五、継続のコツはあるのか?
「後ろ向き・他人依存型・心配性」の三つの負の性格で、如何ともしがたい私でしたが、「続けること」の考え方を教えてもらったのが次の文章です。
「一日、一回でよい」
できない、難しい。
よくよく見ると実は、
何もやっていないということがほとんどである。
やらなければできるようになるはずがない。
やるのは一日一回でよいのだ。
¦中略¦
人間の能力に大差はない。一日二十四時間という時間と、この体一つという条件は、誰にでも平等に与えられた条件である。できないことは、誰にもできない。誰にでもやれることしかできないのである。
階段の多さに呆然として、登り始めなかったら、いつまでも頂上にはたどり着かない。足下を見ながら一歩一歩登っていけば、いつの間にか目的地に到着している。
大きなステーキを一口で食べる人はいない。小さく切り分けて、誰でも一口ずつ食べているではないか。
「一日一回」繰り返すこと、それが上達の秘法であり、成功の秘訣であることは、日本人の民族体験である。
地球が一度回る、その間に一度繰り返す。それは、大自然とリズムを合わせること、大宇宙と呼吸を合わせることになる。この境地に立ったとき、大きな力が湧いてくる。
(倫理研究所「丸山敏雄伝」より)
最初の五行は、まさに私のことを言われているようです。「よくよく見ると、何もやってない」まさしくその通りです。
日頃は自分のこと、目の前のことしか考えていない私ですが、最後の三行を読むと、「ああそうか!」「自分は自分一人ではなく、大自然とリズムを合わせ、宇宙と繋がっているんだ」と心強く感じました。