ワールドカップ組み合わせ決 定&グループA展望
2006ワールドカップドイツ大会のグループリーグの組み合わせが決まった。
A…ドイツ、コスタリカ、ポーランド、エクアドル
B…イングランド、パラグアイ、トリニダード・トバコ、スウェーデン
C…アルゼンチン、コートジヴォアール、セルビア・モンテネグロ、オランダ
D…メキシコ、イラン、アンゴラ、ポルトガル
E…イタリア、ガーナ、アメリカ、チェコ
F…ブラジル、クロアチア、オーストラリア、日本
G…フランス、スイス、韓国、トーゴ
H…スペイン、ウクライナ、チュニジア、サウジアラビア
これから各グループの予想などを勝手に語っていこうと思う。
まず、グループA。
このグループは開催国のドイツがやはり開催国というハンデを考えても抜けている。バラックしかワールドクラスの選手がいないが、ドイツがこの段階で消えるということはまずないだろう。決勝トーナメント以降は勝ち進めるかわからないが…
なので、残る2位争いがこのグループの楽しみとなってくる。ドイツから勝ち点を稼いだチームが2位に最も近くなる。ヨーロッパという地の利、さらにドイツの隣国であるポーランドが有利かなと私は思う。
第2節のドイツ対ポーランドは歴史的にも因縁の対決となるので、このグループの最注目ゲームとなるであろう。
劇的すぎる最終章。ガンバ大阪悲願の初タイトル!
ついに、やってくれました!!
ガンバ大阪
優勝!!
この日をどれほど待ち望んだことか…
実は私、ガンバ大阪ファンなんです。
11/12の対浦和レッズ戦、11/26の対ジェフ千葉戦を観戦してきました。
レッズ戦はなんとか勝利を飾ったものの、ジェフ戦は逆転負け。
その瞬間に首位から陥落。
非常に悲しいモノレール乗車となったのですが、最終節に見事やってくれましたよ!!
私は最終節は自宅でTV観戦していて、2画面にし、大きい画面でガンバの試合を映し、小さい画面でセレッソの試合を映していました。
後半の途中までガンバは2-2で、セレッソは2-1。
このままではセレッソが優勝してしまうが、もしものことがあるかもしれない!
でも、もしものことがあってもガンバが引き分けたのでは「全く意味ないやんけ!」と心の中で呟きながらイライラしていました。
そんな中、家長が倒されてPKを得て、そのPKを遠藤が冷静にゴールに入れた瞬間は
「よし!」
と叫んでました。
そして、試合はそのまま進んでいき、とうとう後半40分になってしまいました。
私自身も「もうセレッソの優勝だな。悔しいけど優勝の瞬間ぐらいは見よう」と思い、2画面を逆にしました。
長居スタジアムの大歓声が聞こえてきて、優勝の雰囲気がTVからも伝わってきました。
が…
FC東京のセットプレイ。
ゴール前にボールが放物線を描く。
一度はセレッソがクリアする。
しかし、ボールの落下地点にいたのはFC東京の今野。
今野はそのボールをお手本のような胸トラップから左足のダイレクトシュートに結びつけました。
そして、今野の左足から放たれたシュートがセレッソゴールに突き刺さる。
ゴール!!
正直、その瞬間は何が起こったのかわからなくなってました。
でもすぐに我を取り戻し、セレッソ2-2FC東京となったことを頭に入れると
「はっ!
同点ってことはガンバ優勝やんか!!」
と頭の中で状況を整理して画面を完全にガンバ1本にし、もうロスタイムを迎えていて、等々力競技場も大歓声に包まれていて、アラウージョが試合を、そして優勝を決める4点目を決めた時には鳥肌が立ちまくってました。
審判の笛が鳴って試合終了。
その時は嬉しくて、私も家にいながら泣きそうになってました。
自分の応援してるチームが優勝することがこんなにも嬉しいことだなんて、今まで味わったことがなかった。
最高に嬉しかったです。
これでこれからガンバを見る目が変わっていきそうです。
正直、日本代表よりガンバ大阪を応援する熱の方が圧倒的に多くなりそうです。
リバプールが今年のチャンピオンズリーグで優勝した時、何十万人ものファンがパレードに訪れた。
バルセロナが今年リーガを制した時もパレードに何十万人ものファンが来た。
でも、その気持ちが今ならわかります。
自分の応援してるチームが優勝することの嬉しさは、味わわないとわからないものですね。
今年、1番嬉しかったことかも…
ガンバ大阪J1リーグ優勝
ウクライナ対日本
10月12日に行われたウクライナ対日本の試合は、後半40分すぎに2ヶ月早いクリスマスプレゼントがウクライナに贈られ(PK)、その贈りものをしっかり決めたウクライナが1-0で日本を下した。
この書き出しで私の感情がお伝えできただろうか?
