おっちゃん、ときどき、わたし。

おっちゃん、ときどき、わたし。

14歳でホームレス問題に出会い
19歳で「ホームレス状態を生み出さない日本」にすべく
認定NPO法人Homedoorを設立しました。

ホームレス支援の新たなモデルづくりに取り組んでいます。
HP * www.homedoor.org

2019/9*ダイヤモンド社より新著を出版

Amebaでブログを始めよう!

2021年3月23日に「セブンルール」(フジテレビ系列)に出演しました。
ご覧いただき、関心をお寄せいただきありがとうございます。

 

私の初著が2020年9月に発売しております。
起業に至る経緯、Homedoorの詳細な活動をお伝えできる一冊となっております。
ぜひ、お手に取っていただければ幸いです。

 

 

 

 

 

セブンルール内でもありました、念願の食堂「おかえりキッチン」が今春OPEN予定です。そこで、運営を毎月のご寄付でご支援いただけるサポーターさんを大募集中です。

◆おかえりキッチン
詳細はこちら

 

 

 

また、本日よりホームレス状態の人たちが撮影した写真集の出版を行うためのクラウドファンディングを開始します!目標金額は450万円。
目標に届かなかったら、プロジェクトは行わない「All-or-Nothing方式」での挑戦です。ぜひ応援してください!

◆クラウドファンディング
カメラマンはホームレスのおっちゃんたち!写真集出版で支援の輪を広げたい。
詳細はこちら

 

ぜひ、引き続きご関心をお寄せいただければ幸いです!

 

2010年に活動を開始したHomedoor。

いつの間にか、もう9年。来年は10周年。

 

本当に多くの方のサポートがあったからこそ、

なんとか続いてきたようなもんで、

私がもっと優秀でバリバリだったら、

ここまで来るのにこんなに時間はかからなかったかもしれません。

 

でもきっと、必要な時間だったんだろうなぁと思いながら、

毎年毎年、1年間の活動を振り返り、

サポートいただいた皆様に共有する。

そんな会が、このChallenge Meetingです。

 

年に1回だけです。

毎年、東京と大阪で開催しており、
今年は、7/21@東京、8/4@大阪で実施します!


初めてHomedoorのことを知る方、

ホームレス問題に少しだけ関心がある方、

そして、日頃から活動を応援くださっている方、

どなたでも大歓迎です。


詳細&参加のお申し込みはこちらからどうぞ。

皆様のご参加、お待ちしております!

 

週間ダイヤモンドさんに私の生い立ち?を中心に

ご取材いただきました!

 

なんと聞き手は前編集長の深澤さん。

どういった経緯でホームレス問題との出会いがあったかを話す機会はあれど、

あんまり、生い立ちについて詳しく話すことはなかったので

なんだか新鮮で盛り上がる時間でした。

 

カメラマンさんもHUBchariやアンドセンターとか映すんじゃなくて、

話を聞いてたら、川口さんだけで掲載したくなったと

丁寧に撮影してくれました。

 

Homedoorを立ち上げてから、

本当に多くのメディアから取材いただくことがありました。

こんなに取り上げてもらえるのはありがたく、

また一過性で終わるのではなく、

こうして設立から9年経った今も、

様々な切り口から活動を紹介いただけることが

非常にありがたいです…

 

設立当初は、

どうにかして自分を表現しなくては、

発信しなくてはとその不安から

えらい躍起になっていたわけですが、

最近はありのままでいられるこの環境がとてもありがたいです。

ただその一方で、アウトプットも大してせずに

楽をしている自分がいることに驚かされます。

 

高校生の頃、投げかけられた言葉があります。

What can I do?

What should I do?

