深山家のふしぎ・・・② | Maria's Day Watch

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りかやま にお引越し。

また、『やんごとなき一族』のはなしです。

 

フィクション(マンガのドラマ化だし)だから、何でもアリ、なんですけどね。というか、まじめに突っ込むのも、こっちが阿呆、な気がするが。ちょっとした違和感。

 

あのような、上流意識の高い、使用人が沢山いる家庭で、夫の両親、つまり、義父、義母を、嫁が『おとうさん』『おかあさん』と呼ぶなんてありえない。

 

・・・が、長男、明人の嫁、美保子サンは、ちゃんと『おとうさま』『おかあさま』と言っている。正しい・・・。佐都に『おとうさん』と言わせているのは、生まれも育ちも違うことを表現しているのですかね。

 

先日(5/26放映)のシーンでは、二つほど、なんで? があった。

 

ひとつは、これまた、使用人が沢山いるのに、なぜ、嫁の佐都が大掃除をしているんでしょう。お料理、配膳と同じ疑問。

 

もうひとつは、最後の方で、美保子サンの生い立ちについて、やんごとなき(←ここでは、『高貴』ではなく、『見過ごせない』の方の意味ね)事実が発覚する。美保子サンは、老舗和菓子屋の実子ではなく、正妻を追い出して妻の座に居座った、妾(愛人)の連れ娘であった。で、当主が激怒する。卑しい血筋、深山家にふさわしくない、『お前、知っていたのか!?』と。長男、明人に対して。

 

何でや?? お見合い結婚なんでしょう? 彼に責任はない(や、彼は知っていたらしいが、それでも)。責任あるとしたら、その見合い話を持ち込んだ仲人か、ご当主、あなたでしょう。ちゃんと調査しなかったんだから。言い換えると、このレベルの家柄で、結婚前に身元調査しない、なんてことはありえない。

 

ま、社会派みたいな、まじめなドラマではないのだから、こういうのも楽しいのですけどね。コミックの実写化と思ってみてると、それなりに面白いのだけど。なんか、視聴率、悪いね。フジテレビ全体が落ち込んでる感じだなぁ~。フジのファンではないので、別にどうでもいいけど。