そう、この試合は審判によって操作された試合だった。
なので、振り返るのは前半だけにしよう。
2004年のバロンドール受賞者、アンドレイ・シェフチェンコを体調不良で欠くウクライナだったが、開始早々から非常にアグレッシブな動きで日本ゴールを度々驚かした。
試合の大部分を支配し、日本も時々カウンターからチャンスを作り出すが得点を奪うまでには至らず、前半終了。
日本は中盤のマークがしっかり出来ていなく、次々に後方から飛び出してくる相手の対応に追われ続けた格好だった。
ハーフタイムから先はダイジェストでお送りしたいと思う。
ハーフタイム。
ラトヴィア人主審のもとに連絡が入る。
「日本に制裁を与えないとボーナスは出ないぞ」
これを聞いたラトヴィア人主審は焦る。(なんとしてもウクライナを勝たせないと…)
そして後半開始。
後半もウクライナが積極的に攻めに出るが、ゴールは割れない。
焦る審判。
後半10分。
中田浩二が普通ならイエローカードになるタックルをする。
ラトヴィア人審判にとっては最高の餌だったので、すかさずレッドカードを提示。
これで11人対10人。
ウクライナは実力で勝ってくれるだろうとラトヴィア人審判は考える。
しかし、ここから日本が驚異的な粘りを見せ、ウクライナはゴールを奪えずに後半40分を迎える。
かなり焦るラトヴィア人審判。
その時、箕輪がヘディングでクリアした際に、前にいたウクライナの選手に少し被さってしまう。
そのプレーにはファールは全くなかったが、少し接触があった程度だ。
焦っていたラトヴィア人審判にとっては願ってもないチャンス。
すぐに笛を吹き、ペナルティースポットを指差す。
ウクライナにPKが与えられたのだ。
怒る日本の選手とジーコ監督。
怒るのは無理もない、そのプレーにファールはなかったのだから。
こうして本大会に向けて数少ない試合の1つは終了した。
大事な試合は審判によって操作された。
いくらアジア地区最終予選のプレーオフで日本人審判が誤審をしたからといっても、このような仕打ちはないだろう。
大きな大会ではいつも不利なジャッジに泣かされるイタリア代表やセリエAのチームのファンや選手達の気持ちを分からされた。
そんな試合だった。
10月8日の天国と地獄
世界各国のワールドカップ予選が佳境を迎えている。
10月8に新たに14カ国が出場を決めた。
ヨーロッパからはオランダ、ポルトガル、イタリア、ポーランド、イングランド、クロアチアがウクライナに次いで出場を決め、南米からはエクアドルとパラグアイが、北中米からはコスタリカが出場権を手にした。
しかし、最も驚きを与えたのはアフリカ地区だ。
トーゴ、ガーナ、コートジボワール、アンゴラの4カ国が初出場を決めるという荒れ模様。
ワールドカップ出場の常連組はチュニジアだけというとんでもない事態となった。
トーゴと同じ組にいたのは、2002年ワールドカップで旋風を巻き起こしたセネガルだった。
当然、このグループの本命はセネガルなのだが、トーゴとの直接対決を1分1敗としたことが敗退の理由であろう。
逆に言えば、トーゴはセネガルを倒して出場してきているので実力はあるだろう。
ガーナと同じ組にいたのは、2010年のワールドカップ開催国である南アフリカだった。
しかし、南アフリカはガーナに2連敗し、コンゴ民主共和国の台頭にも押され、最終節を前にして敗退が決まってしまうという始末。次回のワールドカップが思いやられる結果となった。
ガーナはアッピアーやエッシェンといったヨーロッパ組がついに桧舞台に飛び出す格好となった。
アンゴラはナイジェリアと同組になったが、1試合1試合を確実に戦い、得点は少ないが勝ち点をしっかりと稼いでいった。
ナイジェリアは個々人の能力を生かしきれなかったか。
ナイジェリアの敗退がもっとも衝撃だった。
次にコートジボワールである。
