ちょっと長く語らせてください。

 

関西の入試は

大半が発表含め

終わりました。

 

各塾の受験学年には

担任、チューターなどがおり

お世話係もいます。

指導生徒の受験校を

把握してないわけがないです。

 

 

今年もまた

いつも激遅いと評判だった

新幹線がめちゃ早くて

それに対抗するシャチは
アプリにして妙に

隠してる感じです

他の大手塾の多くが

未だに速報を出していません。

「確認」に何日かかってんだか…

 

灘中に至っては

合格者数をいち早く出すのが

いつもいつも
関東の早稲田アカデミー

サピックスというwww

 

 

なぜでしょうか。

 

 

これは「選択者」たる

5年、4年のお母様方が

しっかりして

いないからです。

 

 

塾選びの本質は

わが子にとってどうか

だと思っています。

そういう意味での合う合わない

ものすごく重要です。

 

他人にとってとっても良くても

わが子には違うかもしれない…

 

それを見極めてくださるのが

親御さんのお仕事です。

 

 

でも…

多くのお母様(ほぼお母様です)は

で選んでしまわれる…

 

合格者が多いのは

受験生が多いから…

 

そんな基礎的なことも

吹っ飛んでしまわれて

39人受けさせて28人合格させた塾より

149人ぶつけて47人合格させた塾

47人合格

と認識、評価される…

 

 

だから…大手塾はこぞって

実績をすぐに出さないのです。

 

もし先に出して…

より多い数字

後から出されたら

お母様方は食いつきます…

数字の多い方へ…

 

アト出しなら

どうとでも細工

できます。

 

それを避けたいがための

牛歩戦術です。

 

 

「だって合格者数なんだから

操作なんかできないでしょ!」

よく仰います。

 

 

個人情報保護法ってご存知ですか?

 

昔々の浜学園などは各教室に

合格者全氏名が掲示されていました。

 

もちろんお嫌と仰る方も

当時からいらっしゃいましたが

伏してお願いして掲示

していました。

それが「数字の信頼性」

他ならなかったからです。

 

 

しかし

個人情報保護法の施行に伴って

氏名掲示は不可能になり

合格体験記も基本的に

イニシャル表示になりました。

 

 

こうなった時に…

今読んでる体験記の

G.Sくんが実在するかどうかを

確かめる方法は

たまたま知人ででもない限りありません。

 

 

だから実績なんて

どうとでも出来る

ように

なったのです。

 

 

私の知りうる限り

関西大手の中学受験塾のうち

少なくとも2つは

いくつかの学校の合格者数を

明らかに水増ししています。

 

 

カンタンな例をあげてみましょう。

 

甲陽学院中学…

西宮の超名門男子校ですが

どれだけ欠員が出ても

繰り上げを絶対に出さない

ので有名です。

 

昨年の合格者数221名

 

関西の大手塾(10月1日現在の

所属生を実績として挙げるという

紳士協定に従っている塾)

の発表合格者数の総計は

247名

でした。

26名って何なんでしょう。

 

今年の合格者数220名

さて…

大手塾の合格者数を足したら

いくらになるんでしょうね。

 

数字なんて

所詮そんなもの

なのです。

 

 

 

大阪駅前チャンスセンターが

宝くじ1等が多いのは

それだけたくさんのはずれくじを

出してるから…

わが子がハズレクジにされないと

どうして思えるのですか?

 

しかもかかってるのは

お子の人生です。

 

お金ならスッてもまた稼げば

いいですが…

お子の人生脱線させたら

どうなさるのですか?

 

名だたる猟奇犯罪犯

受験失敗組が

圧倒的なのを

知ってやってますか?

 

ひきこもった部屋で

バットで殴られたり

包丁で刺されたり

ならまだマシで

よその人を殺めてからでは

もう遅いんです。

 

 

お子を託すのに

数字ではなく

講師の熱意と

子どもを逃がさない

システムに注目して

選んでください。

 

どうか賢い選択者

あってくださいませ。