家族のひとりから送られてきた料理オイルの荷物の中に

豊中の木の実おこしと

吹田のフルーツ餅が入っていた

フルーツ餅は箱を開けた瞬間に1つ消え

一呼吸おいて2つ目が消えた

 

今記録のためにお店のサイトに行ったら6つで2000円は超えていたのだ

お茶も入れ替えて

もう少しゆっくりいただくお菓子だったのに

家族から「雑ねぇ」というつぶやきが漏れそうだ

 

嫌だなぁ

 

大きい口を開けて泳いだまま

イワシの大群とすれ違うジンベイザメになったような気がした

 

 

 

 家族のひとりのお知り合いに料理人が居るのだけれど

その人はどんな料理でも

味わえば、帰宅してその料理を同じように再現できるそうだ

家族は料理が趣味なのだが

家族の十八番のデザインの料理を写メで送ったら

その日の彼のお店のテーブルに家族の写メより洗練されたデザイン

のものが

フォアグラとトリフを使って豪華に再現されていたらしい

 

 

 

染織も同じエピソードがあります

 

 

例えば染織家の吉岡幸雄先生主催の染織の旅は

博物館などで珍しい布を見た夜は

染織家たちは寝る間も惜しんで昼間見た古代の布の再現に

手持ちの糸や布で取り組んで夜が更けるらしい

 

私は参加した友人を通して吉岡先生からお誘いを受けていたけれど

メンバーがあまり立派なので気後れしたところもあるのだけれど

このあたり「楽する事」を優先する人など

 

論外で蚊帳の外も外・・・・・

 

 

とにかく才能と努力とは勿論だけれど

見たものを再現できるだけのデーターを長い努力などで身に備えているか

 

神さまの愛情が注がれている人も居るのだなぁ・・・・と思いだす