この組には「不屈のライオン」カメルーンがいて、さらに古豪エジプトもいるというアフリカ予選最大の激戦区だった。
その中で、エジプトは格下相手の取りこぼしと、コートジボワールに2連敗したことが主な原因だろう。
そして、最終戦ではっきり明暗が分かれたコートジボワールとカメルーン。
最終戦の始まる時点での勝ち点は以下のとおり
カメルーン 20
コートジボワール 19
で、カメルーンは最終戦のエジプト戦に『勝てば』ワールドカップ出場だった。
コートジボワールは最終戦に勝っても、カメルーンも勝利ならワールドカップには出られない、という状況だった。
そんな中、最終戦が始まった。
結果は
カメルーン 1-1 エジプト
スーダン 1-3 コートジボワール
カメルーンは決定機を決められず、このままでは引き分けてしまうという状況で後半ロスタイムにカメルーンにPKが与えられる。
その瞬間にスタジアムはもうワールドカップ出場を決めたかのように沸きかえり、選手達も抱き合ったりしていた。
しかし、そのPKを蹴る選手は天国と地獄の2択しかないのだ。
決めればそれこそ英雄にしたてられるが、もし外せばワールドカップに出られない。
そんなPKを蹴るにはもの凄い勇気がいるものだ。
いつもりGKが大きく見えるとか、軸足が滑らないかとか様々なことを思ってしまい、集中どころか足がぶるぶる震えてしまう。
そのPKを蹴ったのはセリエAのインテルに所属するピエール・ウォメ選手だった。
大歓声が起こるスタジアムで彼の蹴ったボールはゴールの左ポストを叩いた。
その音は大歓声よりも大きかったかもしれない。
その瞬間、大歓声は悲鳴にかわり、カメルーンの選手達も倒れこんでしまう。
そして、試合終了。
カメルーンはワールドカップ出場を逃した。
しかし、ウォメを攻めてはいけないと思う。
あの状況でPKを蹴れる勇気を褒めてあげるべきだ。
確かに、PK失敗が直接の原因かもしれないが、決めるべきところでしっかりと決めていればこんなことにはならなかったはず。
責任はカメルーンのチーム自体にあるはずだ。
コンフェデレーションズカップ総括
グループリーグ敗退。
これが今回のコンフェデレーションズカップの日本の結果である。
もしこれがワールドカップなら、ここで終了となってしまいベスト16に残れなかったという事になる。つまり、目標は達成出来ませんでした、おしまいとなる。
だが、今回はワールドカップではなく、幸いにもコンフェデレーションズカップだったので良かった。
今回の大会で得た収穫は非常に多い。
まずは日本がアジアレベルの内容から世界レベルの内容へと進化できたことだ。
初戦のメキシコ戦で結果以上にレベルの差を見せつけられた事が何より大きかった。次のギリシャ戦からはふっきれたかの様に攻撃的な戦いを繰り広げ、ヨーロッパチャンピオンを1-0で下し、最後のブラジル戦ではあと一歩という所まで王国を追い詰めた。ジーコが監督に就任して3年でようやく戦えるチームになった。世界トップレベルのチームとも戦えるという手応えをつかめた。さらに、勝ち点4でも敗退するんだという事も学べた。あきらかにコンディションの悪かったギリシャをあそこまで追い詰めながら、たった1点しか取れなかった事が響いた。3点取っていれば日本は得点差で2位になれたのだから。しかし、その状況でブラジルがあの程度のレベルで日本戦に臨んでくるとは思えないが…
今回の大会で日本がブラジル相手に引き分け、最後の最後まで追い詰めたのは事実だ。これで自信を持つ事は大事だが、過信してはならない。
メキシコはブラジルに勝っているのだから。さらに、ブラジルは特に本気では来ていないという事も言っておかなくてはならない。
確かにロナウジーニョ、カカ、ロビーニョ、アドリアーノという4人を揃えてはいるが、この大会に懸けるモチベーションはかなり低い。彼らの目標はあくまでも2006年ワールドカップの優勝であり、コンフェデレーションズカップはどうでもいいのだ。早くバカンスに出掛けたい選手も多かったハズだ。
