こんにちは!
ドール服づくりを楽しんでいるりかおんです
↓最近、ニットをつくったのですが…
本当は、こういう袖にしたかったんです
ちょっと前につくったワンピースも、こういう袖をめざしてつくっていました^^
このシルエットに惹かれるんですよね~
こんな形の袖は、なんていうんだろう…?と思って、調べてみたら…
「パフスリーブ」
「ボリューム袖」
などと呼ぶことがわかりました。
「パフスリーブ」は、上の部分が膨らんでいるものだけをさすと思っていたので、ちょっと意外
と、ここで…!
思いえがいた袖のかたちを、イメージの通りにつくるために、「ボリューム袖」の研究をしてみたいな~と思いました
調べる内容は、大きくわけてこの3つ
Q1.型紙の「変形のさせ方」で変わるのか
Q2.型紙を切りひらく「位置」で変わるのか
Q3.「空間」をいれることでどう変わるのか
言葉だけでは、わかりにくいので…
実際に調べた、研究の結果をご紹介しますね
ちょっと長くなりそうなので、今回は
Q1.型紙の「変形のさせ方」で変わるのか
についてを 掘りさげていきます。
1.型紙の変形のさせ方
まずは、型紙の「変形のさせ方」でちがいはでるのかについて調べていきます。
①切りひらく or 切りひらかない
②切りひらき方( 垂直 or 等分 )
の2つの観点から、くらべてみます。
①切りひらく or 切りひらかない
まずはの型紙を「切りひらいたもの」と、「そうでないもの」でくらべてみました。
(A→もとの型紙 )
B→切り開かずに、そのまま底辺だけをのばした
C→切り開いた
BとCをくらべてみます。
お
意外にもそんなに変わらない、かな?
違うところといえば、
BとCの 底辺の長さはそろえたのに、Cのほうが袖が太いかも
切り開くと、ボリュームがでるのかもしれないですね。
②切りひらき方( 垂直 or 等分 )
お次は、型紙の切りひらき方について。
2つとも、底辺の長さをそろえています。
パッと見、どう違うのかわからないですね。
重ねて大きさをくらべてみると…
ぴったり重なりました。
同じサイズですね
ただ、切りひらく分量が小さかったため、違いがなかったのかなと思ったので…
もう一度、切りひらく分量を大きくして、くらべてみます。
結果は…
重ねてみたところ、こちらも同様に、2つとも同じサイズになりました。
ということは…!
型紙を切りひらくときは
「垂直にわける方法」でも、「上下を等分してわける方法」でもいいことがわかりました
今回の、実験結果のまとめです
Q1.型紙の「変形のさせ方」で変わるのか
①切りひらく or 切りひらかない
→切り開いた方が、すこしボリュームがでるかも。
②切りひらき方( 垂直 or 等分 )
→どちらの方法でもOK!
今日は、ここまで
ボリューム袖の研究は、まだつづきます♪
「ボリューム袖の研究①」でした