※一部ネタバレ含みます
あの映画のレミゼラブルとあまり関係ない内容です。
全体の感想としてはありえない設定が散見されましたが、展開が早く物語としておもしろかったです。
東野圭吾さん小説の作り方に似てました。
むしろストーリー設定自体が東野圭吾さんの幻夜に酷似しています。
このドラマで私が感じ取ったテーマは「生きる意味」。
馬場純は常に誰かのために生きていました。
幼き頃は病気の弟のため、脱獄後から弁護士時代は施設で知り合った友人の渡辺拓海のため(あるいは相談にくる弱者のため)、不破親子と知り合った後は娘梢のため、そしておそらくラストは人生をかけて自分のことを追っていた斎藤刑事のため。
私は馬場純と自分とを照らし、こんなに純粋に誰かを愛し尽くすことができる馬場純がとても羨ましいと感じました。
全くのゼロから弁護士になることは並大抵の努力では叶わないことですし、弁護士事務所で無料相談を受けるのは大変なことです。また、これまでの全てを捨てて子育てをしながらリンゴ農園を切り盛りすることには苦労があったことでしょう。
こういった苦労、努力は全て自分のためではなく、誰かのためにしていることだからこそやり切れたことと思います。
私はこれまでの人生の帰路において誰かのために決断したことはありません。
だからいつも何をやるにしても中途半端なのだろうなと自覚しています。
その意味で馬場純が羨ましく感じました。
私も人を愛せるような人間になって、愛する人を見つけ、生きる意味を見つけたいです。
Lemon