Q:ダメだと分かっているのに

(母様が)ブチ切れてしまいます②

 

A:前回、ブチキレ△
ブレる✖のお話をしましたが…

そんなことを言っても
感情的になるのは
人の常…
ましてやお母様方は
ホルモンバランスの波なども
手伝って
なかなか難しい場面も
多々あられると思います。

今回は感情コントロールの
一つの方法をご紹介いたします。

準備は全くいりません。

日々の中で
後方上空1mに
ドローンが常にいて
24時間世界生中継
されてると考えるだけです。

仕事をし、買い物に出て
キッチンに立ち、洗濯を干し
ご近所さんと話し
役員の務めをこなし
子どもを迎え、旦那様を支え…
 
全世界の人が
あなたの行動(ママっぷり)を
眺めています。

で…
今のその動きはカッコよかったですか?
お子に話すその顔はいかがでしょう。
サマになってますか?

そう考えてみてください。
おのずと一挙一動が変わってきます。

行き詰まられた方の
カウンセリングの中で
いろいろな出来ない理由を
お聞きしてきましたが
総括すれば
母を全面的になさるから
しんどくなってるケースが大半
です。

24時間いっぱいいっぱいまで
母をやってるから逃げようがない…
 
ここは
「母役」を演ずる「女優」
になってみてください。

そうすることで
自分との距離が置けて
自分を振り返ったり評価しなおしたりが
客観的かつ自然にできるようになります。

さまざまなドラマの中の
「母親役」の動きを意識して
いただくのもとても良いですね。
 
同時に1日の終わりに
自分を振り返る時間が重要です。
ここでは
「よかった演技」を思い出すよう
努めてください。
自己否定は何も生みだしません。
 
そうしてご自分を励まして
進んでいくと摩擦もぐっと減り
自己嫌悪が減っていきます。

もちろんこれを
バカバカしいとお考えの方は
それで結構です。

この期に及んで
子どもより
自分のラクさ優先
快楽追求な
性根からブサイク
になってしまってるような方には
目指すものとのギャップが
大きすぎて負担に耐えられない
と思います。

ずっと言い続けていますが
中学受験は「母親の受験」
です。
お母様のキャパシティ
=度量が結果をほぼ決めて
しまいます。

15歳までは
余程でなければ親を超えられません。
つまりひねくれたサボり人間から
素直で賢い子は決して出てきません。
 
だらしない親の子は
最初から負け戦なのです。

そのためにも我欲や
どなたかとの確執を
持ち込んではなりません。

いつも言う
「受験をしていただくのだけはダメ」
というヤツです。
どんな結果であれ
親子関係がいい方向には向きません。

いかにわが子の能力を正確に把握
伸ばしていくか…
そこに心血を注いでいただきたい
と思っています。

よろしくお願いいたします。