ニュースクルがウチに来てから?② | 力太郎のブログ

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近所の散策や自転車いじりとか…

 

ニュースクルとは?

2018年頃までブリヂストンサイクルで販売されていた

㈳全国新聞協会推奨のシングルギア仕様の26インチと

内装三段仕様の22(23.5型)インチ・ミニサイクルサイズもあった

質実剛健なダイキャストフレームの駄洒落が効いた車名の実用車です。

BS独自のダイキャストフレームの生産終了で無くなったモデルですね…

新聞販売店はもちろん、運送会社やヤクルトでも使われていたようです。

個人的には↑こんな実用車が欲しかったので一度は乗ってみたいと探していましたが、状態良いのが格安でそう簡単に手に入る訳でもなく

古いMTBを東松山の某ジャンク屋さんで落札し引き取りに行くと…

フレームのJIS№6099から

セキネサイクル製と思われるBE-PALやBSのワイルドウエスト

 

の奥に小さいタイヤですけど荷台とスタンドが実用車仕様ですね…謎

 

年代物のサドルも破れ無しだったBSワイルドウエストも出所が謎でしたが…

サドル上のニュースクルが気になってしょうがない

 

これがブリヂストンサイクル・ニュースクルとの初見でしたが

ステッカーの色褪せはありますが状態良さそうですね。

レアな車種が見られて良かったのですが

処分するには勿体ないようなレアな自転車が、ここにあるという事は前所有者に棄てられたのか?

ジャンク屋さんで引き取られたのでしょうね。

 

 

レアな車種やOLD・MTB

 

 

珍しい自転車等、まさしくジャンクな自転車が色々と出品されますが

ちょっと前までは、運よく落札出来ていたりします。

 

 

 

 

 

今まで落札した自転車の価格帯は…

2000円から5000円ほど…

欲しい部品を一個一個で落札するより丸車の方がお得かな?と思うようになりました。

日本製で昔の部品や造りの良いOLD・MTBなど

こんな美味しい世界があるのだと気に入った車種を落札し綺麗に直してちょっと乗るのが趣味になっていますが、ジャンク屋さんから乗って帰って来る道中の珍道中記散策が一番の楽しみですね。

 

 

ヤフオク出品を数か月待っていると、あの時見た一台です♪

まあ~タダみたいなスタート価格で、あまり上がりもせず…驚

この価格で、運よく落札した次第です。

(´▽`*)

 

 

ヤマト便で自転車発送が可能だった時は+3000円程の格安送料で届いていましたが

ヤマト便の取扱いが無くなって失望しましたが

返って自分の予算内で落札できるチャンスが増えて送料負担が無い分リスクある自走引き取りですが総額的にはさらに抑えられた感じです。

BSアルベルトロイヤルの(初)自走引き取り編では…熱中症対策が無策すぎて死に掛けましたがw

ニュースクルも暑い時期の引き取りで自転車のコンデションが悪くて…(´;ω;`)

アルベルトの次位に過酷な道中でした。

日除けの帽子被って走るペース配分とか時間が掛かっても日陰でちゃんと休憩、充分な水分補給や塩分補給などで無事に家に辿り着いた次第で自転車自体よりは行程で思い入れがあります。

家に到着直後ですが
タイヤが小さくても…22x1-3/4 WO 
リムサイズはアラヤ製の強化ステンレスリムWO-3でサイズは22x1-3/8 WO 36H
華奢な小径車とは違う毎日、新聞を積んで走るようにと前ハブなんかはBC3/8規格で実用車ならではの造りですが各部分を見ると2005年製と思う
西暦記号が多々あり15年近く経つとは思えない綺麗な外装状況でした。
そういえば…後ろ泥除けにステッカーチューン済みのニュースクル
東松山・箭弓稲荷神社の
交通安全ステッカーが貼ってあり
前施錠の鍵にも箭弓稲荷神社のキーホルダー付きで気になりましたが…謎
交通安全の御利益はありそうで前所有者は巧く貼りましたねw
自走引き取り編では
市野川沿いを走って、最短距離で抜けられる行程で東松山市域を出る所で再度の原因不明のパンクでビビりましたが
東松山市古凍の鎮守、鷲神社
暑い最中、日陰がある場所で修理させて貰って助かりましたが
ジャンクな自転車の自走引き取りが趣味なのは?
こういう散策が出来る所と修理・トラブル対応力が身に付く所でしょうか。
 
