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40代で結婚した晩婚子なし夫婦の東京下町ライフをゆるく書きつづっています。
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アカデミー賞の授賞式での受賞者の行動がアジア系を差別しているんじゃないかと問題になっていて、実際にその映像を見たのですが、差別というかアジア系のプレゼンテーターが視界に入ってないような様子でした。
舞い上がっていると、視界に人が入ってこなくなる時ってありますよね。
意図的に差別したと言うより、結果的にナチュラルに無視してしまったことが問題視されているようですが、アジア系のプレゼンテーターが「無視された!」と憤っているわけではないのだから、外野があれこれ騒ぎ立てることではないと思います。
その場にいるのに誰の視界にも入っていない状況は、透明人間になったようで寂しい気持ちはあるけど、私はむしろ透明人間になりたい願望があります。
私は人見知りなので、大勢がいる場では上手く話せないです。
人から注目されるのが苦手で、誰も私なんて視界に入ってないと思うほうが気が楽なんです。
どうやったら、人の視界に入らないか。
まず、ポジショニングが大事です。
例えばテーブル席とかで中央にいると、どうしても視線が集まってしまうので、
なるべく隅っこの席に座るようにする。
自分から積極的に会話に参加しなくても、軽く相づちを打って話を聞いてる風を装う。
気心知れた相手だと、マシンガントークになることもあるけど、
初対面の相手とはほとんど話せないので、ひたすら話を聞き流すほうがラクです。
お見合いだと1対1で会話のラリーをしないといけないからしんどかったけど、
合コンなど大人数だと手抜きができました。
だけど、意図的に誰の印象にも残らないようにするって、
何のための合コンなんだ、って感じですよね。
独身時代は一人暮らしだったので、たまには外でみんなとワイワイしたかったんですね。
ただ、自分がワイワイ騒ぎたいのではなく、ワイワイしてる人たちを冷めた目で観察したいっていう。
コミュ障だけど、人間観察は好きなんです。
家に引きこもっていると、たまに人恋しくなるけど、
今さら他人と一から人間関係を築くのは面倒臭い
だから、なんとなくその場にいて一緒に盛り上がっている風を装いつつ
誰の記憶にも残らず、その場限りの刹那的な関係でいいと思ってしまう。
まさに一期一会。
だけど、誰の印象にも残らないようにするためには、普通の人を装わなければいけない。
私はうっかりポロっと変なことを言ってしまうことがあるので、自分の内面はひた隠しにしたい。
目立つことより、誰の印象にも残らないようにひっそり行動すほうが難しいかも。
存在感を消してまで大勢の場に出向く必要ないかもしれないけど、
知らない人に会ったり、未知の世界をこっそり見てみたい好奇心があるんです。
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