Q:難問集(間違った問題をまとめたノート)を

作るようです①

 
A:週例テストや実力テストの
間違った問題と解答を
ノートに貼ったものを
「弱点集」「難問集」と呼びます。

難問集は
「最優先学習部分」がまとまっていて
「そこさえやれば道は確実に開ける」
ことになりますから
学習効率は非常に上がります。

各塾の先生方も
こぞってお勧めになるぐらい
効果てきめんですから
ぜひ!と思いますが…
作成にあたって
いくつかの注意すべき点
あります。
 
 

まず一番大事なこと…
これは
作成は絶対に
本人には
やらせないで
いただきたい
ということです。 

これは絶対に
ご家族の作業でお願いします。
ご本人にさせるくらいなら
やらない方がむしろいい
かもしれません。

理由は
「作成しただけで
やった感たっぷりになるから」
です。
 
切って貼るのは
特に大脳全力の必要な
作業ではありませんから簡単です。
ただ物理的に
非常に時間がかかります。
 
だからこの作業を
終えた段階で
すごく満足感も得られます…
たとえ何ひとつ
アタマに入ってなかったとしても…
 

実際に教室でも
「自分で作った難問集」
を自慢げに見せてくる子は
結局美しいままの
難問集を太らせていくだけ
うまくいったためしがありません。 

だからご家族が
空き時間にささっと
貼ってあげてほしいのです。

貼るのは
丁寧である必要はありません。
脱落しなければいい…のレベルです。
切り抜きも文字や図が
欠損さえしてなければ
それで充分です。
 
とあるお母様は両面テープや
テープのりで3点留めぐらいでした。
とにかく
「早く」「負担は小さく」「続ける」
のが大事です。

貼り始める(振り返る)のは
どこからやればいいですかとの
ご質問をよく受けますが
まずは小6になってからの分…
追って小5の時のができれば完璧です。

最初から小3まで
さかのぼっちゃったりすると
全くやる気の起きない
すさまじい量になります。

さらにそれが
3~4教科分になることを
お忘れなく…
高すぎる理想ではなく
現実感のある選択
でお願いいたします。

難問集のお話
次回に続けます。
よろしくお願いいたします。
 
 
 

これからの暑い夏も踏まえて

どうか息の長いご支援をお願いいたします。

 

 

なお、10000円以上の義援金をおさめられた方は
その領収等にあたるもののお写真をお送りください。
電話等によるご面談(4400円/1時間)を1回

無料にてお受けいたします。