Q:褒めて育てなきゃと思うのですが

うまくいきません。

 
 
A:褒めて育てる…
いつ頃からか言われ始め
またたく間に
ダメ母、ダメガキの熱狂的支持
を得て、今や
叱るのは人間失格
かのようにすら言われていますが…
 
 
私は
正直
脳が壊れてる
のかと思っています。
 

どこかの組織が
国家転覆のために
仕掛けた計略
かと思うくらいです。
 
一つの例として
トップクラスのアスリート
トップクラスの音楽家
棋士、子役、バレリーナ…
ある意味の
「勝負」を
使命としてきた子
たちで
「褒めて育てられてきました~」
っていますか?

各国の軍、自衛隊、警察、消防…
訓練は「褒めて育てて温かい」ですか?
 

「泣きながらやってきた」と
いうお話のほうが
圧倒的なはずです。
 

ごくまれに
「叱られたことがない」という
トッププレイヤーがいますが
真の天才で
叱られるまでもなくデキた…
という方々です。
 

で、受験を振り返っていただきたい…
「みんな一緒に仲良く~」な
世界でしょうか?
 
明らかな「勝負事」だとは
思いませんか?

そんなところに
「褒めて育ててきました~」
って…場違いです。

よほどの天才でもない限り
最初から勝てるわけがない。
 

だから
「褒めて育てるのがうまくデキない」
に対しての解は
ヤスモノのカウンセリングの
常套句ではないですが
「それでいいんです!」 
 
ダメなことはビシッと指摘して
次々直していくべきです。

親御さん方の誤解の一つは
「認める」と「野放す」
混同
 
もう一つは「褒める」の反対は
「叱る」だと思っておられること。

「出来ることを認める」ことと
「必要条件を出来ないままに野放す」こと
は同じではありません。

もちろん褒めることは
人格形成に対して
悪いことではありません。

しかしそれはあくまでも
「最低限の人間としての基礎」
維持した上でのことであり
何か誇れるものを身につけた上での
「自己肯定感の追加」としてのことです。

何ひとつマトモに
取り組めないグズ
を無責任に褒めちゃダメ
で、ヒトとしての道を
はずした子供に
徹底した指導、矯正を
するのは親の最優先の役目
です。

そこで親が率先して
「誰にだって
間違いはあります!」
なんて言ってるようじゃ
ロクな子にはなりません
「でした」。
 
それこそ
成れの果てのスガタを
たくさんたくさん
見てきましたから。
 

褒めて育てるの発生源
「厳しく育てた子が
反発して不良になった」
という誤解からですが
 
細かく確かめていくと
必ずしも厳しいからではなく
親の対応が
「気分次第で理不尽」
であったことに
ほぼ行きつきます。
 
これは今の「褒めて育ててる」組
にも同じように起きています。

褒めると叱るは
完全に両立できます。

正誤を明快かつ厳密に運用すれば
褒めると叱るは
近いところにあるのが正しい姿です。

「褒めて育てる」の
熱狂的偏執的信奉者
見ていると
「実は叱るという
嫌な仕事を
避けてるだけの
無責任で
だらしない
弱虫親」にしか見えません。

迷いなく、正しいことは
自信をもって
「意見して=叱って」
あげてくださいませ。

よろしくお願いいたします。
 
 

これからの暑い夏も踏まえて

どうか息の長いご支援をお願いいたします。

 

 

なお、10000円以上の義援金をおさめられた方は
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