中学入試プロ家庭教師の理系の達人です。中堅校入試から最難関校入試まで幅広く対応しております。元は大手進学塾にて、志望校別対策講座のテキストや確認テスト、志望校別オープン模試などの作成を携わっておりました。その際、全国の主要な中学入試問題を解いており、全国の中学入試の出題傾向を把握しております。年々変化する入試問題に対応していっています。当然、首都圏の各中学の合格実績も持っており、各中学校の出題傾向は勿論のこと、大手進学塾では対応することが難しい(出来ない?)であろう、志望校に合格する為に『いま、何をすればいいか?』をゴールから遡り提示することを瞬時に出来ます。後は、そのレールに沿って学習を行っていくだけで志望校は近づいてきます。そのための道は険しいものになりますが、算数が苦手な受験生もいると思います。ただ、基本方針は優しく指導していきますが、易しい指導はしません。

 

 多くの保護者の方から様々なご相談が寄せられております。体験授業だけではなく、無料の学習相談も行っております。相談内容も科目の話(算数、理科)は勿論ですが、現在通っている塾の状況や志望校の話など多岐に渡って対応しております。ご遠慮なくご連絡頂ければと思います。

 

 実際の算数指導方針は前回紹介させて頂きましたが、すぐに実践出来るものはないと思います。問題演習などを何題も繰り返し行って、その感覚を掴めるものです。例えるならば、それは長い時間熟成されたワインのようなものです。しかし、そのような素晴らしいワインも熟成の工程をすこしでも疎かにしてしまうと、十分に楽しめなくなる可能性があります。中学入試も同様ではないでしょうか?長い行程をかけて勉強して、第一志望校受験日に向けて備えているのです。満足のいく結果を求めるのであるならば、1つ1つの行程を疎かにしてはなりません。しかし、現実的に見るとその行程を疎かになってしまい満足いく結果が出ないことが起こっているのも現実です。では、そうならないようにするにはどうすればいいのかを示していきたいと思います。

 その1回目として、計算問題・演習の重要性についてお話させて頂きました。今回はその第2弾になります。

 

 今回は

 途中式や図を書けているか?

 という、これもっまた最重要テーマの1つについて、お話をしていきたいと思います。

 

 まず、上に示したのがH31の聖光学院①の算数の解答用紙です。これは、いつも塾などで解いている組み分けテストや公開模試に比較的形式が近いです。こっちの方が慣れてるし、この形式の学校ならば合格点になるのかしら?と思うかもしれません。しかし、それが極めて危険であるといえます。それは、まず解答のみを書く形式の試験なので

 途中で計算ミスなどをすると0点

 になるということです。つまり、途中の経過などは一切考慮されないという極めて厳しい試験という側面で捉えることもできるのです。ただ、この手の解答用紙からはどんな問題でも確実に答えが出せるような受験生に入学して欲しいという学校からのメッセージとも読み取れます。

 『それならば途中式を書かなくてもいいじゃないか!』と聞こえてきそうですが、難関校の算数の問題はかなり複雑です。条件や問題設定なども大人が見ても発狂するようなレベルのものもたまに含まれています。大人でも苦戦するようなものを小学生が頭の中でやることは無理です。ですから、つねに途中式や条件、図を必ず書いて問題を解いていく習慣を身に付けなければ難関校の問題には対応することは難しくなります。ですから、上記のような解答用紙で出題してくる学校を受験する際にも、途中式や図などを正しく書く習慣を付けて試験に臨まないと厳しい結果が出ることがあります。筋道をしっかり立てて、問題を解いていくことを心掛けて下さい。最近指導していると、この途中式や図を書くことを強調していない塾が多いように感じるのが本音です。当然、塾にそのことをいっても何の解決にもなりませんので、こちらで何とかしていく必要があるといえます。

 

 上記以外に、大学入試のような途中式を全て書かせる形式の中学校も多いのも事実です。こちらの方が考え方が合っていれば途中式を貰えたり、計算ミスなどが少しあったとしても部分点が発生するので、少なからず気持ちは楽に感じるかもしれません。

