【2023シーズンブログ】

 

NO.17 今井菫

「がむしゃらにやり続けた先にあるもの」

 

 

《プロフィール》

学年:3年

学部学科:法学部法学科

出身校(チーム):都立駒場高等学校普通科

ポジション:MG

背番号:-

最近ハマっていること:色んなパン屋さんやコンビニのミルクフランスを食べること

試合前に聴く曲:終わりなき旅、応援歌

自己PR:ショートスリーパー、ジャグ運びと剣道で育てた腕の筋肉

 

 

 

 

他己紹介:

誰からも愛され、誰よりもチームを愛する熱血MG今井菫。計り知れないほどの仕事をこなす女子チームの縁の下の力持ち。MG業務の他にも選手に寄り添ったり、テーピング巻けたり、逆に何ができないの??と疑問に思うほど。

 

抜け目のないしごできスーパーガールとして生活している一方で、〇〇しちゃった‼︎と突如発せられるあざとさ発言でギャップ萌えを狙う一面も。

可愛いから許されているだけだからね♡笑

また、遊びやご飯に誘うと眠い〜だのバイト〜だのフットワーク重めの彼女。「すみれさん全然ご飯行ってくれない〜」ってれいあ(2年/理)がうるさいから行ってあげてね笑

 

あと見習うべき点がもう一つ。

恋人いないくせにbacknumberの「君の恋人になったら」ばかり聞いて予習完璧なところ。見習います。私のおすすめは「リッツパーティー」だよ。お互い頑張ろうね。

 

何事にも熱い想いを持つすみれ。憧れの消防士を捕まえたとしてもその情熱だけは消火されないように気をつけてね。

すみれの活躍には頭が上がらないほど感謝してます。いつも最高のサポート本当にありがとう。

きっと他己紹介読んだだけで伝わるくらい良い同期なんです、良いMGなんです、

そんな彼女が今年一年抱いていた想いとは、、必見です!ぜひご一読ください!

 

池田幸奈(3年/文)

 

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法学部法学科3年マネージャー今井菫です。

 

まず、ゆきな(3年/文)素敵な紹介文をありがとう。

最初送られてきたときに思わず「なっが。」って声が出たけど、これでも200文字削ったらしい、さすが愛が溢れているね。まあ私もいっしー(3年/スポウエル)に700文字の他己紹介送りつけた。あと消防士のくだり上手だね、さすが文学部。

褒めちぎり他己紹介が続くなかで、私だけ失ったものが大きいような気がするけど、ゆきなも墓穴掘っているからいいか。

最近、生意気後輩代表のれいあ(2年/数)となな(1年/スポウエル)にすごくいじられて悔しいから頑張ろうね。うん。だかられいあとはご飯行かないね。

 

 

3年生の振り返りブログは、1年間を振り返ると共に1年後に迫る引退に向けての決意表明でもあると考えているので、そんな感じで自分の想いを綴っていこうと思います。

想いが溢れて引退ブログのような節が所々あったり、ゆきなに「なっが。」なんて言えないくらい長かったりですが、そこは可愛さに免じて許してください(笑)

 

 

 

初めに、立教大学体育会サッカー部関係者の皆様ならびに応援してくださる方々、日頃より立教大学体育会サッカー部女子チームへの多大なるご支援、温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

毎試合後の温かい拍手に何度も背中を押され、私たちは目標を達成し関東大学女子サッカーリーグ2部に自力残留することができました。

今シーズン残りの試合もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

チームにとっての今シーズンは、2部昇格初年度で新しい舞台の洗礼を受け、個人もチームもボロボロになりながら戦った昨シーズンに比べて、試合を重ねる度に自分たちの成長を感じられたシーズンだったと思う。関東大学女子サッカーリーグ(関カレ)の勝ち点13という結果にもそれがでている。関カレに対する想いはチームInstagramに載せた最終節の試合結果の投稿に書いたのでよかったら見ていただきたい。

関カレ2部自力残留という目標を達成した私たちは、新たに東京都女子サッカーリーグ1部優勝という目標を掲げ、今戦っている。

 

 

 

では個人としての今シーズンはどうだったか。

女子チーム唯一のマネージャーとして何を考えた1年だったのか。

一言で表すなら、ありきたりだが“苦悩”のシーズンだった。

 

1年生は11月に入部したこともあって先輩の名前とリーグの仕組みを覚えるのに必死で、気づいたら2年生になっていた。2年生になって、ただ仕事を与えてもらうのを待つのではなく自分から探していこうと考えるようになった。また女子チーム初のマネージャーとしてこのチームにマネージャーの仕事と役職を確立すること、という目標をもつようになった。葛藤して立ち止まっている時間はなかった。確立するためにはとにかくがむしゃらにやるしかなかった。監督、選手、チームが次何を必要とするのか、言われなくても先回りしてやることでいつしかそれが自分の仕事になると思っていたから毎日必死だった。言葉の通り走り回っていて、それだけで1年間が終わった。それで充分だった。

