部活動の練習が本格的になってから
疲れたようすで
レッスンに来るようになった
Dくん。
先週もそんな感じでした。
中学生になったので
発表会の参加は自由 ⬅ 私の教室
レッスンに来るだけでも
すごいことだもの!
参加したくないようなら
無理に勧めるのは
やめようと思っていたんですが
私が発表会の練習再開の話を
始めたとたん
目をぱっちり見開いて
いきなり背中をピンと起こした。
びっくりしたー
演奏する予定の
「ともだちモーツァルト」
最後まで弾いてくれました。
おおお~!感動!
本番まで無理せず
やれる範囲で頑張っていこうね。
で早速、ここの部分なんですけれど。
Dくん両手では弾けたのに
左手だけ弾いてもらったら
あまり弾けていませんでした。
右手が主旋律(メロディー)だと
左手ってどうしても
「おまけ的」な存在と言うか、
なんな~く右手に
くっついて行ってる感じで
弾いてしまいます。
こういう
「なんとな~く弾けている状態」
というのは、
本番で緊張したときに
頭が真っ白になって
弾けなくなる場合が多いです
ブルクミュラーでもお伝えしてきましたが
和音は3人の人が歌っている
(この曲の場合は4人になるときもある)
と考えましょう。
和音で弾く練習ばかりでなく、
声部ごとに弾いて、
(上だけ、下だけ、中だけ、など)
それぞれの声部が
どういう動きをしているか?
それによって、どんな色(響き)が
作られているのか?
何度か確認して
頭にいれることが大事。
「左手だけ」の精度を高めよう
余談ですけれど
この曲を作曲家した
湯山昭さんの娘さんは
TBS「新・情報7daysニュースキャスター」
に出演されている
湯山玲子さんです。