いやぁ〜どうも




OBOGの皆様並びに、立教大学体育会テニス部をご支援いただいているすべての皆様。


平素より多大なご支援・ご声援を賜りまして、誠にありがとうございます。


108代目男子チーム主将を務めてさせていただきました、経営学部経営学科4年の小林良徳です。


遂に先日引退を迎え、部員としての選手活動が終了しました。引退してから思ったことなど、僕の数少ない語彙力で綴らせていただきます。

拙い文章ではありますが、最後まで小僧の戯言に付き合ってくださると幸いです。


私たち108代目は、先日行われました、早稲田大学との1部入替戦をもちまして活動を終了しました。我々の学年は3年半の体育会活動にピリオドをうち、主将として役目も終えました。

コロナ禍によって高校時代ラスト試合をすることなく、終えてしまったので、大学ではラスト試合(3ゲーム)できたことで、引退試合と言うものを肌で味わい、終えることができました。




主将としてやってきたこの1年の集大成であったリーグ戦では、色々な事件(ドラマ)がありながらなんとか勝ち切ることができ、同期、後輩たちのおかげで素晴らしい勝利を味わうことができました。怪我で出れなかったり、痙攣して負けたり、ファイナルまで持ち込まれてヒヤヒヤさせたりと選手によっては思い通りに行かない試合もたくさんありましたが、全員がファイトし、戦ったからこそ、この結果になったと思います。そして何より、後輩たちが去年より大きく成長した姿を見せてくれたこと、同期が試合に出ても出ていなくても、死ぬ気で1勝を取りに行く姿に感動しました。良いチームを作れたかなと思えた瞬間でした。


疲れ果てるまで戦い抜いた選手たちは非常にかっこよかったです。


そんな3年半の体育会活動にピリオドを打ちましたが、テニス人生にはピリオドではなく、カンマにさせていただきました。私は今後ともテニスを続けて行く予定です。今後のテニスについては全日本選手権しか決まっていませんが、OBとして現役が目標とできるような選手を目指して行きたいと思います。


早速、そのOBデビュー戦の佐賀国スポ2024成年男子で茨城県代表として出場し、なんと茨城県歴代最高記録となる、4位入賞を果たすことができました。いやぁ〜どうもですね全く。



佐賀の思い出に浸りすぎて、思わず佐賀牛を添えてしまいました。

※冒頭にも書かせていただきました「いやぁ〜どうも」は茨城弁で挨拶だけではなく、喜怒哀楽を表現できるマジカルフレーズです。是非使ってみてください。

しかし、ここで全てを使い果たしてしまったのか、次の日から39℃越えのインフルエンザと戦うことになりました。全日本前に、もう1試合あると思わなかったです。全く、いやぁ〜どうもでした。現在はもう回復したので、しっかり全日本選手権に向けて頑張ります。



ここからは後輩たちに

1年間ついてきてくれて本当にありがとうございました。成長した姿を見せてくれてどうもありがとう。




1年生

ここから強い気持ちを持ってやれるかどうかです。周りに流されず、自分を持ってやるべきことやって行ってください。後3年長いようであっという間です。目の前のボール一生懸命追いましょう。立教の希望を見せてください。


2年生

「人のふり見て我がふり直せ」これからは自分たちがチームのモチベーションとなるような選手を目指してください。「あいつがいるから頑張る」というあいつが自分たちになれるように、やることやってください。

活躍大いに期待してます。


3年生

おそらくテニス人生をこの1年で終える人がほとんどだと思います。最高学年として、1人ひとりがチームの為に、やるべきことやりましょう。もう言い訳を聞いてくれる先輩はいません。できない理由を探すのではなく、できる為の方法を考えて行動しましょう。応援してます。



時岡

主将として大変な1年になると思います。辛いこと沢山あると思います。でも、社会人になる前に自分を変えられる、成長させられる大きなチャンスだと思います。立教の主将は時岡含め109人しか経験しないんですから。是非頑張って欲しいです。ただやることやるだけです。

頑張れ、力の限り。


女子部

今年の悔しい思いを忘れずに、辛いことから逃げずに頑張ってください。苦しいことから目を背けず、立ち向かった分だけ、結果が出てくると思います。ただやることやるだけですから。

期待してます。小手先よりもパッションです。




同期へ

素晴らしい人の集まりでした。僕は完全に周りに恵まれました。試合に行ってもみんながちゃんとやってくれたから。あのリーグ戦の戦う姿、感動でした。むかついたり、なんだコイツとか思ったこと正直ありましたけど、嫌いになったことは1度もないです。引退して会わなくなったことでみんなの面白さ、ありがたみを毎日実感しています。「幸せとはどこでではなくて、誰とである」と教えてもらえました。

本当にありがとうございました。これからも僕と遊んでください。今後ともよろしくお願いします。

 





そして最後に、これまでテニスをサポートしてくださったOBOGを初め、藤井監督、鷲田さん、沼尻さん、逸崎さん、斉藤トレーナー、田淵さん、樋口さん、家族、本当にありがとうございました。ここまで自由にテニスができたのは、皆様のおかげです。


これからは選手活動をしつつ、立教テニス部でもコーチとして残り、後輩たちを鍛え、違った形でテニス部に貢献していきたいと思ってます。勿論、坊さんとしての勉強、修行もしていきます。



初出場する全日本選手権は5日もしくは6日に初戦で、有明で行われます。応援よろしくお願いいたします。



最後になりますが、私の長いお話に付き合い、目を通してくださり、ありがとうございました。

そして、私に関わって下さった全ての皆様に感謝申し上げます。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。



煩悩の108代目主将

小林良徳