久しぶりに本 | rikeyaのブログ

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ウェブ、本、仕事、技術とのつきあい方等をテーマにしたブログです。(忍)

今日は久しぶりに講演を聴いた。
googleから3マイルのところにある図書館で働いている人の、
本の未来についてのトークだ。
digital bookに対してphysical bookと言っていたり、
libraryならぬebraryなどのwordsが
ポンポン出てくるのも、痛快だった。

久しぶりといえば、
情報をマッピングする技術が、ライブラリの検索に
有意義に実用化されているという実例も、
かなり久しぶりに見た。
誰かが、しかも複数のプロジェクトが
ずっと研究していたにちがいない。
その動く様を見ていて、そうかデータベースは
エクセルのように行と列だけでなく3次元、4次元に
構築してもいいわけか、と思い至った(遅ればせながら)。
ついでに、1923年以来の著作権者不在の著作権のことも
話題にのぼっていた。

だがどういうわけかトークが終わったとき、
本はなくなるんだ、と生まれて初めて確信した。

グーグルが昨年12月に発表した
スタンフォードやハーバードのライブラリーを
電子化するというプロジェクトは
今書庫に眠っている本を解放するかもしれないのだが、
その目的以上に、
前世紀の遺物を、
メモリというまた別のより安全なハコにいれる、
いっそう博物館的プロジェクトなのかもしれない、と。

ついでにリンクをもうひとつ。
かつて電力は稀少で、
大工場は自前の発電所を備えていたものだが、
電力など今やすっかり当たり前になっており、この例でいくと
電子もまたいずれコモディティ化するだろうという文脈で、
「Kodakは自前の発電所を建設した初期の企業のひとつだが、
驚いたことに同社は現在でも高価な石炭を年間
約70万トンも使用して、ニューヨーク州ロチェスターの
本社にある2つの発電所を稼働している」
という。上記の引用はCNETから。(歩)