持ちを高め出ていく事。

これはいつも必ずやっている事です。
ピアノ発表会や、音大時代の試験、コンクール、演奏会。全ての本番で。
普段練習する事は当たり前なので、この段階をいかに上手く持っていけるかで本番の出来が決まるというくらいに大事な過程です。

こういった事は、人それぞれやり方が違うと思います。
そして、子供の頃からこういった緊張する場面、舞台などの経験を積む事は、大人になってからの人生にとてもいい影響を与えてくれると思います。
子供より大人の方が緊張します。子供の頃にそういう経験をあまりしていない大人は緊張感を上手く扱えないのではないでしょうか。
逆に言うと、子供の頃にそういう経験をたくさん積んで来た子は、大人になって更に緊張するようになったとしても、うまく気持ちを扱えると思います。
そういう意味で、人前で何かをする経験ができる習い事はオススメですし、何か一つでも続けてやらせてあげてほしいなと思っていますニコニコ
ちなみに私は割と鉄の心臓の持ち主かと思います真顔

話が脱線してしまいました...てへぺろうさぎ

とにかく、なかなかいい環境の中で試験を受けられる事になり良かったです。
試験の時間になり、試験を受ける部屋に呼ばれ、1番の人から順番に試験。
1番の人が全てをやって次の人、ではありません。
1番から6番まで①の試験、そしてまた1番から6番まで②の試験、という風に順番に一つずつ課題を終えていきます。(名古屋での試験の話ですので、受ける会場によって進め方は違うかもしれません。ご確認くださいね。)

まずステップの①〜④の課題ですが、①はまだ緊張していましたが、②からは割とリラックスして受けられました。
それと言うのも、私の前の人(仲良しメンバーの1人です)が②の課題をしている時にちょっとしたミスがあり、それが面白くみんなで少し笑ったからです。
ミスで笑うの!?と思われるかもしれませんが、実は試験官である先生のミスであり試験には影響はなく、そしてメンバーとリハーサルをしていた時に「こんなミスしたら嫌だねー」なんて笑って話していた事が現実に起こったから。
全員で笑った事により、一気にみんなの緊張感がほぐれた気がします。ありがとう!カナヘイうさぎ

大きな失敗もなく(小さな失敗があったのかも覚えていませんが笑)、ステップの課題を終え、ピアノ演奏→視唱まで進みました。

ここで、一つ想定外な事が。
次のリズム聴取。リズムの書き取りですが、手が震える!
問題自体に不安はないのに、それまでの緊張感が手に出るんでしょうね。
みんな「手が震えて書けない〜!」と焦りながら名前や受験番号などを書いていました。
私もミミズが這ったような字になりながらもなんとか書ききり、リズム聴取が始まるまでの間、受験票に文字を書いたり線を書いたりしてなんとか手の痺れを抑えました。
これ、後からみんな言ってましたが、本当に意外な盲点かもしれません。
手が震える、と前もって知っておくと対応が違ってくるかもしれませんのでお知らせしておきますとびだすうさぎ2

そんな感じで全ての試験は終わりました。
あっ、小論文に関しては書いてきた物を当日に提出です。お忘れなく。
正直言って、落ちるとは全く思っていません。
全ての課題をしっかりやりきる事ができました。
ただ簡単ではありませんでした。
前もってしっかりと準備をした事、勉強や練習を重ねた事、シミュレーションをしてのリハーサルを行なった事。
こういった事をこれ以上できないと思うくらいやった事で自信を持って試験に臨めたと思います。

これから試験を受ける予定の方も、上級までの感覚で受けるのではなく、しっかりと準備を。
今回一緒に試験を受けた人の中にも、全く思ったように身体が動かずボロボロだった、という人もいました。
そしてディプロマBは落とされます。
と聞きましたショックなうさぎ
初級から上級まではほぼ落ちる事はないようですが、ディプロマBは本部が簡単には与えたくないと考えているようです。
それだけ大切な資格となります。
しっかり準備をして、自信を持って臨めるようしましょう気合いピスケ

以上、リトミック研究センター ディプロマB試験のお話でしたカナヘイ花