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こんにちは。こんばんは。おはようございますの方もいらっしゃると思います。中学入試プロ家庭教師の理系の達人です。
現在、私の著書(参考書・問題集)が発売中です。私がどのような指導をしてるのかのご参考になると思いますので、一度手に取って頂ければ幸いです。内容は小6の9月以降を想定した内容になっておりますが、最難関校を目標とする新小6生でも解ける内容になっています。実際の入試の落とせない問題の難易度を知っておくには最適だと自負しております。一度手に取ってみて頂ければ幸いです。
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全国の超難関校で繰り返し出題されてる平面図形の問題の考え方を自ら使いこなせることを目的とした問題集です。超難関校対策とありますが、あらゆる受験生に必要な考え方が掲載されており全ての受験生が必要とする問題や情報が書かれた問題集となっております。解説部分は無機質な解説でなく、講師が前に立って授業をしているかのような感覚になることを目指して作成しているので、その問題の取り組み方や問題の背景、そして解説の際にしゃべることなども書かれております。
今回は理科の何故という疑問に答えます。テーマは『磁石に鉄がつく理由』について解説をしていきたいと思います。特に中学入試では当たり前に知っているテーマを深く掘り下げて聞いてくる場合もありますので、全体像が見えていなかったとしても何となく理解しておくと入試の時に役に立つことがあります。勿論、難関校を目指す中学生のみなさんにも知っておいて欲しい知識になります。また、理科の知識分野は、夏前に完成させて、夏以降は思考力を要する問題に取り組んでいくのが正しい学習方法になります。
難関校に合格する受験生は理科や社会などは興味を持って主体的に学習していることが多いです。今回はその手助けとなるような内容になります。かなり深い内容まで掘り下げている部分もあります。後は、自ら調べりして知識量を増やしていって下さい。
生物の最小単位を細胞というように、磁石を作っている鉄や1円玉の材料であるアルミニウム、1円玉の材料である銅などの物質は全て原子という最小単位で構成されています。原子というのは以下のような図になります。
また、原子の構成は原子核(陽子、中性子)と電子から構成されている。詳しく見てみると、以下の通りです。
原子核
正(+)の電気を持つ原子の中心にあるもので、+の電気をもつ陽子と電気を持たない中性子という粒のかたまりで出来ている。
電子
負(-)の電気を持つ原子核のまわりを飛び回っている粒子でこの電子の数によって、物質が決まっている。
この原子核と電子の持っている+と-の電気の量が同じであることから、身の回りにある物質は電気を持っているにも関わらず、触れても電気が流れないのです。上の図のように、電子がバラバラにスピンしており、右回転と左回転がペアになり電気が打ち消しあっています。つまり、磁性を打ち消しています。これを電気的に中性といいます。しかし、磁石になる鉄は特殊で、電子が土星の輪のようにそろっています。イメージするならば、以下のような図になります。
磁石を作る鉄(永久磁石)の原子はこの土星のようになっており、真ん中の土星が原子核、輪が電子となっています。このとき、右回転と左回転のペアがなくなり磁性を持つことになります。つまり、原子全体が磁性を持つことになります。ですから、鉄の内部には小さな磁石を含んでいるイメージになります。また、これは普通の鉄の場合も同じで以下のように磁石が存在しています。
更に、鉄・ニッケル・コバルトなどの磁石につく原子は磁石に近づけると、この磁石が一直線になることにより、鉄自身も磁石になります。
この磁石になった鉄に強い衝撃や、高温に加熱したりすると、磁石の向きがバラバラになり、磁石の性質が弱まったりします。
少し難しい内容でしたが、理科には必ず何故そうなるのかという理由があります。中学入試でもそのような理科の本質を突いてくる問題も出題されます。理科に興味を持って自ら調べられるようになれば大幅な成績アップも可能です。
入試を塾だけでは乗り切れるのはごく一部の超優秀生だけです。つまり、塾任せにするのではなく、必ず 保護者の方がサポートをする必要があるというのが中学受験で成功するための秘訣です。
そして、合格する御家庭は必ず何かしらの手を打っています。これは絶対に他人には漏らしません。保護者の方自身で模索するしかないのです。御子様が頑張っている中で保護者の方も裏方に徹しないといけません。御子様以上に保護者の方も頑張らなくてはなりません。つまり、合格するのは塾の力などではなく、御家庭の力なのです。私などはただのきっかけにしか過ぎません。
今後は難関中の算数や理科の出題傾向や過去問の解説(これはアメンバー限定にすると思います)やおすすめの参考書や問題集などの記事も出していこうと考えております。無言申請は受け付けませんのでご了承下さい。
★著者紹介★
中学受験専門のプロ家庭教師(算数・理科)。大手進学塾時代は高い合格率を残しておりその合格率は85%を超える高い合格率を残してきた。合格率1位になることもあり、講師アンケートにおいても1位を獲得するなど高い評価を得る。その傍らで、志望校別コースの算数科目責任者を歴任し、テキスト作成や模試作成なども行っていた。高校入試においても大手塾在籍時には早慶高校附属の合格率が92%という高い数字を残している。算数、理科どちらの科目でも優秀な結果を出していた。
家庭教師においては90%以上の高い志望校合格率を誇り、どこの学校にも対応出来る講師。難関校入試に特に強く筑駒、開成、麻布、駒東、聖光、栄光、桜蔭、女子学院、雙葉、フェリスなどに関しては極めて高い成績を残している。勿論、それ以外の学校の対策も万全に行う自信と経験を持っている。
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