しかし、日本は世界トップレベルではない。例え、強豪国にとってどうでもいい大会でも日本にとっては世界の国と戦えるチャンスなのである。そして、勝つという事が重要なのである。だから、これで日本がベスト16に入れる力があるかと聞かれれば『まだない。』と答える。
ブラジルもギリシャも本気ではなかった。
唯一、本気で戦ってきたメキシコに日本は圧倒されたのだから。
内容が良くなってきて、さあこれからだという所で敗退。
是が非でも準決勝に進みたかった。
そうすれば開催国のドイツと戦えたし、負けても3位決定戦でメキシコと戦えたのだ。
絶対に過信してはならない。
日本にグループリーグを突破する力はまだないのだ。
コンフェデ2
もう一つ付け加えると、メキシコは本気じゃなかったということ。
世界の強豪はコンフェデレーションズカップには何の魅力も感じないのだ。
あくまでワールドカップの予行演習。
しかし、日本にその余裕はないだろう。
世界と戦えるチャンスを踏みにじってはいけない。
この大会でベストメンバーじゃない相手にすら勝てないようだと先が思いやられる。
内容を問うのも大事だが、強豪国にどうやって勝つのかという課題を見つけることの方が重要ではないだろうか。
昨日の試合では内容は問うレベルでもなく、メキシコに勝つ手段も見えない戦いだった。
FIFAコンフェデレーションズカップ開幕!!
日本の入ったグループにはブラジル、メキシコ、ギリシャがいて相当厳しい戦いを強いられるのは必須だ。
付け加えるなら、来年のワールドカップの組み合わせもこの組み合わせになることは十分考えられるのだ。
このグループを2位以内で突破出来ないと決勝トーナメントには進出出来ない。
つまり、最高のシュミレーションになるのである。
初戦のメキシコとギリシャにはもちろん2勝するにこしたことはないが、最悪1勝1分。
これで突破出来るだろう。
つまり、メキシコやギリシャといったクラスの相手には勝たないといけないのだ。
そして、大会前には必ずある予想順位というのを言うと
1位 ブラジル
2位 メキシコ(ギリシャ)
3位 ギリシャ(メキシコ)
4位 日本
これは私の予想ではなく、世界の予想なのだ。
つまり、日本はこのグループで最弱。
日本相手に勝ち点を落とせば、転落すると見られているのだ。
そんな中行われたメキシコ戦。
結果は
日本 1-2 メキシコ
結果以上に両チームの間には大きな差があった。
ちなみにメキシコはベストメンバーではない。
日本も高原や小野がいないが、入ったところで特に何かが変わる訳ではない。
個人技術という点で圧倒的に日本は劣っていた。
ボールを扱うテクニック。
ボールを受けた瞬間の状況判断の早さ。
3人に囲まれてもボールを取られない。
メキシコはかなり余裕を持って日本を破った。
日本はこの3年間一体何をしてきたのか?
ということが浮き彫りになった。
所詮はアジアレベル。
アジアレベルのサッカーだった。
個人テクニックが多少優れていてもそれがチーム力に反映されていない。
メキシコは圧倒的な個人力を持った組織的サッカーだった。
チーム全体が連動して動く。
でも、昨日のメキシコはベストメンバーじゃない。
突然組んだチームなんだ。
そのような状況でもああいう連動した動きが出来るのは、決め事があるからではない。
しっかりボールをキープして2列目が飛び出してくる。
右サイドに人を集めといて逆サイドに振る。
サイドを崩す時は2、3人のコンビネーションで。
というサッカーの基本をしただけなんだ。
ただそこに個人のレベルの高さが加わっているわけだ。
日本にはなかった。
アジアでは崩せるが世界は崩せない。
トップにボールが入ってもすぐに取られる。
中田英寿のパススピードを見ただろうか?