 

     

   

 上の問題はH30年の武蔵中の入試問題です。このように、途中の式を全て書いて答えを求めさせる形式の学校も存在します。どちらにしても、このように途中式や図を書いて解いていくということは算数の学習の上では必要不可欠であるといえます。その際、

 誰かに説明するように心掛ける

 ようにすることです。道を聞かれたときに地図を使って説明するのと地図を使わずに口答で説明するのとではどちらの方がより分かりやすいのかは一目瞭然です。割と分かっていない受験生が多いのですが、図を用いた説明でも十分な解説になるということです。

 

 『今回は計算ミスとかケアレスミスが多かったから、次回頑張るよ!』

 といって、済ませていたりすると極めて危険です。それはケアレスミスの原因が分かっていないし、分析もさえていないことです。

 そこで今一度、『何故、ケアレスミスをするのか?』と、今一度考えてみて下さい。問題用紙に計算の後は残されているのか?どこで間違えているのかが即座に分かるかどうか?字に問題があるのかもしれません。ぜひ、確認をしてみて下さい。一般にケアレスミスも実力のうちだと私は考えています。

 合わせて、何故ケアレスミスをするのかを分析するため、喧嘩にならない程度にノートを見てみて下さい。そのノートを大人目線で見て、次の状態があったとしたら極めて危険な可能性があるので、即座に修正をかけるべきだと考えます。

 

 その為に行うと効果的なのが、先日も理科の話の中で出てきたものなのですが、算数の解法を説明をさせてみることです。人に説明するというのは自分がその事柄を本質から分かっていないと出来ないものです。ぜひ、取り入れてみて下さい。 

 
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① 指導科目 算数、理科  

 どちらかの科目だけでも大丈夫です。2科目指導にも対応しております。また、『速さ』『電気』などの苦手単元の短期講座、塾の志望校別コースには設置のない学校の対策や通えていない受験生けど志望校別コースの対策をしたいなど大歓迎です。

 

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 上記指導料とは別に交通費を頂くことをご了承下さい。交通系ICカードの金額でご請求させて頂きます。入塾金は発生しません。一般的な家庭教師派遣センターですと最高ランクに入っていますので、かなりお得だと思います。

 

③ 指導曜日、指導時間 

 相談の上決定致します。週2日以上の指導にも対応致します。動ける曜日が埋まってくる可能性がありますので、早めのご相談をおすすめ致します。

 

④ 対応地域

 神奈川県、東京都全域(その他地域もご相談下さい。遠方でも行かせて頂きます。)

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 ⑤ その他

 授業外でのご相談に関してもサポート致します。学習相談や質問、過去問添削などネットを用いたやりとりを致します。

 

申し込みは以下アドレスより受け付けております。

 rikeinotatuzinn@yahoo.co.jp (☜こちらより)

上手く送れないときは、コピペなどをして、張り付けて送って下さい。

 

またメールには以下の事項を記載して頂けると幸いです。

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 ⑦ 第一志望校

 ⑧ ご要望

 ⑨ お悩みの点

などを明記しておいて下さればスムーズに進むと思います。メール頂ければ、ご返信致します。送信して頂いたあとは指導方針や今後の流れ、プロフィールを送らせて頂きます。

 

 その後の流れとしましては、ご家庭にお伺いして現在の状況の確認、具体的な志望校対策、教材の取捨選択、現在の悩みや相談などを行って学習をスムーズに行えるような環境を作り、第一志望校合格へ向けての具体的な指導を提案していきます。その際無料で体験授業(1時間程度になってしまうと思います)も随時実施しておりますのでお気軽にお問合せ下さい。

 また、現在の状況の学習相談も無料で随時行っております。基本的にお電話での対応になりますが、ご希望がありましたらお伺いしてお話をすることも可能です。こちらに関してもお気軽にお問合せ下さい。

 注:体験授業の際は交通費のみを頂くという形になることをご了承下さればと思います。

 

なお、頂いた個人情報に関しましては、ご連絡以外には用いないことを約束させて頂きます。