勉強や部活動で忙しい
中1のKちゃんが
ピティナステップに参加しました。
Kちゃんとしては
不本意なところもあったようですが
審査員の先生方からお褒めのコメントを
たくさん頂きましたよ。
もちろん 「S」も! わお~!
参加するだけでもスゴイのにね、
よく頑張りました。
さて今日は長文になりそうです。
Kちゃんが弾いた曲は
ブルクミュラー25の練習曲
「天使の音楽」
(1曲のみ)
“10年ひと昔” ってよく言いますけど
以前は
中学生がブルクミュラーを弾くと
え?中学生で まだブルクミュラーなの?
と言う人も
いらっしゃったように思います。
その頃は
ピアノ指導者のセミナーや情報誌でも
↓
小学校高学年ななると
通塾を理由にピアノを辞める子が多い。
それまでに
インヴェンション(中級)に到達するよう
初級教材(ブルクミュラーなど)を
なるべく早く終わらせよう
という意見が(記事)ありました。
私の知人(ピアノ教師)も
↓
ブルクミュラーは
アラベスクとかバラードとか
数曲だけ(生徒に)やらせて終了。
でないと、教本が進まないから。
と、言っていました。
生徒さんの気持ちより
指導者側の気持ちを優先している
印象を受けました。
今も昔も
いろいろな考えがあって
当然と言えば当然ですけど
私としては
先を急ぐレッスンって
あまり楽しくないと思いますし
私は積み重ねを面白いと感じているので
このような意見は
正直、心に響きませんでした。
でも今は😊
世の中というか考えかたが
変わってきたのか?
それとも私のまわりにたまたま
似た考えの先生が集まっただけなのか?
最近 “私の” まわりの先生たちは
↓
今の子は忙しいからね~
教本が進まなくて
中学生になっても
ブルクミュラーやってる子は
普通にたくさんいるよ 😊
25曲もあるから全部やるの大変だけど
どれもイイ曲ばかりだから
省くことができない。
で、全部やるから
結局小学生のうちに終わらなくて
中学生になっても弾くよね 😊
という先生が多く、嬉しいです。
私も先を急がないレッスンを
していきたいと、改めて思います。
それから以前にも書いたのですが
小学校低学年でブルクミュラーを弾く
読譜力の高い子もいます😊
ただ
よほど知識が豊富だったり
よほど想像力が豊かであれば
別ですけど
一般的に低学年さんが
ブルクミュラーの楽曲の
時代背景や内容を理解するのって
難しい と思うんですよね。
それでも何かしら理解してほしくて
こちらは色々話したりするんですけど、
これが可能になるのが中学生なんです!
譜面通りに指を動かすだけではない
深みのある演奏ができるようになります
Kちゃんのように!
中学生が弾くブルクミュラー
私は大好きです🧡
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「ブルクミュラーを習いにきていた
ピアノの先生」
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