自走引き取り編?初の最大のトラブルというかタイヤ・チューブが経年劣化のひび割れとリムフラップ切れのチューブの揉まれ擦れパンク等々…完全に駄目でパンク修理で乗って辿り着くのかと…(´;ω;`)
何か…試されている感が凄いなと思いました。
そんな訳で分解し清掃とグリスアップや各部調整しハブダイナモによりLEDオートライト化など自分好みの部品に替えてみると
積載性が良い頼もしい実用車で走り易くなりました。
 
 
荷物を積んで走るとちょうど良い確りしたフレームで自分が今まで乗った自転車で一番?車重は重いですが漕ぎ易くて乗り心地もよく決して速い自転車では無いのですが
メリダスパノバやOLDMTBと比べても不思議と疲れにくい自転車です。
 
 
このニュースクルは2005年製で2006年モデルでしょうね。
※フレーム№や部品の製造番号の西暦記号などから
日本で生産と言いつつも日本製と海外製の部品が混在または移行する時期前で概ね日本製自転車部品で構成された時代の最後の方でしょうね。
 
工夫すると?タイヤもいっぱい積載できましたw
 
某立川の地元では腕と人望の良い老舗自転車店が訳あって廃業し破産管財人が入って廃業した事業者の片付けなどする出品者さんが競争入札で自転車や部品等を多数入手したそうですが格安出品で度々落札していましたが送料がけっこうするので引き取りでも良いですか?と聞くと良いとの事で一時よく三ヶ島街道の河岸道を月一位で通っていました。
この年式のニュースクルの後輪ブレーキは
BSのダイネックスサーボブレーキ(サーボブレーキ)で音鳴きしないバンドブレーキですが
一般車と同じブレーキ径なので制動力がイマイチな点が不満です。
色々と対策をしましたが改善しないのでローラーブレーキ仕様の内装三段ハブに交換します。
↑ハブシェルがアルミ製の内装三段・シマノ製インター3です。
マルキンのベルトドライブ車用ハブだったSG-3R45の部品とベアリング摺動面が荒れてハブシェルを駄目にしたSG-3R40のユニットと組み合わせた?二個一で内装三段ローラーブレーキ仕様にしたいなと思います。
22インチWOニュースクルに付いていたARAYA製の強化ステンレスリムはJISマーク付きで日本製ですね。※これも2005年製を思わせる【05】記号がありました。
廃盤品なのでレアみたいですが補修用に取って置きます。
こっちもARAYA製ですがJIS記号も後のVIA記号もなく?2016年製と思われる【16】製造年記号の刻印がありましたが
ステンレスリムの製造を止める前の製品で某パナソ●ックサイク●テックのギュットステージ22向けの製品みたいで補修部品が大量に余ったのか?放出されたのか?不明ですがヤフオクで一時、投げ売り状態のような低価格で出ていたのを2ペア購入。
今も同じ出品者さんで在庫あるみたいで自分の地元で若い時修行?働いていたのか?親身で丁寧な出品者さんでしたが…22インチでもHEではなくWOで36Hなのでハブの選定に汎用性と丈夫な造りのホイールが組めるので良い製品でオススメです。昔の子供乗せBSアンジェリーノの前輪22インチ28Hリムの代替品にも使えそうです。
然程苦も無く難なく組めたので精度が良いのかな?と思いました。
ダイネックスサーボブレーキ仕様の内装三段ハブを外して
 
新しい後輪を組む所で普通のローラーブレーキだと自分が走る地域は坂が多いのでニュースクルに過酷だと思うので制動力があるハイパーローラーブレーキで
シマノ製BR-C3010Rを以前購入したモノを付けたいと思います。
昨今のコロナ禍や世界情勢の物流に滞りや生産遅延なのか?手に入りづらくなってAmazonだと
冷却フィンが少し小さいBR-C3000Rだと一応入手出来そうですね。

 

 

 

 

この後、紆余曲折あって何とか取り付けたBR-C3010Rの効きの良さを実感すると…

BR-C6000Rってどれほど制動力あるのか?興味ありますね。

 

 

従来型のローラーブレーキの取り付け方と調整が全く違うので戸惑いましたがシマノのマニュアルをしっかり読んだ方が良いです。

 

