2018年6月2日~7月16日
愛知県岡崎市にある
岡崎市美術博物館で「名刀は語る」という特別展が開かれている。
目玉は静岡県にある佐野美術館とタイアップした
日本三名槍の1つ「蜻蛉切」と
蜻蛉切の持ち主であった「本多忠勝の甲冑」の同時展示。
思い切り前面に出してはいないが
オンラインゲーム「刀剣乱舞(とうらぶ)」とも絡めてある。
とうらぶの蜻蛉切さんといえば、個人的な推し刀の一人。
岡崎市美術博物館の比較的近くに住んでいることもあり
早速訪ねてきてみた。
(こういうときフリーランスは自由である)
 
 
岡崎市美術博物館
 
岡崎市美術博物館は
愛知県の名古屋市と豊橋市のちょうど中間
岡崎市のド真ん中あたりに位置する。
ただし岡崎市は東半分が山がちであり、
市の中心部は、西の端。
岡崎市博物館は、市の中心部から離れた山の入り口にある。
 
美術館全景
モダンでスタイリッシュな建物
 
美術館の前にはこんな景色
 
もう一つの入り口
こちらがメイン入り口かもしれない
 
美術館付近に立つ看板
 
 
「名刀は語る」展示
 
基本的に撮影は不可である。
ただし蜻蛉切本体は撮影できるので、
とうらぶクラスタの皆さんは
ぜひカメラをお持ちいただきたい。
 
展示入り口には蜻蛉切さんのパネル。
等身大よりは少し小さそうだ。
 
展示室には粟田口の短刀の他
長船派、来派などさまざまな刀が
主に時代ごとに分けられて展示してある。
かなりの数が集められており見応えは抜群だ。
また鍔や小柄など刀装具関係も
素晴らしい細工のものが展示されている。
 
それらを見て回りながら奥へ進むと
いよいよ本題の「蜻蛉切」の展示だ。
 
ついにご対面だ。
テンションが上がる。
 
蜻蛉切本体。
美しい。
 
このコーナーの先には
蜻蛉切の持ち主だった本多忠勝の甲冑もある。
大変見事な甲冑だったのだが撮影不可だった。
残念。
 
 
ミュージアムレストラン
 
でかけたのがちょうど昼時ということもあり
ミュージアムレストランで食事をすることにした。
 
 
山の上の美術館のため
レストランからの眺めもこの通り。
 
頼んだのは、この辺りの特産でもある
三河もち豚のロースト バルサミコソース。
楽しみに待っていたら……
 
思ったよりボリューミーな前菜が出てきた。
ほうれん草のキッシュ付き。
 
そしてメインディッシュ。
もっちりとした豚肉が美味しい。
 
さらにデザート。
これら全部で1730円。
安いとはいえないものの、大満足の内容である。
 
ちなみにこのレストラン、
結婚式場、披露宴会場として使うことができる。
つまりここで結婚式ができる。
結婚式ができる。
(大事なことなので2度書いた)
 
夢女子の皆様!
あなたがここに来たのは結婚式の下見ですか?
それともいっそ結婚式を挙げますか?
というのは置いておいて……
せっかくなので、地域の名産を味わってもらいたいと
地元民は思っています。
(ちなみに周囲にレストランなどはない)
 
 
岡崎市美術博物館へのアクセス
 
おすすめは自家用車。
東名高速道路、岡崎ICから近い。
 
遠方から新幹線などで来る場合には
豊橋、または名古屋で在来線に乗り換え
JR岡崎駅を目指してもらいたい。
ただし岡崎市美術博物館は
とてもではないが、岡崎駅から歩けるレベルではない。
JR岡崎駅からバスに乗る。
(バスはおよそ1時間に1本だ)
名鉄(名古屋鉄道)に乗り換え、
東岡崎を目指してもらいたい。
東岡崎駅からはバスに乗るといいだろう。
バスの本数は多くはないが、
歩けるレベルではないので、時間調整が必須だ。
タクシーという手もあるが
かなり距離があるため、オススメしない。

 

*記事を読んでくださった方からの情報により

公共交通機関の情報を修正しました。

 

 

岡崎市美術博物館HP