 

それを自問自答しながらここまできたわけですが、

改めて、自分に問い直す。

そんな時期が来ているのかもしれません。

 

なんだか話は逸れましたが、

オンライン記事もありますので、(無料会員登録が必要ですが)

もしよければどうぞ〜

 

<記事はこちら>

中2の冬に受けた衝撃 誰かがやるのを待っていても何も変わらない/川口加奈・NPO法人Homedoor理事長

この度、日経WOMAN主催「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」を受賞することができました。

 

私の憧れの女性の先輩たちは、皆さんこの賞を取られていて、
そんな栄えある賞の末席に加えていただけたこと、身の引き締まる思いです。


少し、受賞スピーチを紹介させてください。
(緊張して、全くこの通りには話せていませんが)
***
この度は、大変光栄な賞をいただき、誠にありがとうございます。
 

17歳の時、私は1枚の絵を描きました。

それは、施設の間取り図です。

今思えば、女子高生が描くなら、
おしゃれな建物の外観を描けばよかったのですが、私は間取り図を書きました。

 

日本の路上で、一人孤独に名前もわからずに
亡くなられる人がもういないように個室を描きました。

働きたいと思ったら、誰もが働ける仕事場がある様子、
栄養の取れる食事がいただけるカフェ。
救急搬送の時にホームレスだからと言って放置されないで済むような病院。
専門の相談員がじっくり相談にのれるカウンセラールーム。

 

こんな場所がこの日本でたったひとつでもあったら、
ホームレス問題が解決できるのではないかと言う理想の施設の間取り図でした。

 

19歳の時にHomedoorを立ち上げてから、
辛いこともたくさんありました。

ホームレスの人は怠けたいだけだ、
ホームレスの人が来るなら物件は貸せないよ、
いろんなことを言われました。

 

なんどもくじけそうになりました。
でも、待っていてくれるおっちゃんたちがいつもそばで励ましてくれました。

そして今年、ついに、5階建て20部屋の宿泊施設「アンドセンター」が完成しました。
ここまで来るのに、気づけば10年もかかってしまいました。

 

宿泊されたおっちゃんが、翌朝言いました

6時間も寝ちゃいました。と。


なんだかその言葉で、
私たちの小さな小さな活動が、
日本のホームレス支援のモデルに、
先進国の貧困支援のモデルに繋げられる、
そんな可能性を感じた瞬間でした。
 

最後に皆さんにお願いがあります。
私たちは、このアンドセンターを持続可能なものにすべく、
毎月の家賃100万円を1000人が毎月1000円を継続してご寄付でサポートいただくことで
運営する1000人キャンペーンを行なっています。
ぜひ、今日聞いてくださった皆様の中から、1000人のうちの1人が生まれたら、
とっても嬉しいなと思っています。
どうぞご協力、よろしくお願いいたします!
http://www.lp.homedoor.org/1000campaign

この度は本当にありがとうございました。

すっかりブログはご無沙汰してしまいましたが、

ついに念願叶って、Homedoorでは20部屋の宿泊施設をオープンすることができました!

 

実は私、高校3年生のときに1枚の絵を描いたのですが、

それがHomedoorの設立のもととなっています。

 

とりあえず、ここに駆け込んだらなんとかなる。

どんな人でも働ける仕事が用意されていて、

栄養のとれる食事がいただけるカフェがある。

そして、その日からゆっくり休める個室が用意されている。

 

そんな場所を作り上げたくて、Homedoorを始めました。

 

 

こんな大きな1階建ての間取り図を厳密には再現できませんでしたが、

梅田駅近くにある、天神橋筋6丁目駅から徒歩3分の5階建てビルを一棟借り上げ、

20部屋の宿泊施設「アンドセンター」の運営を開始しました。

 

こんな感じです!

しかし、アンドセンターの家賃・管理費が毎月100万円ほどかかってくるのですが、

宿泊する利用者から利用料をもらうことはできません。

 

そこで、毎月1000円寄付くださる人を、1000人集めようという、

アンドセンター設立1000人キャンペーンを開始しました。

もしよろしければ、ページも新たに公開しましたので、

ぜひご覧いただければ幸いです。

http://www.lp.homedoor.org/1000campaign

 

 

Homedoorは認定NPOとなったり、相談者数が年間200名を超えたりと、社会的な後押しもいただけるようになってきました。しかし、これからこそが<正念場>だと思っています。組織を安定的に運営するためには事業的な基盤がより一層必要となってきます。

 