 

でも3年生になって、ただがむしゃらに走りまわるだけじゃ、本当の意味ではチームのためにならないのではないかという考えが頭の中をよぎるようになった。私はこのチームにずっといるわけではなく、大学卒業と同時に引退しなくてはいけない。確立したものを引き継がなくてはこれから先もずっと続くこのチームのためにはならないことに気づいて心の中に焦りがでてきた。これからどんどん歴史を重ねていく女子チームに私はなにを残せるのだろうか。あと1年間いたところで何も変わらないのではないか、とさえ考えたこともあった。

 

 

だけど、こんな未熟で足りない自分でも頼ってくれる人がいる。新学期が始まってもなかなか女子チームにはマネージャーを希望する子が新歓に来てくれなくて沈んでいたときに水島さんがかけてくださった「女子チームにはすーがいるからいいよ」という言葉、プレッシャーを感じたのが正直なところではあるが、録音しとけばよかったと後悔しているほどに嬉しかった。また、一緒に円陣を組んで一緒に写真に写ろうと言って(一緒に走ろうとも言ってくるけど)チームの一員として認めてくれる仲間がいる。

 

私は決して1人ではない。

 

選手だけでなく私のことまで気にかけてくださったり、グラウンドで会ったら試合頑張ってと声をかけてくださったりする、スタッフをはじめとする男子チームの方々、今シーズン折れそうになったときに話を聞いて寄り添ってくださった優実さん(院2年/トレーナー兼フィジカルコーチ)、女子チームで新しいことを始めようとしたときに男子チームはこうしているよと丁寧に何度も教えてくれたこかげちゃん、「すみはもっとこうしていいんだよ」という心強いアドバイスと「頑張ろうね。」とグラウンドで会う度に言ってくれるすず、クラブハウス(応3)や武蔵野うどん(中盛)で本当に数えきれないほど話を聞いてくれて心の支えになってくれたちい(男子チーム3年マネージャー、トレーナー3人)、残留を一緒に喜んでくださった富士見グラウンドの管理人の方、夜練後の遅い時間でも電話に出て話を聞いてくれたり、時間を作って会ってくれたりする友達、そして家族、あげたらキリがないほど私は多くの人に支えてもらっている。

 

 

 

マネージャーの仕事はこうで、マネージャーはこうあるべきだ、って経験も先輩もいない私が勝手に想像して自らを縛っていたって意味がなくて、このチームのマネージャーは私なのだともっと自分自身に誇りと自信を持とうと思う。

 

 

選手よりも水島さんの声が響くボール回しも(ゆきなとあいみ(3年/スポウエル)も負けてないけど)、みんなの目の色が変わるポゼッションも、思わず声がでてしまうようなスーパーシュート、スーパーセーブを間近で観ることのできるシュート練習も、経験も学年も関係なく本気でぶつかる1vs1も、2時間の練習のどの瞬間を切り取っても大好きな時間だ。

 

女子チームには大学からサッカーを始めた人もいれば幼い頃から厳しい環境でサッカーをやってきた人もいる。試合に出ている人もなかなか試合に絡めていない人もそれぞれ抱えている想いがある。そんななかでお互いを認め合い、水島さんを中心に“勝利”という目標に向かって1つになる、すごく良いチームだ。

 

 

選手が創りあげたこのチームの良さを伝えるのがマネージャーとしての役目だと思っている。どうしたら応援してくださる方に感謝が伝わるのか、結果だけでなく組織としてできることはないか。少し前に部屋の片づけをしていたら「今シーズン新たに始めたいこと」と書いたメモが出てきた。そこには、試合速報、試合情報、試合結果をSNSに投稿すること、スタメン動画を作成し毎試合載せること、と書いてあった。まず、試合の情報と結果を自分たちから発信することが応援してくださる方への誠意だと考え、組織がちゃんとしているという印象を受けるチームはどのようにSNSを活用しているのかを知るため、とにかく沢山の他大学のチーム、他競技の体育会部活のSNSを漁りに漁りまくって、今シーズンから様々な発信を始めた。最初の頃はただ試合結果を載せるだけだったが、試合を重ねるうちにどんな試合だったのか、自分たちの想いを短くても伝えるべきだと考え、毎試合一言添えるようにした。それでもまだまだ改善すべきところばかりで、日々勉強を怠らずにより良いものにしていきたい。

 