アジアレベルではあのようなパスは出していなかった。
それがメキシコ戦では突然レベルを上げた。
つまり、あのくらいのパススピードじゃないと相手を崩せないのだ!
南米の選手はシュートをトラップしてしまう。
しかし、日本の選手はあの中田のパスもトラップ出来ない。
あのパスをワンタッチでいいポジションに持っていけるのが世界のFWなのだ。
あと、中村俊輔がジーコと中田を批判したそうだ。
以下は中村のコメント
「できることと、できないことがある。ジーコには7番(ジーニャ)につけ!! と言われた。でも本当はボランチ(中田英)が見なければいけない。とにかく7番につけ!! とジーコが言うので、それで体力を使ってしまったあげくに交代させられ、ちょっと残念」
さらに批判は「ヒデさんが前にいってしまうので、その結果1人1人の距離が空いてしまってパスが通らない」と中田英のプレースタイルにも向かい、世間のジーコ無策批判に乗っかる格好で「個人の力だけではなく、決まりごとも必要なんだ」とまで話した。
「相手にパスを回されることが多くて、自分はボランチの位置まで下がらざるを得ない状況だった。ジーコには『7番(ジーニャ)を見ろ』と言われていたが、そこで体力を使ってしまった。
日本の攻撃は、ボールを取った人が(パスを出す相手を)探してしまう。向こうは、全体で連動しながらボールキープができるから、周りも動いて、パスがもらえるだけの時間が作れていた。自分としては、チームのバランスを考えて、ゲームを組み立てたり守備をしたりする仕事が多くなり、前でひとりで持っていくようなプレーができなかった。
また、個人で相手を抑えられないシーンもあった。もっとチームとして連動していかないと。アジアでは相手がミスしてくれることもあったけれど、世界ではそれが通用しない」
前回のブログでも書いたが中村俊輔は自分をジダンとかマラドーナだと思っているのだろう。
現代サッカーの中盤の選手には攻撃だけではなく守備も求められる。
彼自身カルチョで経験を積んでいるはずなのに、なぜこのような発言をしたのか?
自分が攻撃に専念できれば勝てたといいたいのか?
そんな甘いものではない。
中村俊輔は一人で試合を決めれる選手だが、それはアジアレベルでのこと。
世界を相手に一人で試合を決めるようなレベルには到底達していない。
所詮はレッジーナというプロヴィンチアのスタメンだ。
どうも勘違いしている。
チームに不協和音を与える選手は外すべきだ。
そのような選手を使うならアテネ組みを組み入れる方が日本にとって有益である。
世界的に見て、昨日の試合でよかったのは中田英寿と加地亮だけだ。
中田と中村
フィオレンティーナの新監督がチェザーレ・ブランデッリに決まった。
チェザーレ・ブランデッリといえば、03~04シーズンにパルマで監督をしていた時に中田を指導していた。
その時に中田を4-3-3の右のサイドに起用し、中田がトップ下でプレーしたいと志願したが断り、両者の間には確執がうまれたというのは有名な話。
そして、今回再び中田の前にこの監督が現れることになる。
それを嫌がった中田は現在、移籍を希望している。
それって、どうなんだろう…
ただのわがままなんじゃ?
実際、チェザーレ・ブランデッリの手腕はイタリアではかなり認められている。
03~04シーズンにはパルマをUEFAカップに導いたのだ。
戦術を重視する監督で、彼の戦術では中田は右サイドで使いたいらしいのだ。
しかし、中田はトップ下を希望した。
その為に確執が生まれた。
中田がトップ下でスタメン出場して結果を残していたのは、ペルージャ時代。
それ以来、中田がトップ下で結果を残したことはない。
ローマを優勝に導いたユヴェントス戦ぐらいか。
トップ下に必要な資質とはずばりファンタジーだ。
誰も予測できないプレーを創造出来るプレイヤー。
代表例はトッティ、カカ、ジダン、ロナウジーニョ…
その資質は中田にはない。
中田のよさとは、堅実なプレー、正確なパス、当たり負けしないバランス、鋭い戦術眼といったところだろう。
当時のパルマにはモルフェオがいた。
今のフィオレンティーナにはいないがミッコリがいる。
中田はトップ下よりもボランチで試合の組み立てに絡んだり、右サイドで起点となりながら鋭く早いクロスを入れる方がうまくいくのだ。
マッツォーネ監督もボローニャでは中田をボランチで使っていた。
さらに、中田の移籍金は莫大な金額となる。
そんな金額を払ってまで中田に期待したいチームが果たしてあるのか?