そこで今回は、<事業開発リーダー><代表アシスタント>のポジションを新たに設けました。また、Homedoorとしては3年ぶりに一般公開での求人となります。

 

 

初めて、ETIC.さまのDR!VEという求人サイトを使わせていただきました。
(是非こちらのページでも、イイネをお願いします。)
・代表アシスタント
・事業開発リーダー

 

 

そして、<ペライチ様>から多大なるご協力をいただいいて、特設サイトも準備できました。
・代表アシスタント

・事業開発

 

 

さらにHomedoorは、DODAソーシャルキャリアフォーラム in OSAKAにも出展します。魅力的な団体ばかりが出展しております。しかも当日は、私がなんと総合司会をするようです!総合司会って、どうやったらいいのかまだ悩んでおりますが(笑)ソーシャルキャリアへの転職をお考えの皆様、ぜひとも、足をお運びください。

おっちゃんたちは、ごはんのことを「エサ」と言います。飲食店の営業終了後、廃棄弁当を漁るとき、飢えを解消するためだけの「エサトリ」でしかないのです。

 

昨日、僭越ながらご一緒させていただいた、奥田 知志さんが講演会の中でおっしゃっていました。

 

「何を食べたかではなく、誰と食べたか」が大切だと。

 

そう感じてもらうことが、深く深く閉ざしたおっちゃんの心を開く鍵であるんじゃないか、私たちもそう考えます。

 

そんな中、Homedoorでは今月から&食堂という取り組みが始まりました。

 

というのも、いつもカップラーメンを無償で提供してきた「ホット&ハウス」ですが、やはりきになるのは、栄養面… そこで、2月はなんと3本も、食イベントを実施。すごい頻度でした;;

 

・自分で作る恵方巻きPARTY

案の定、みんな具材入れすぎて、溢れ出る具材

 

・カレー対決

事前エントリー方式で、おっちゃん2名があの芝田シェフに対決を申し込みました。3種のカレーは、どれも甲乙つけがたく…6杯食べた私は、翌日、お腹が痛くなりました。

 

・&食堂「豚汁と人参しりしり」

スーパーボランティア中西シェフが腕をふるってくれました。みんなで一緒に言う「いただきます」の声。小学校の給食を思い出しました。お腹が膨らんだ後は、健康相談会。野菜だらけの給食に、おっちゃんが「健康になった気分やわ」と。本当の意味での健康をもっとお届けしたい。

 

 

 

ということで、ご察しいただいた通り、下記を猛烈募集しております。

<&食堂で腕をふるってくださる方>

毎月第3木曜のランチを作ってくださるボランティアさん、絶賛募集中です。

http://www.homedoor.org/shien/regist

 

<寄付で応援くださる方>

運営費のカンパをお願いします!

http://www.homedoor.org/shien/kifukaiin

 

<物品寄付で応援くださる方>

個人的に、安全面を考えて、消火器欲しいなぁと切望しております。

https://www.amazon.co.jp/gp/registry/wishlist/136D8JC82TGO4/ref=cm_wl_list_o_0?

先日、クラウドファウンディングの成功により、プロジェクトをスタートすることができました「住居提供」について、日本経済新聞さまに取り上げていただきました!

 

3部屋の「ステップハウス」を用意したところ、早速、2名の方が入居いただいています。もう1名も、年末はやっぱり家で過ごしたいなということで、入居を検討してくれている段階です。

 

今日も他のおっちゃんが、鍋の食材を買い込んで、みんなで鍋パだと、わいわい。そんな様子を見ていて、しみじみと、住居をようやく提供できてよかったなと感じました。

 

まだまだ、住まいの提供については試行錯誤が続きますが、心身のケアを丁寧に行い、ゆくゆくは、より多くの方のニーズに答えられるよう、この住居提供を拡大していければなと思っております。

 

ご支援いただいた皆様、どうもありがとうございました。

これからも、見守っていてください。

※写真は、記事の一部になります。

 ぜひ、日本経済新聞をお読みの方は記事を見つけてくださいね!

※関西地域限定の記事かもしれません。