(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)

ちょりんぴーです。

 

 

大野くんに会いたいなぁ。と思いながらつらつら書いてみました。

お時間のある時に読んでいただけると幸いです。

 

 

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鏡に映る自分を映し、また映していくと、少し頭の中、目の奥のあたりが暖かくなって

 

 
いつのまにか、目の前に鏡の中に道が拓けていた。
 
合わせ鏡の道を進んだ先には、透き通る薄荷のような空気の中 佇む青のあなた。

 

水にも空気にも色はない。どこまでも澄み、どこまでも透き通っている。

なのに海は碧く空は青い。

 

 

ガガーリンは言った。『地球は青かった。』

 

だがしかし

果たしてこの星は、自身が青を纏いたかったのだろうか?

 

 

和也は小さな頃から 好きな色は“青”と決めていた。

 

だから マイクのテープの色も青色を選んだし、青が好きだとアピールも欠かさなかった。他のメンバーは 色にはさほど拘りがなかったから、当然自分のメンバーカラーは青になるだろうと 根拠もなく思っていた。

 

自分を表す色が大好きな青色だなんて、めちゃくちゃ幸せじゃん。和也は青いテープの巻かれたマイクを手にして にっこり笑った。

 

ふと、最後に残った ピンクテープのマイクを手に取る智と目が合った。

 

 

『大ちゃんにはさ…  ”この色!”って色はないの?』

 『う…ん、服なら黒とか白ばっか着てるけど、どうかな?』

 

智は軽く微笑んでステージへと向かっていった。

 

 

和也は智の歌う声が好きだった。どこまでも澄んでいて・・・“響く”というよりも…そう。沁みわたっていくような感覚だ。

 

 

水だ。と思った。

 

それが時に優しく 時に艶めかしく鼓膜をくすぐり、頸動脈を這う。

 

そうして自分の鼓動が早くなっていることにも気づけないほど 聞き入ってしまうのだった。

 

 

 

 

 

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和也は夢を見る。

 

 

 

永遠と続く合わせ鏡の道を進む。

 

ふいに拓けた視界の眩しさに目を細めると、聞こえる水の音。

 

 

水面に立つ智が 歌っている。。。

 

 

 

その声は水となり 智の足元から静かに湧いていた。

 

 

小さな波紋を残し、水に沈みながら和也は思う。

 

 

 

オレは 青になりたかったの?

 

 

 

 

 

嵐は割といつまでもメンカラがはっきりしないグループだったけれど、正統派イケメンの翔が赤を担当することは多く、

 

 

末っ子気質で気分屋だった潤がグループの個を確立するため 紫を帯び、妖艶でオレ様な路線に舵を切った頃には 、

 

 

雅紀は元気でPeacefulな緑色を担っていた。

 

 

 

和也はと言えば 割と早い段階で黄色を選ぶようになっていたけれど

 

 

 

これはそんな頃のお話です。。。

 

 

 

つづく。