正直言って、中田を取るならクロアチアのクラニツァールを取るだろう。
現実を考えれば中田はチェザーレ・ブランデッリの元でしっかりと試合に出場し、結果を残していくことが重要なんじゃないかな。
次に中村。
中村にはアトレティコ・マドリードとヴィジャレアルからオファーが来ているらしい。
しかし、中村はあまり乗り気ではないみたいだ。
なぜ?
ヴィジャレアルは来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグの出場権を取っているのだ。
確かに、中村が希望するトップ下には、アルゼンチン代表のリケルメという中村よりも確実にうまいプレイヤーがいているので、控えにまわることになるだろう。
しかし、他にもポジションはあるではないか。
左サイドやボランチではだめなのか?
どうしてもトップ下でないとだめなのか?
彼はジダンか? プラティニか? ジーコか?
ジダンでさえ、レアル・マドリードでプレーするために左サイドに必死で適応したのだ。
さらに言えば、ベッカムだって試合に出るためにボランチを受け入れているのだ。
どうしてもトップ下でプレーしたければカタールリーグにでもいけばいい。
世界のトッププレイヤーが集まるヨーロッパ最高峰のリーグで中田や中村のようなわがままが通用するハズはないのだ。
彼らはプラティニやジーコやクライフではないのだから。
PSVのパク・チソンがマンチェスター・ユナイテッドに行くかもしれない。
なぜアレックス・ファーガソンがパク・チソンに惚れたのかというと彼のユーティリティーだろう。
中盤のセンターもサイドもウイングも出来る彼はヨーロッパに適応出来ている。
ワールドユース開幕!!
昨日、ワールドユースがオランダで開催された。
日本は初戦でいきなり開催国で優勝候補のオランダと激突した。
結果は
オランダ 2-1 日本
前半に相手の驚異的な左サイドアタックを防げず2失点。
少しずつ守備を立て直し、後半フリーキックを平山が合わせて1点を返したが、その後の決定的チャンスを活かせずそのまま試合終了。
最後だけを見ればおしい試合だったが、圧倒的な個人の差が勝敗を分けたのは言うまでもない。
オランダのU-20にはA代表経験者が4名。
一方の日本には0名。
世界トップレベルの国オランダのA代表にU-20の選手が選ばれているのに、日本のA代表には誰一人として選ばれていない。
これは実はもの凄くマズイ状況だということにまだ日本人は気づいていないだろう。
いずれわかることになるだろうが、その時にはすでに遅し。
ワールドユースはU-20のワールドカップであり、優勝するのはとても大切なことだ。
しかし、日本のサッカー界はこの大会に取り組む姿勢を変えなくてはならない。
ワールドユースで日本サッカー界が求める結果はベスト8以上らしい。
まあ確かにそういう風に上位に残ることは大切なことだ。
だが、この大会で求める結果はベスト8なんかではない。
この大会で日本が求める結果は、この大会の後に何人がヨーロッパに移籍できるかだ!!
それが今の日本にとって重要な結果で、成功を意味するのだ。
その為にも一人一人がもっとアピールしていかないと!
そういった一人一人のアピールが結果的にチームとしても勝利を重ねることになるのだから。
逆に言えば、予選リーグで敗退になってもヨーロッパに5人移籍できれば大成功だということなんだ。
その意味で、昨日の試合を見るとヨーロッパに移籍できそうな選手は見当たらない。
もしかしたら移籍もありえるかもと言える選手は平山だけだった。
確実に1999年のワールドユース以降、日本の育成事業は失敗している。
最終的にこの大会終了後に何人が海外移籍を実現できるか…
近年の若手選手はほとんどがオランダリーグを皮切りにイタリア、スペイン、イングランドに飛躍していっている。
つまりオランダリーグは若手選手の登竜門なのだ。
その国で開催されている今回のワールドユース。
これだけのチャンスがありながら、それを活かせなかったら…
将来が非常に心配になるのは私だけではないだろう。