„ ブレーキケーブルの取付け

 

 

 

ブレーキワイヤーの長さをブレーキアウター端からインナー固定ボルトユニット端まで【99mm】にしてからブレーキケーブルを固定するのですがこの時は何度やっても入らず…
↑ブレーキワイヤーが通った調整ネジをアームクリップ部に入れるのは最後で
先にワイヤー通して固定ナットの向きを間違えずに溝に入れてから調整ネジをアームクリップに固定して調整ネジを張って取り付けすると上手く行ったので…

※自己流でやったら絶対入らないのでマニュアル通りに付けましょう。

ブレーキレバーは推奨?制動力を引き出すには指定された物があるそうですが

 

 

↑後ろブレーキはBR-C3010Rになるので左ブレーキレバーだけでもこの製品が良いそうです。

 

自分は普通のシティサイクル用のリターンスプリングの入ったアルミ製ブレーキレバーを使いブレーキレバー側に調整ネジの無いキャリパーブレーキ用普通のタイプです。

 

順調にハイパーローラーブレーキ化?と

思ったのですがシマノマニュアルをちゃんと読まずに従来型の取り付け方に囚われてw上手く付かなかったので一旦、冷却フィン付BR-IM31RFを付けましたが、シティサイクルに付けて良かったなと思ったのが

 

 

 

2016年製BSキャスロングDXに取り付けたBR-IM41の方が

制動力アップと前後制動力のバランスや取付・調整・ローラーブレーキグリス注油含めて良い製品だったなと感じましたが製造終了し廃盤品みたいですが検索すると出てくる時もまだありますね。

↑これの取り付け方、調整方法に囚われてBR-C3010Rは上手く取り付けられませんが

うまく取り付け出来たと思ったけど…

なんかブレーキが引きずっている感があるのが不思議で仕様か?調整ミスったのか?

22インチニュースクルには推奨、適合サイズでは無いのは承知していますが

後輪回してから止まるまでも微妙に早い気がしますが…

こっちの方が良かったかな?と思いましたが

このローラーブレーキ仕様ニコイチ内装三段ハブは

組んでから気付きましたが…ベルクランクがプッシュロッドを押し切れず変速しないです。謎

実はこれシマノ・インター3内装三段には電動アシスト車向けを除いてハブの軸、軸長の違いで大まかに二種類がありますがこのニコイチハブは軸長【191.8mm】で標準【181.8mm】より僅かですが10mm長く左右5mm長くなり

アルミフレーム車でフレームエンドが肉厚な車種向けみたいですが

何とか使えないかと思案すると

ベルクランクの裏に専用のスペーサーを入れると大丈夫そうです。

内装三段車で片足スタンドだと標準で付いていますが両足スタンド化で不要になりますよね?

どこかにあったと思ったけど三日間探しても無いので…段付きワッシャー(4mm)新たに買いましたがw

プッシュロッドも標準【81.85mm】より長い軸長用【86.85mm】を必ず用意して組みます。

 

ついでに軽快車用カートリッジBB【TANGE LN3922C】にしましたが文字数制限でいっぱいです。

 

チェーン仕様のアルミハブシェルの内装三段・シマノインター3(SG-3R45)はなかなか見ないので不要で壊れた廃品同士で巧く再利用できて嬉しいです。

15、16年以上経った新聞協会推奨の古いニュースクルですがw生まれ変わったようになります。

春になってBR-C3010Rも馴染んだのか?ブレーキ引き摺った感の違和感は少し解消した気がしますが肝心の制動力は標準のローラーブレーキ(BR-IM31)では体感し難いブレーキレバー目一杯握ればロックする程、充分効くので概ね満足ですが今度は専用ブレーキレバーにしてみたいです。

強いて欠点を上げると…

ローラーブレーキグリスの補充が…スタンドに隠れて厳しいのでスタンド脱着が必要かもしれません。

ひょんなことから東松山のジャンク屋さんで見かけてその後運良く入手できたニュースクルですがカスタムしがいがあって荷物も積めて走りも良いです。

まず新聞屋さん以外では人と被らない自転車な所とw丈夫な所が良いです。見かけた時からまだ走れそうな車体だったのですがブリヂストンらしいフレームで太いタイヤは衝撃吸収性や悪路走破性も意外と良くてポタリングにも?最適な一台です。

今日もご覧頂きありがとうございます。