私はこの大好きなチームを1人でも多くの人に知ってもらいたいし、より高い舞台を一緒に目指したい。

 

マネージャーがいない状態且つ11月なんて意味の分からない時期に来た自分を受け入れてくれたサッカー部に恩返しがしたい。そして、こんなことを言うのはおこがましいのかもしれないが、これからも続くこのチームに自分がいた意味を残したい。

 

 

「挑戦~個人からチームへ チームから未来へ~」

女子チーム創設者の阿部穂乃花さんが掲げた理念を体現するためにできること、やるべきことはまだあるはずだ。

このチームのために、チームの未来のために、がむしゃらにやる。

 

マネージャーとして今はまだどういう終わり方が良いのか分からない。私が2年生の時に掲げた目標を達成できるかも分からない。

でもがむしゃらにやり続けた先に何かヒントがあると信じて、日々チームと向き合っていく。私にはがむしゃらの原動力となる、このチームが大好きという気持ちと自分を迎え入れてくれた感謝の気持ちがあるから、どんな壁にぶつかっても止まらず続けよう。

今抱えている悩みだって1年後の引退ブログのネタにしようくらいに思っておこう。

 

 

もし、万が一、たとえ、マネージャーという役職をこのチームに残せなかったとしても、胸を張ってこのチームにいたと言えるよう、残りの1年間一部員としてチームに貢献していきたい。

 

 

 

【4年生へ】

 

まどかさん(4年・主将/福祉)

まどかさんの両足のテーピングをしながら色んな話をする時間が好きでした。泣き虫まどちゃんなんて名前を忘れてしまうくらい、キャプテンのまどかさんは頼もしくてかっこよかったです。選手1人1人に寄り添って等身大で話を聞いてくれるまどかさんがキャプテンだったからこそ、最初あんなに緊張していた1年生が今楽しんでサッカーをやっているのだと思います。まどかさんの明るさと優しさが大好きです。

あ、まどかさんがおすすめしてくださった芸人の方のYouTubeまだ見ていません。すみません。

 

さきさん(4年・主務/福祉)

最近、いっしーが変なことを言ってはすみれ!ってなぜか私に回収を頼んでくるさきさん。寡黙で人と群れない一匹狼のような印象だったさきさんがたくさん話しかけてくださって嬉しかったです。私が気づかれないようにやったことにも気づいて、ありがとうを伝えてくれるさきさん。その視野の広さでチームを盛り上げ、様々な角度からチームのことを考えている姿を尊敬しています。中央学院大学戦での気持ちのこもったゴールもファーストプレーで決めたゴールも全部好きです。サッカーやチームに対する情熱が溢れているところが大好きです。

 

あきほさん(4年・副将/スポウエル)

お母さんのような穏やかさの中に熱い思いを秘めているあきほさん。いつでも出られるように練習でもベンチでも最善の準備をする姿を見ていた矢先の怪我で、あの時対応したのが自分じゃなくて優実さんだったら何か違っていたのではないかと悔やんでいたときに、「すみれがいてくれてありがたかった。」と言ってくださる、自分が辛いときでも周りへの思いやりに溢れているその人間性が大好きです。あまり抱え込まないでください。またご飯行きましょう!

 

このみさん(4年/経営)

私が入部したばかりのときに毎日一緒に帰ってくださったこのみさん。まだ自転車を買っていなくて歩いていこうとした私にリハビリのついでにと気を遣わせない理由をつけて一緒に富士見まで歩いてくださった優しさを忘れません。いつも私はいいよ、と自分を後回しにしたり、私と違ってみんな頑張っているからと言うこのみさんですが、練習の後にトレーニングルームに行く姿や怪我で悩む後輩の話を聞いている姿。自己犠牲のできるこのみさんの優しさ。そんなツンデレなこのみさんが大好きです。

 

なみさん(4年/心理)

文武両道を体現したなみさん。忙しさを言い訳にせずに夢に向かって努力を惜しまない姿が憧れです。またひたむきにサッカーに向き合い、後輩にもアドバイスを求めている姿を何度も目にしました。その努力の結果がベンチをも湧かすスーパープレーに表れていて、なみさんのサッカーは自分にも勇気を与えてくれました。なみさんの進路においてもサッカーにおいても絶対に諦めない強い心が大好きです。

 

 

私が夜練の後1人で帰ることを心配して洗濯が終わるまでさりげなく待ってくださる4年生、アップ中の選手の話に入っていっていいのか分からないときにいじって中に入れてくれる4年生、そんな4年生のさりげない優しさにたくさん救われてきました。沢山、沢山ありがとうございました。本当に出会えてよかったです。

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今後とも立教大学体育会サッカー部女子チームを応援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

 

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石川真愛(3年/DF)