「あ、角田優太です」
大学入学前に行われた、入部予定者練習会。
長谷川と一緒に参加した私が、1番最初に対面した同期、角田優太の一言目です。
あれから時は流れ、3年生になった私たちは、気づけば最高学年となり、個人としては入部前には予想もしていなかった主務を務めています。
OB・OGの皆様、平素よりご声援を賜り誠にありがとうございます。
この度、立教大学体育会テニス部主務を務めさせていただくこととなりました、東京都私立立教池袋高等学校出身、法学部法学科3年 菊地祐太郎です。
新体制を迎えるにあたり、ご挨拶を兼ねまして、私自身の今までの人生を振り返り、ラスト1年への私の想いを綴らせていただきます。
私の構想としては、かなり長い内容になってしまう予定です。駄文で大変恐縮ですが、最後までお付き合いいただけると幸いです。
私のテニス人生は、周りの人々に恵まれ続けてきました。
小学5年生で入会した選手コースのレッスンをサボり続け時間を浪費していた自分をずっと指導してくださっていたコーチの方々、その後入部した立教池袋中学で、3年間を通じて、数え切れないほど怒られ、それ以上に励ましていただき、多くの学びを与えてくださった重原先生など、多くの方々にお世話になり続けてきました。
そんな私が体育会テニス部へ入部することを決心したのも、お世話になってきたOBの方々のおかげです。
1番初めに決心のきっかけとなったのは、池袋中学.高校のコーチを担当してくださっておりました、100代目主将の菅野さんのプレーを拝見したときでした。あまりのレベルの差に憧れを抱き、体育会テニス部への入部を目標としました。その後も、多くの先輩方と関わらせていただく中で、体育会テニス部への憧れが強まり、入部させていただきました。
本当にありがとうございます。
また、中学時代から、多くのアドバイスをくださり、大学でも理事長として関わってくださった昆野さん、OBとしてお越しになった際に私の名前を覚えていてくださり、声をかけてくださった菅野さん、長沼さん、坂本さん、お越しになる度に気にかけてくださり、今年度のリーグ第1戦では、自分のコートレフェリーとしての判断がチームに悪い影響を与えてしまうかもしれない、と悩んでしまっていた私に、「よく頑張った」と声をかけてくださった田沼さん、谷野さん、コーチとして立教池袋にいらっしゃった際、私に「主務」というあだ名をつけてくださり、体育会テニス部で主務になることを予見(?)してくださっていた保坂さん、には特に厚く御礼申し上げます。
以上のように、多くの方々との出会いを経て入部したテニス部生活も、残り1年を迎えてしまいました。
残りの1年間は、主務としてはもちろんですが、プレイヤーとしても、競技人生の集大成を最高の形で終えられるよう、人生で1番努力したいと思います。
また、大好きなこのチーム、同期たちと、嬉し涙を流すことができるよう、そしてしゃぶ葉での祝勝会が開催できるよう、どんな形であっても、どんなに辛くとも、全身全霊でこのチームに身を捧げます。
OB・OGの皆様、ご迷惑をおかけすることが多々あるとは思いますが、私としても精一杯主務を務めさせていただく所存です。
今後とも、ご指導ご鞭撻、そして108代目テニス部への応援のほど、何卒よろしくお願いいたします。
最後にはなりますが、テニス部の大切な仲間たちへ、メッセージを送らせていただきます。後もう少しだけお付き合いいただけると幸いです。
後輩へ
後輩のみんなは、今部活に対して色々な思いがあると思います。周りで楽しそうなストーリーを上げている友達を見て羨ましい気持ちがあったり、ことあるごとに注意されてモチベーションを保てなくなっていたりするかもしれません。もしかしたら、もう辞めたいと思っている人もいるかもしれません。その気持ちはすごくよくわかります。ただ、みんなの人生に他人の僕が干渉すべきではないかもしれませんが、言わせてください。今ここで辞めてほしくありません。この発言が今のみんなを余計に苦しくさせてしまうことも分かってはいます。ただ、一度同じチームになったメンバーが去ってしまうのは、本当に寂しいです。不満や不安がある時は、いくらでも向き合います。怒りをぶつけたかったら、好きなだけぶつけてください。
僕は、いい意味で距離が近く、親しみを持って接してくれる大好きなみんなと一緒に、1部昇格を成し遂げたいです。こんな僕のわがままを聞いて、一緒に頑張ってくれたら嬉しいです。
同期へ
普段、このようなことを言うキャラクターではないのでかなり恥ずかしいですが、寂しい、と言う気持ちが1番大きいです。
僕の意味のわからないボケにも瞬時に対応し、笑いを生み出してくれて、それでいて大事なときには真摯に向き合い、時には厳しいことも真っ直ぐに伝えてくれて本当にありがとう。
トップになってからの約2ヶ月間、ほぼ毎日が辛い日の連続です。それでもいつもと変わらず過ごせているのは、みんなの存在があるからです。これから先も、みんなの力に頼ってしまうことがあるかもしれないけど、頭が若白髪で真っ白になったとしても、何が起ころうとも最高の代にするために最後まで全力で頑張りたいと思っているので、力を貸してくれれば嬉しいです。
特に嵩と寺田、10周ランニングから始まった僕たちの9年もの部活人生も後1年で終わります。バカみたいにエネルギーぶつけていきましょう。
今は部活以外の場所で活躍している同期たちも、もしこのブログを読んでくれていたら、応援してくれれば嬉しいです。最後のリーグ戦、一瞬だけでもしてくれたら嬉しいなって思います。
1年後、引退ブログを書いている自分に向けて、宿題を出したいと思います。
「1部昇格・王座奪取への礎となるチームを作る」