OBOGの皆様をはじめ、立教大学体育会テニス部を支えてくださる全ての皆様、日頃より多大なるご支援・ご声援ありがとうございます。
 
本年度男子部副務を務めておりました、コミニティ福祉学部スポーツウエルネス学科4年の岡崎開です。

 

 

今回の引退ブログが皆様へ感謝の気持ちを綴る最後の機会だと思うと、寂しい気持ちで一杯です。

拙い文章ですが、ご興味がございましたら読んでいただけますと幸いです。

 

 

 

「私が入部することで、立教大学を2部リーグ・1部リーグへと昇格させます。個人戦ではインカレで上位進出を果たします。」

 

この言葉は、当時高校3年生で未熟極まりない私が、先輩方からのアドバイスを基にデカい夢を語ってやろう、と入試の際に豪語した言葉です。今だから言える話ではありますが、当時は大学テニスがどのような世界なのか全く無知であったため、目標というより夢や空想に近い事を語っていました。

 

そして、入部後すぐに、リーグ戦の厳しさ、大学テニスのレベルの高さを知る由もない高校生がよくこんな無責任なことを言えたなと思い知らされました。

(1年時春関成績:単複一次予選敗退)

 

 

そしておよそ2年後

 

「インカレ出場や1部昇格を目指せる立場にある。1部昇格を108代目で成し遂げたい。」

 

昨年のブログで書かせていただいた言葉です。

自分の本当の気持ちでした。心の底から本気で実現させたい目標でした。

 

 

そして、最後のリーグ戦

 

2部優勝、1部入れ替え戦惨敗

 

 

 

何が言いたいかというと、歴代の先輩方や105代目から111代目まで関わってくださった全ての方のおかげで、高校生の時に私が放った無責任な言葉が、夢ではなく目標に、そして後輩に託したい想いに変わっていった、ということです。

 

4年前の自分に伝えたいです。

かっこいい先輩方、自分に無いものを持っている素晴らしい同期、沖縄から来た頼れるダブルスパートナー、尊敬できる後輩に囲まれ、夢物語で発したその言葉は本気で達成したい目標に変わり、後輩に託したい想いになっているよ、と。

 

 

こうやって私の部活生活の始まりと終わりを振り返ると、私の4年間は本当に皆様によって支えられ、成長することができた4年間だったと強く思います。

 

何度でも言わせてください。

これまで関わってくださったテニス部の関係者の皆様。

この4年間で想像もしていなかったような素晴らしい経験をさせていただき、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

長くなってしまいすみません。最後なんです、もう少しだけお付き合いください。

 

自分に甘すぎるかもしれませんが、私はテニス人生最後の1年の目標であった、「悔い無くやり切る」を達成できたのかな、と思っています。

 

しかし、唯一後悔があるとすれば、後輩をはじめもっと色々な人と深く関わり、もっとみんなのことを好きになれたら良かったと思っています!(まだ諦めていません)

 

私は引退を実感しつつある今、初めて自分自身のテニスや役職、部内での立ち位置に強く縛られていた事に気がつきました。

 

そして、それらが無くなった今、私は後輩の皆んなの活躍を願い、応援したいただのテニスファンです。

 

決してインカレで優勝して欲しいと思っているわけではありません。一次予選で1個勝てた、初めて二次予選に行けた、裏方の仕事を頑張っている、何でも良いと思います。

これからは、全力で日々を過ごしている部員の皆んなを、何らかの形で応援させてください。

 

 

 

最後にはなりますが、4年間ご指導いただいた監督、コーチ、トレーナーの皆様。

 

ご期待に沿う結果を残すことはできませんでしたが、皆様のご指導のおかげで4年間で大きく成長することができました。

本当にありがとうございました。

 

 

OBOGの皆様。

 

1部復帰には一歩及びませんでしたが、2年連続で1部入れ替え戦に臨むことができたのは、歴代の先輩方が品位と熱意のあるチームの文化を脈々と受け継いできてくださったからだと思っています。改めて、OBOGの皆様に感謝申し上げます。

 

 

岡崎開