風の島 | RikiStyle

風の島

ちゅうわけで15日

夕方のフライトで千歳へ。

日没頃ランディング。

 

利尻でガイドをする友人が

車で迎えにきてくれ

一緒に北上開始。

この日は岩見沢のゲストハウスに。

 

 

16日

朝起きたらこんないい所だったのね

 

ゲストハウスオーナーのお家で

コーヒーいただいて

 

北上開始。

延々と続く

何もなく真っ直ぐな海岸線。

 

稚内からフェリーで利尻に。

さて、利尻に戻りました。

 

ここからはひたすら南下をしていくぞ!!

と10日ぶりに船に戻ってみると

なんてこった。。。

 

不在中、きっと東からの強い風と

ウネリにさらされたのだろう

 

岸壁に押し付けられ

強く揺さぶられたようで

フェンダーが潰れ

 

フェンダーを止めていた

ライフラインが切れ

 

サイドバンパーが後ろにズレ出て

サイドバンパーを抑えていた装飾が

止めていた太いボルトを

曲げるほどの力で

無惨にも引き剥がされていた。。。

 

係船ロープも伸びた状態だったので

かなりの強さだったんだろう。。。

 

さらにはそれにより船体自体も

岸壁に打ち付けられたようで

1ヶ所のスタンションが

ベースのところから大きく破損。。。

 

ううう。。。

 

とりあえずライフラインは

接続部のロープが

切れていただけだったので

新たなロープで繋ぎ直しすぐ解決。

 

フェンダーのロープも

切れかけていたので交換し

3発あった涙型のフェンダーが

2個になったので

前と後ろの場所を付け替えて

真ん中は薄いけどクッションでカバー

 

また岸壁に押し付けられるような

ことがあっては

2個では心もとないし

きっと前回以上に

ダメージを食らってしまうかもしれない

しかも翌18日は30m近い風が予想されている。。。

怖い。。。

 

多分その時は山側からだろうから

岸壁には押し付けられないだろうが

いずれにしても

少し岸壁から離しておいた方が安心。

ってことで

逆側からの係船ロープを補強。

 

動かなくなっていたオートパイロットも

取り合えす今できるところを触ってみた

あとは実際に動かした時に

どうなるか。。。

 

ここまでやったら

利尻のガイドの先輩が

迎えにきてくれ温泉に。

そしてその先輩のお家で

夕食までいただき

ほろ酔いで船に戻った。

 

 

17日

朝から雨。

結構揺れたがよく眠れた。

 

雨が小雨なタイミングで

さらにロープのバランス見たり

補強したりして

 

この後の台風なみの強風に備えたと思います。。。

頼む。持ち堪えてくれ。。。

 

潰れたフェンダーの代わりになるものを

友人の車で探しに海岸線を走る

 

そして収穫。

てかこうやって見ると

海岸線のほとんどは漁具だな。

全漁連とかで

回収の事業とかしたらいいのに。

とか考えながら

使えそうなもの収穫。

 

 

そして友人宅で乾杯し

そのまま夕食食べにいき

彼の行きつけのバーに

1杯だけ付き合い

船に戻り就寝。

 

 

18日

朝食食べて

コーヒー飲みながら

拾ってきた収穫物を

手を加えてセット。

 

すでに強風。。。

今でもやばいのに

午後からさらに強くなるなんて。。。

 

買い出しついでに

近くにランチしに歩く。

友人2名もそこで合流。

 

外には強風時にできるという

とんでもない

化け物みたいな雲できてた。。。

 

恐怖。。。

 

そのまま卓球台のある

地域コミュニティの場所になってる

カフェに。

 

ドリンクをかけて卓球勝負し

ギリギリ買って

見事奢ってもらえた。w

 

そして波見ながら島一周して

山菜とって一旦船に。

 

夜は先輩の小屋にお呼ばれして

友人みんな集まって

楽しいたこ焼きパーティ。

満腹。

 

しかしその間も

家が揺れるほどの爆風。。。

心配。

 

船に戻ったら

とんでもなく揺れてる。。。

しかし今のところ無事そう。

耐えてくれますように。。。

 

0時を過ぎると

風は弱まり出した。

 

 

19日

快晴。

少しだけ風は残るが出港するべきか。

ウネリも気になる。

 

登場した漁師さんとお話しし

10時以降なら行けそうかも。

と結論を出し

出港準備。

 

漁師さんも

缶コーヒー買ってきてくれ

みんなもお見送りに来てくれて

みんなに見送られながら出港。

 

しかしこの日も

そのあとも

なかなかトリッキーな天候

風と相談しながら

うまく船を進めないと。

 

目指すは小樽。

何日かかるかな。