Q:ルーズリーフを使いたがります。

 
 
A:ある程度の年齢になると
ルーズリーフにはまる時期があります。
親御さんがお勧めのケースも結構ありますね。

書くときに邪魔にならず
自由に入れ替え調節が効き
インデックスを使えば持ち歩きは1冊でOK…
いいことづくめに見えるのですが…

実はあまりいい結果にならないことが
多いのです…特にオトコの子の場合…
 
理由は「散逸」です。

リーフを使い慣れてくると
ファイルにあとでまとめて綴じよう
という動きが必ず出てきます。

それまでは袋に入れたり
ファイルのポケットに挟んだり…
まずそこで「落っことす」ことが…
次は綴じてから起こります。
 
実はリーフは
「整理して別ファイルに保存」
が本来の使い方…

ノートのように糊付けされていない
紙切れ一枚にそこまでの強度はありません。

激しい開け閉めには
耐えられないです。

しかしノートのページと同じように
激しく開かれ
しかもファイル本体は
ノートよりはるかに重い…
当然、耐え切れずちぎれてきます。

ノートがちぎれれば
「バリ」が残りますから
わかりますが
リーフがちぎれると
ファイルから跡形もなく
消え去ることが大半…

かくして
かなーりたってから「ないっ!」と
なることが結構あります。
(もちろんなくなったことに
気付かないことも多々…
それはそれで幸せかもしれませんがw)

ノートは記憶の補助手段であり
振り返り、弱点強化のベースです。

ほんとうは
「最初は必要事項が読めればよくて」
「どんどん書き足すべきもの
=自分仕様の参考書」に
なるべきですから
強度は欲しいところです。

もし「どっちでもいいな~」と
思っておられるのでしたら
普通のノートをお勧めいたします。

ただ「リーフが使いたい!」と
仰ってるのでしたら
それを曲げてノートにさせて
わざわざモチベーションを
下げることもありません。

今頑張れる環境を
優先してあげてください。

よろしくお願いいたします。
 
 

これからの暑い夏も踏まえて

どうか息の長いご支援をお願いいたします。

 

 

なお、10000円以上の義援金をおさめられた方は
その領収等にあたるもののお写真をお送りください。
電話等によるご面談(4400円/1時間)を1回

無料にてお受けいたします。